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イタリアdeサーフィン 〜チヴィタヴェッキア〜

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ローマから西北西に約60km行った所にチヴィタヴェッキアとゆう街がある。 大きな港がありそのとなりのビーチが外に向かって開いているので、ここはウネリを受けると予想している。 前回のブログ のサンタマリネッラから約10km北上して、マランゴーネ川を渡った先がチヴィアヴェッキアだ。 電車だとテルミニ駅からチヴィタヴェッキア駅までFL5を使い1時間17分で到着する。 この町を拠点にして北へミナミへと風を見て波に任せた移動をすれば、いい感じでサーフトリップしやすいのではないかなと思う。 イタリア西海岸に沿って行くと、このチヴィタヴェッキアから北のフィレンツェ空港から約100kmのところにフォルテ デ マルミがあって、反対の南の方に下るとナポリやシチリアなんかがある。 風は北から吹いて来るからあまり南の方は期待出来なさそうな気がするけど。 チヴィタヴェッキアは地中海クルーズの大きな船が停泊するマリーナがあり、その出発地点となっている。 ビーチの前には広い駐車場もあって夏のシーズンには賑やかになるスポットなのだろうと思われる。 しかしここは主要な観光ガイドブックにはあまり出てこないから、静かでのんびり出来るところなのかもしれない。 初めて横断した日本人 今が2015年だからちょうど400年前の出来事だ。1615年に支倉常長を副使とする慶長遣欧使節団がチヴィタヴェッキアから上陸しローマに向かっている。 初めて太平洋、大西洋を横断した日本人である。 チヴィタヴェッキアは日本の仙台市ととても強い繋がりがある街らしい。 日本聖殉教者教会( CHIESA DEI SANTI MARTIRI GIAPPONESI) にはカトリック美術家の長谷川路可が手掛けた壁画があり、そこに描かれてるキリストは和服を着ているとゆう。 ここは波乗りをしなくても行ってみてもいいかな。 イタリアは調べれば調べるほど色々出てくる国だな。そんなことよりも波はどうなんだろう? 果たしていい波はあるのだろうか? ちなみに今日のバンザイビーチはこれである。

【豪州での子育て】もう嫌だ!!娘のトイレトレーニングで先に根を上げたのはぼくだった。父を泣せたトイレトレーニング。

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トイレトレーニングは大変だ 3歳2ヶ月目の長女のリオは、ただいまトイレトレーニング中だ。 年齢的に遅いのか早いのかは分からないが、奥さんの主導でうちののんびりしたペースで行っている。 そして今の所は、まぁ順調だと思う。 しかし娘はまだ本当にトレーニング中なので、急いでトイレに向かわなきゃいけない時が多い。 残念ながら間に合わないこともよくあって、その度に着替えをさせて、床を磨いて、彼女の健闘をなんとか精一杯讃えるとゆう一連の大作業をしょっちゅうやらないといけない。 ぼくが冗談半分、本気半分でよく言うのが、 「ほら、こうやって子供達が壊したり、汚したりするからうちには高価な物を置きたくないんだよ。ソファーも子供らが10歳近くになるまで新しいの買わないからね」とか言ったりする。 子供達が小さいうちは、家の中が荒れ放題の動物園状態になるのは、なかなか避けられないようだ。 半泣きで立っていたリオ 普段はパンツを履いてて、昼寝と夜寝る時はオムツに変えるようにしているリオ。 そしてついにぼくは、今夜の出来事で泣きそうになってしまった。 家族が寝静まってる頃に、家に帰って来てシャワーを浴びていた時のこと。 なんかドアの向こうでバタバタと足音が聞こえたのだが、娘が起きちゃったかな?ってくらいであまり気にしなかった。 しばらくしてシャワーを終えて外へ出ると、リオがズボンとパンツを脱いで半泣きで立っていたのだ。そして奥さんはタオルを抱えて少しバタバタと駆け回ってていた。 (あらぁオシッコ出ちゃったのか。。。) と思ったが大げさにリアクションしてリオを傷つけちゃいけないと思い、なるべく平静を装い静かに奥さんに状況を聞いた。 「リオが寝る前にオムツに変えるのを私が忘れてたのよ」 ってことはベッドか?ベッドがやられちゃったのか??今から引っ張がさなきゃいけないのか? ぼくの心の中はおしっこの現場を見つけるまでドキドキだった。 自分で起きてトイレに行く そしてぼくが泣きそうになった理由がここにある。 ぼくがシャワーを浴びてる間に、リオは自分で起きてトイレに行こうとしたが、寝ぼけてて間に

