2020年年末に、でっかいキラの波に乗ってきました

 12月の2週目というとクリスマス前になるんだけど、そこでサイクロンスウェルが入ってきたら、その年の夏のシーズンは当たり年になる。

ってのが僕の経験上ではじき出されたゴールドコーストでの波予想である。

そんなことを会う人ごとに話しまくってたら本当にやってきたのだ。


時は12月〇日。トロピカルサイクロンほどの勢力はないものの、オーストラリアの気象庁のカテゴリーによると「1」と出ていたので、一応トロピカルサイクロンだった。

発生したのはバヌアツ辺りで、それから南下してきてクィーンズランド州の沖合をなぞるように通ったのち東の海上に消えて行った。

それがもたらした波はめちゃくちゃでっかくて、かなりエキサイトしてしまった。

忘れられないのはKirraポイントで乗ったあの1本だ。

サイクロンウィークとは僕が勝手にそう呼んでいる、サイクロンスウェルが入り始めてから波が無くなるまでの期間。

そのKirraポイントででっかい波に乗ったのはサイクロンウィークの確か5日目くらいだった。

海のコンディションは漁師的に言えば「大しけ」だった。

風の強さは25ノット。風速40メートル以上に加えて断続的に大雨が降っていた。

確かに大しけだったし、さすがのゴールドコーストのローカルサーファーたちもほとんど入ってきてなかった。

だから海の中は怖いくらい人が入ってなかった。

まぁ僕はたぶんみんなも知ってる通り、頭のネジが数本無くなってるので、躊躇とか迷うとかないんだよね。

特に波がデカい日には。

僕はパドルアウトした。

スナッパーロックスの岩の脇から入って行って、グリマン方向に押されるように流されながらなんとかアウトに出れた。

そして数本の波に乗ったらあっという間にKirraポイントに流されてしまってた。

そこまでかかった時間はほんの15分くらいだっから、自然の驚異(風や潮の流れの強さ)を思い知らされた感じだった。

さてそこでKirraポイントに不本意な形で到着してしまったのだ。

本当はグリマンで軽く乗ってすぐにでも上がるつもりだったんだよね。

だって波がダブル位あったし、人がほとんど入ってなかったから怖かったし。

でも海の神様はぼくにチャンスを与えてくれたよね。

なんとドピークにいた僕にチャンスをくれたのだ。


その時のことを撮った動画がこちら






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