波乗り〜5月下旬のマーメイドビーチ~

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クリーンなオーシャンバンク ぼくにとって波チェックは日課とゆうか、自然な流れ。 部屋の電気が付きっぱなしなら消すみたいに、風が弱かったら海を見に行かなきゃみたいな。 今朝も次女のマリを抱っこしながらオーシャンバンクを見に行ってみると、スーパークリーンな波が割れていた。 あんまり期待してなかったのでビックリ! 「ほっほーこんな事ってあるんやなぁ」 ぼくの頭はささっと波乗りモードに切り替わり、抱っこしていた娘とサーフボードを交換しに家に戻った。 感謝が湧き出るこの距離感 これも海のそばに住んでるからこそできる技。 ビーチまで車の距離だったらこんなに散歩がてらの波チェックなんか出来ないから、フラストレーションが溜まる生活になってたと思うと全てに感謝の気持ちでいっぱいになる。 とゆうかいい波があるとなんでか素直な気持ちになるなぁ。 心地いい混雑 水温は22度となってたけど、シーガルで入った。ちょっとビビったけどまだまだいけそう。 波もムネカタのファンファンウェーブで、大げさに言うとスナッパー並みの混雑(それでも15人位)。 でも今日のぼくにはとても心地よい環境だった。だって昨日の夕方にここから少し離れたカランビンビーチで、ローカルキッズがシャークに遭遇したとゆうのを聞いてたから、ちょっと怖かったんだ。 短時間でパパッと乗って上がったけど大満足! チューブインも綺麗に出来たし、自分なりのいいカットバックも成功して大自己満足!!! こんなにいい環境で生活出来るなら、他に望むものは何もないなぁ。

殴られて喜ぶ変な奴。

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ボクシングジムでの事。 ぼくが通ってるゴールドコーストの名門ボクシングジム Matrix boxing gymの Novice class(見習いファイタークラス)にはいつもたくさんの血の気の多い若者で賑わっている。 プロファイターを目指す者から、サーファー、地元のラグビープレーヤーや悪そうな奴まで様々だ。 そのみんなの共通点は「殴り合うの大好き」なのだと思う。   ある日のトレーニングの時。 コンタクト有りのパートナーワークで組んだ相手はぼくよりも背が高く、10キロは重いだろうと思われるザックとゆう男。 彼はこのジムに入ってきてそんなに経ってないが、もうすでになかなかのアグレッシブなボクシングをする奴だ。 いつもペンキのついた半ズボンを履いて来てるところを見ると、現場系の仕事をしてるのだと思う。 一日現場仕事をして、その後ジムに来るなんてなんてよっぽど力が有り余ってるんだろうなと感心する。 だいたいこの街で生活してて仕事が終わったら、普通ならそのままパブに行ってビールで一日終了するのが一般的なオージーなのに。 それをしないでジムに来るなんてよっぽど好きなんだろうな。 さてそんな彼とパートナーを組んだトレーニング。 その日はジャブのみのスパーリングだった。 ラウンドごとにクリスコーチから指示が入り、それに合わせて動きを変えていく。 例えば片方が好きなだけ打ち続けて、もう一方が両手を下げて避けるのみとか、左だけで打ち合うとかいった練習メニューであった。 相手は自分より背が高くリーチがはるかに長いので、ぼくは完全に不利だったが、相手は初心者のようなもの。 血の気があってパワフルだが、大振りなパンチはこっちからするとちょっと余裕な相手。 まぁ練習なのでたまに食らってあげながらも最近の自分のテーマである「蝶のように舞い、キョウチョウの様に逃げ回る」とゆう作戦に出た。 だって食らったら痛いから逃げるしかないでしょ(笑) だが相手は違った。ぼくのジャブがまともに当たると「おぉいいぞその調子で来い!」って感じで嬉しそうに言って来る。 でもこっちは「あ、ゴメン!まともに入りすぎたね!」って言ってしまうんだ。 するとザックは「これがいいんだよ!もっともっと打たれ

イタリアdeサーフィン 〜テルミニ駅からS・マリネッラ駅〜

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前回の話 サンタ・マリネッラはローマの中心地から車で約45分のところにある。 そこにはバンザイビーチとゆうところがあって、サンタ・マリネッラのメインのサーフスポットのようだ。 ローマの中心からレンタカーを飛ばして行くには、アウレリア街道を北上してドピュンで行けるが、電車で行く方が安全で迷うことなく行けるだろう。 ローマにはローマテルミニ駅とゆうイタリア最大の駅があり、ここから近郊鉄道のFL5とゆう路線を使うことになる。 料金は片道4.6ユーロ、約1時間でサンタ・マリネッラ駅まで行ける。   surf forecast とゆうサイトで波チェックしているが最近のバンザイビーチは0.3~0.1mと出ている。今のところは全然波がない。 ところで日本で開催された Green room はとても盛り上がったみたいだが、そこでイタリーサーフムービー「Bella Vita」が紹介されたようだ。 これは2014年に公開されたムービーで、日本でも6月に公開される予定だ。 たまたま何かの縁でイタリアのサーフィンについて調べるようになったぼくもこの、「ベラヴィータ」をぜひ観たいなぁと思い、ネットで買ってみる方法を探していた所だ。 未だにネット配信で映画を買う仕組みがどうにも理解できないぼくは、いつもこんな感じでスタックしてしまうんだけど、なんか悲しくなってくるよ(笑) デジタルの時代になってからややこしくなったよなぁ。 ちなみにサンタマリネッラが盛り上がってる映像がこれだ。 この動画を見れば、バンザイビーチに行きたくなる。 やはりサーフトリップで大事なのは波の次にロケーションだろう。 ただ単に波に乗ってりゃ嬉しいわけじゃないのはぼくだけじゃないはず。 そしてここのロケーションで見つけた魅力の一つが、沖を前に見て左側に立つ古いお城だ。 岸壁の上に中世の立派なお城が立っていて、それがぼくの興味をそそっている。 これはオデスカルキ城といって中世で栄えたローマの貴族の城なのだ。 トムクルーズが挙式をしたことでも知られてる「オデスカルキ城」はまた別の場所のもの。 でもここもそこに負けず劣らず素敵なところな気がするので、波が無くても行ってみたいところだなぁと思わさせてくれ

VIPにラーメン出していいの?! ~これはジャパニーズモダンオーストラリア料理と言えるのか?~

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VIPにラーメンですか 先日の事、ゴールドコーストにも支店を持つ、業界最大手の旅行会社のみなさんがディナーでレジェンズホテルにやってきた。 ホテルの決まりで、ゲストについての詳しい情報は従業員に流れてこないようになってるのだが、今回はゴールドコースト市とマントラグループが観光のプロモーションをするとゆう感じだったと思う。 実際、ゴールドコーストの偉い人たちがいっぱい来てたのが見えたし、ホテル側も上の人たちがオーガナイズに当たってた。なので当然マントラグループからするとVIP扱いとなる。 VIPの料理は基本的にヘッドシェフが手掛けるので、ぼくのような下っ端の出番は「冷蔵庫まで走って野菜を取りに行く」なぐらいのもんである。 しかし今回は日本からのゲストとゆう事で、ぼくが抜擢された。 そしてそのVIPに出す料理は「ラーメン」。。。 器はちょっとファンシーな感じでやってみた オーストラリア料理のラーメン 出たでこれ。前回の浦和レッズで出したラーメンが好評で、初めてやってみた会社側も「これはイケる」と思ったのであろう。 日本人からすると「ホテルでラーメンはないわ」だけど、なんせここはオーストラリア。 いろんな国の料理が混ざり合って「オーストラリア料理」が出来上がっているので、ラーメンが日本ではB級グルメ扱いされていても、ここでは「そんなの関係ねぇ~」で、ゲストが喜ぶんだからやりましょう!なのだ。 本社もご満悦 そしてふたを開けてみると、大成功! 旅行会社側のゲストはほぼ女性でしかもお若い。 オーガナイザーから「今夜は日本人シェフによるラーメンもご用意しております。」と声がかかると「キャー!ワー!」と拍手喝采で、日本語が分からないホテルの上の人達もその姿を見てご満悦。 何度も言うがぼくは本当に下っ端のシェフなので、会社の中では誰もぼくの事を知らない。が、今回はどうゆうわけか、本社からも人が来ていて紹介してもらえることになった。 スーシェフやシェフdeパーティーを差し置いてのことだったので、 「ええんかいな?ええんかいな?」と戸惑いつつも、 名前を憶えててもらうチャンスをものにした。 だから何?ってなるかも知れないが、ゴールドコーストにバックグラウン

イタリア de サーフィン 〜サンタ・マリネッラ〜

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ローマから電車で1時間足らずの所にサンタ・マリネッラとゆう町がある。 イタリアのウェストコーストに位置するサンタ・マリネッラは、リーフブレイクがあるサーフスポットとしても有名。 らしいのだが、イタリアでサーフィン出来るとこがあるなんて、今まで思っても見なかったな。。 他にもサンタ・セヴェラ、ロシェッテ、アンツィオなどなど、ローマの近くだけでもこれだけ出てきた。 イタリア全土で見るともっともっと出てくる。 全部を上げるとややこしいので今回はローマから一番近い、サンタ・マリネッラを中心にイタリアのサーフィンについて調べて行こうと思う。 まずはサーフィンをしてる人を探そうとゆうことで見つけたのが、レッドブルのチームライダーの レオナルド・フィオラヴァンチ。 Red Bull © Erik Aeder/Red Bull Content Pool そう言えば彼の記事はサーフィンニュースで見たことはあったが、気にした事がなかったな。ローマ出身だったのね。 彼はイタリアのプロサーファーで、現在はパイプで怪我をした後の療養を終えて、波乗りに戻ったばかり。 サーフショップはどこにあるのか? そこにはどんな波があるのか? 疑問が次々に出て来るが少しずつ少しずつ調べて行こう。 数少ない情報によると、波があるのは夏以外。 ってこれからフラットになる時期だ。 残念。 でもどんなロケーションでどんな波が立つのだろう?? イタリアの波情報サイトにサーフカメラが付いてるところがあった。 イタリア語がまだ全然読めないから、なんとか手探りで見つけてきた。 ちなみにこれは5月20日のサンタ・マリネッラの様子だ。 よーく見ると小さい波が割れてる様に見えなくもない。 ティレニア海でサーフィンか。 なんかカッコいいな。 知らない土地の数少ない波情報を探すのってなんでこんなにワクワクするんだろう。 とゆうことでこの「イタリアdeサーフィン」は新しい情報が見つかり次第アップしていくつもりなのでこうご期待!!

ぼくはサーフィンへ、彼はオーストラリアへ

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iPhoneよりもデジカメ 今日からブログに使う写真は、デジカメで撮ることにした。 コンピューターに取り込んでからアップデートまで時間が掛かるけど、iPhoneよりもデジカメの方が画像が綺麗な気がするから変えることにした。 とゆう事でさっそく家の前の波チェック。 昨日の夕方から少しサイズが下がってるけど、ファンウェーブだ。 クリーンなコンディションでセットはムネカタくらいある。 色んな人、色んな人生 あのまま寒くなるのかなぁと思ってたけど何とか持ちこたえてる感じで、気温はまだまだ23℃くらいあるからシーガルで十分だ。 この国には本当に色んな人がいる。 近所に住んでるスコッティーは見た感じまだ30代のおにぃさん。オージーだ。 家の前に賃貸募集の看板が出たからどこの部屋が空くのかなぁと思ってたら、彼が出ていくことになったみたい。 毎日仕事に行ってるし、落ち着いた生活をしてる彼だから、ずっとここに住むもんだと勝手に思ってたからびっくりした。 冒険の人生 どこに引っ越すのか聞いたらなんと「オーストラリア中を旅するよ、なんか生活を変えたくてね。その先々で仕事があれば働こうかなとも思ってるんだ。だからこの部屋は賃貸で貸し出すことにしたよ」とゆうからびっくり。 ぼくの感覚からするとまだリタイアの年齢でもなさそうなのに、そんな冒険のような人生を選ぶなんてオージーって凄いなと思った。 日本だったら変な人扱いされちゃうよね。 安定の毎日を選ぶ そういえば2か月前に引っ越ししていった別の若い夫婦(推定20代後半)も突然引っ越していった。行先は「ベトナム」だった。 「とりあえず向こうに行ってみて気に入ったらしばらく住んでみるんだ。そうじゃなければ色々旅してみるよ」そう言って出て行った。 まるで近くのバイロンベイに行ってみるかのような感覚なのかなと思えた。 この国は本当に色んな人がいる。ぼくもその中の一人だけど、やっぱり日本人らしく普通の安定した毎日を選んじゃうかぁぼくは。 だから今日も仕事前にサーフィン。行ってくるぜ!

少し戻ってきたバンク

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今日はなんだか暖かい朝で始まった。 気温が変化したとゆう事は、風が変わったのだろう、海のコンディションも昨日とは違うはず。 そう思いながらダッシュで波チェックへ。ぼくが住んでるユニットにはサーファーが何人かいるのだが、ぼくも含めてみんなタオルをエントランス前に置いて、海に入る。 今朝もグリーンのタオルが一枚投げ放たれていた。とゆう事はいい波なのだろう。期待でワクワクしてくる。 一瞬でビーチに着いた。 風はほとんど吹いてない。 オーシャンバンクの周りにはすでに10人位波待ちしていた。 コンスタントに入ってくるうねりがどれも綺麗に割れているので、波の取り合いもななさそうだ。 波のサイズもムネカタ位で、しばらく海に入ってなかったぼくにはちょうどいいサイズかな。 ウェットはフルスーツを着ようかと一瞬悩んだけど、空気が生暖かいし、まぁシーガルで大丈夫だろうと判断。 ちなみにCoastal watchによると、水温は23℃だから夏から2℃しか下がっていない。 昨日も近所のストリートに住むルークと、最近のマーメイドビーチのバンクについて話してたが、数週間前のデカ波で、せっかくいい感じで付いてた砂が流れちゃって、最近はずーっとまぁまぁ以下のコンディションとなっている。 ところが入ってみるとクリーンでパワーのある波があった。やはりアウトにはバンクが無いので、ミドルからインサイドのブレイク。 ピークからテイクオフすると、チューブになりそうなくらい巻いてきてエキサイトする波だった。 しばらくすると周りのみんなが上がっちゃってぼくは一人に。その後すぐに海の色が濃くなっていき、海鳥が頭の上をくるくる回り始めたので、邪魔しちゃいけないと思いぼくも上がった。 今日はこのまま潮の満ち引きによってコンディションが変わってきそうな予感。 夕方も出来そうなら、また入ろうかな。 サーフィン ブログランキングへ ボクシング ブログランキングへ

ボクシングから学んだこと。  ~ぼくがぼくであるために~

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さて、不定期ではあるが毎週平日の2日を使って通っているボクシングジムで感じたこと。 「これから毎週金曜日は、スパーリングデーとする。なのでまだそのレベルに達してないものは、リングの下でしっかりとハードトレーニングをするように。」とヘッドコーチのスティーブンから言われたのは先月の事だ。 そして仕事のオフが重なり、ついにその金曜日がやってきた。 たぶんぼくのレベルではスパーリング出来なくはないが、まだまだへなちょこで、相手が上手すぎると見てる方も見てられない、つまらないバトルとなってしまう状態だ。 ぶっちゃっけ怖いってのもあっていつもは積極的にリングに上がることはしないけど、「戦う準備のできてる者は一歩前へ」と言われると、ちょっと迷う。 ってゆうかそこでビビってみんながスパーしてるのを指をくわえて見てるのもなんか悔しいし。グローブしてるからくわえる指は出てないけど(笑) 最近は練習の成果が出てきてボクサーらしいステップも身に付いてきたし、色々なパンチも覚えてきてる。 なので自分の中では 「試合を控えたファイターの相手は出来ないけど、ちょっとした練習生レベルなら胸を貸せるぞ」 的なレベルだと思っていた。 だから今回は自前のヘッドギアを付けて一歩前へ出た。 スティーブンから「お、よういちもやっとやる気になったんやな」ってゆう目を向けられ、 「相手は誰でもええぞ」ってゆうアイコンタクトで返事をした。 で結果からゆうと、こんなにパンチって食らうもんなんだなと再確認できた。さすがボクシングだ。 打たれるとなぜか体が勝手に逃げてしまう。 どうにもこうにもならず、イメトレではばっちりだったカウンターを全く入れれずに、フラフラになってしまった。 でもまぁこっちからも打ったりして、やっぱ相手もそれなりのレベルだから結構当たったりする。 で自分のが綺麗に入った瞬間に「あ、やった!当たったわ。痛かったかな」みたいな事を考えた瞬間、こっちの頭がゴーンって響くの。カウンター食らってるから(笑) 普段の練習では自分の知ってることを他のボクサーにも積極的に教えたりして、ぼくもちょっとはボクサーらしくなってきてるのかなぁなんて思ってたけど、これ完全な勘違い。 年数重ねれてればすごくなっていく

【やめられない症候群】ゴールドコースト発、サーファーなぼくが2年間も!気が付いたら辞めていた。禁酒後に起きた15の事。

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2年間の禁酒生活 2015年5月20日で、丸2年になる。 ぼくは突然の禁酒宣言をして、周りから失笑を買ったのだった。 それまでのぼくは毎日毎晩、少なくともビール一杯は飲むとゆう生活をしていたからだ。 そして休日には酔っ払って、訳が分からなくなるのが当たり前とゆう、いかにもオーストラリアらしい過ごし方で人生を楽しんでいた。 なんであの時に酒を辞めようと思ったのか、正直自分でも分からない。 どうせいつもの「 何か思いついたら行動しなきゃ気が済まない症候群 」が発病したんだと思う。 ただお酒ってゆうものを辞める必要があったのか?と聞かれると、決してYESが正しい答えとは言えないかもしれない。 もちろん自分で考えて行動に移したのだから、後悔はしていない。 しかしお酒を飲まなくなってから失ったものは、とても多いのだ。 もしかしてぼくの様に「酒を辞めちゃおう」なんて考えてる人は、これを読んでから決めても遅くないと思う。 禁酒後に起きた15つの事 社交辞令を社交辞令で終わらせる 「今度飲みに行こうよ」 とゆう大人の約束をする言葉を、今だに使ってしまう。 自分は飲まないくせに(笑) それは先日のこと。 友人と2人で、マーメイドビーチにある人気でちょいオシャレなジャパニーズレストランに行った時のこと。 テーブル席が混んでたのでバーカウンター席に座り、友人は生ビール、そしてぼくがオーダーしたのが「コーラ」。 あの時の友人のショックそうな顔と、目の前に立つバーテンダーの「俺の出番無いやん」的な顔が今でも忘れることが出来ない。 酒のストックが減らない 「ビールも日本酒もワインも、全部倉庫で貯蔵中」 禁酒後もビールやワインを頂く事が何度かあり、その度に倉庫へしまいに行くことになる。 「お客さんが来たら出してあげようね」と奥さんは言ってるが、なかなか減らない。 せっかく買った胃薬が無駄になった 「キャベジンやパンシロンの賞味期限まであとわずか」 日本に帰った時にここぞとばかりに買った胃薬達も、禁酒後からぐっと出番が減ってしまった

【豪州での子育て】現地の保育園に通う3歳の長女。トイレトレーニング真っ最中でおもらし!さて娘のパンツはどこへ消えた?

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3歳になった長女のリオは、現在トイレトレーニングの真っ最中だ。 寝る時以外はオムツを脱いで、パンツで過ごしている。 うちの子は賢いのですぐに慣れて来たが、それこそトイレトレーニングを始めた週なんかは、1日に何回も着替える羽目になり、彼女の服がクローゼットから無くなることもあった。 洗濯の回数も増えて奥さんも大変である。 キンディーに行く時は、昼寝の時用オムツと着替えのパンツと服を数枚をカバンに詰めて持っていく。 ちょっとした小旅行並みの荷物だ。 オーストラリアはどこでも同じなのかな? ここのキンディーではお漏らしで汚れたパンツは、そのままスーパーの袋に詰められて返される。 まぁ先生たちからすれば、子供達のパンツを洗う義務は無いよ〜なのかな? それでもおしっこはなんとか、トイレで出来るようになって来たリオ。 家でもよくダッシュで駆け込む姿を見かけるが、あんなちっちゃい子が無言でダッシュする姿は、なんとも笑えてくる。 可愛くてしょうがない。 特にあの大の方ってゆうのは、稀に大人でもアクシデントを起こすことがあるのだから、トイレを覚えたての3歳児にはまだハードルが高いのだろう。 ぼくも何回か、娘のパンツを洗う辛さを味わっている。 キンディーで、大の方のアクシデントを起こすとどうなるのか? モチロン先生たちがお世話してくれるのだが、その後の処理はとても簡単である。 「パンツはゴミ箱にポイ!」 なのだから(笑) その時はよっぽど酷い状態だったのだろう。 「さすがにあれは置いとかれへんかったわ」と言った先生に対して、反論の言葉はなかった。 ただぼくたち 親からすると、お漏らしの度にパンツがなくなって行くのはたまったもんじゃない。 かと言って先生に「パンツはどんな状態でもちゃんと洗って返してくれ」とか、「アレが付いててもいいんで、カバンに入れといてくれ」も言いにくい。 だって臭いがやばいじゃん(笑) きっと先生たちの業務内容に、「いかなるパンツも洗って親御さんに返すように」と書いてあればやってくれるのだろうけど、きっと個人の力量任せなのだろう。

平凡な毎日 〜 Live your life as a dream〜

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ゴールドコースト。 5月10日 午前6時30分 気温10度。 いつもと変わらない朝。 西から吹いているオフショアがグラッシーなコンディションを作り出している。 波はまだまだ残っていてセットで肩位はある。 オーシャンバンクではもうすでに何人かが波待ちをしていて、それを見るとぼくも早く行かなきゃと心が踊る。 一緒に波チェックに来ているリオは、このヒンヤリした寒さにびっくりしてビーチを歩こうとしない。 これはサーフィンに行くチャンスだ。 一旦走り出したら止まらない黒川家の天使も、今日は抱っこされたままだからこのまま連れて帰れる*\(^o^)/* つい先日までは海パン一丁でサーフィン出来てたのに、今日はさすがにシーガルで入った。 水温はまだ下がってないけど、風が冷たいから。 35歳にもなると、気になる身体への負担。 冷えた体は疲労を促進させると気づき始めてから、強がらないようにしている。 海のそばで平穏に暮らす。 このなんてことない日常がいつまでも続けばいいな。 「夢は大きく持とう」 とゆう言葉を知ったのは11歳の時。杉本先生が書いてくれた詩は、今でもずっと忘れていない。 「海のそばで平穏に暮らす。毎日サーフィンして外国人と働きたい」 ぼんやりとしていたぼくの夢がかなったんだなぁと気づいたのはここ数年。 それ以来「自分の夢って?」って考えても何も出てこない。 ぼくは夢を持てない無気力な男なのか? いや、ただ単に自分の夢は全部叶ったから。 それ以上膨らませることなく、ただ濃くなって行けばいいななんて思ってるだけ。 こないだテレビでマスターシェフがやってて、それにイタリアの有名なシェフが出ていた。そこで彼が言った「Live your life as a dream」はとても心に響いた。 なんの変哲もない毎日を過ごしているけど、ここではぼくなりに夢の人生がある。 夢とゆうともっと大きな事を思い描こうとするけど、この普通の日常があるだけでぼくは満足なのだ。 いつもと変わらない朝が毎日やってくれば

時間を大切にさせてくれないか?

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3連休中なのに職場から連絡が来た。 「おーい病欠が出たから今から来てくれないか?We need you!!」 一昨日からこれで2回目。またあいつが休んだのか??? オーストラリアの法律では病欠を咎める事が出来ない上、ちゃんと1日分の給料が出るからみんな平気で休んじゃう。 ぼくは休みの日、サーフィンをしたりボクシングに行ったり、家族と遊んでたりでいつも大忙しなのだ。 だから急に仕事に来いと言われてもなかなか難しい。 が、仕事に真面目な日本人のぼくは断った後にめちゃくちゃ罪悪感に襲われてしまう。 「なんやアイツは、使えんやっちゃのぉ」 そんなこと言われてるんじゃないかとドキドキしてしまう。 それに休みを削って仕事に行けば、その分収入も増えるんだけどね。 どうしようかなって一瞬悩んだけど。 まぁしょうがない。 お金では買えない大切な時間を過ごしてるんやから、そんな簡単に自分の時間を売ることは出来ないね。 お金で時間を買うことが出来るなら、もっと働くのになぁ。 24時間が28時間ぐらい??? そうなったらその分だけ働く時間を伸ばしてもいいかなと思う。 数年前、ゴールドコーストでビジネスをやっていて、とても成功をされてる方からお話を伺った時のこと。 「Yoichiも、 今みたいな会社勤めのままでもいいかもしれないが、自分の思い通りにはならないだろう? 自分の会社を持てば自分の能力をどんどん試せるし、収入だって今とは比べものにならないよ。 人に自分の力を見せつけれるしね。まぁその分寝ずに働いたりして時間は全くなくなるけど(笑)」 とゆう教えを頂いている。 それを聞いてぼくには起業が向いてないやろうとキッパリと分かった。 20代の頃は、起業することに憧れてて、絶対俺も〜なんて思ってたし、小さいながらも商売をする準備もしていたけど、やんなくて良かったよ。 お金と時間が手に入ればウッシッシ(≧∇≦)なんて思ってたけど。 自分の時間を削ってまで、お金を稼ぐというのはちょっと無理かな。 だから今日も仕事に呼ば

【Jリーガー】鈴木啓太くんを、ゴールドコーストでのサーフガイドさせて頂いた件を大公開

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サッカー界のヒーローをご案内 ヒーローだらけのサーファーズだったな。 たまたま、ゴールドコーストのボクサーRohan Murdockにも遭遇した。 もうすぐパースで試合があるとゆうのに、なんとサーファーズでスケボーをしていたのだ。 そんな訳で浦和レッズの選手たちと記念撮影!! ローアンマードックはこの後、5月8日WBOスーパーミドル級アジアパシフィックのタイトルマッチで、Francisco Ramon Benitezと対戦だ。 今日は1週間ぶりに海に戻った。 大きな仕事が片付いて、次まで少し時間があるのでまとまった休みをもらえたのだ。 やっとこれで自分本来の姿である、サーファーに戻ることが出来てホッとしている。 ちょうど波もあって風もオフショアだし、最高のコンディションで波乗りをした。 レトリックでサーフボード 今日はサーフィンを始めて半年の鈴木啓太君を、サーファーズパラダイスの海に案内することになった。 ゴールドコーストでサーフィンをするならば、レトリックサーフに行けば間違いない。 なぜかとゆうと最新の波情報が手に入る上、手ぶらで行ってもレンタルボードを借りれるスーパー便利なショップだからだ。 ぼくが思うに、店長のかずおさんが持つサーフィンに関する知識は、百科事典の何冊分にもなるほど多くて、なんでも教えてくれるサーフィンマニアなのだ。 それに話しも面白くてかっこいいからね。まぁここだけの話し、たまにこのブログを見た人からの問い合わせでゴールドコーストのサーフィン情報を知りたがってる時は、「サーファーズパラダイスに着いたらまずはレトリックサーフに行ってください。」と丸投げをしている(笑) そうそうそれで啓太君も手ぶらで来てたから、サーフボードを借りて、乳首を守るラッシュガードと海パンをゲットし、いざ海に向かった。 前日、彼は本職であるサッカーの試合をしており、疲れてるかなと思ったけどさすがにアスリートは違うね。初めてのゴールドコーストの海なのに、憶することもなく、そしてスイスイスーイとパドルアウトしていた。嬉しそうな顔でパドルする姿は完全にサーファーの笑顔だったね。 ただ彼は楽しそうにしてくれてたけど、浦和レッ

怒涛の5日間 〜浦和レッズにラーメン作ったよ〜

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仕事のスケジュールがタイト過ぎて何回もダメって思ったよ。 あかん、もう諦めてエグゼクティブシェフに泣きを入れようって思ったけど、終わってみれば何とか乗り切れた感じ。 どうせこんな大量の仕事を出来るわけないねんから、諦めるのは当然やろ。 けど待てよ、どうせやったらもうちょい頑張ってみようかな。それで最後まで上手いこと言ったらラッキーやで。 ってな事を繰り返し思いながら、1日14時間労働を4日間もやった、ファンクションの仕事は無事に終了した。 日本からのゲストととゆうことで、ライブクッキングにぼくが抜擢された。ベーシックなファンクションメニューに加え、彼らのリクエストに応えて「ラーメン、うどん、そば」をエクストラで作った、45人前も。それを6食回分やから大量なのが分かるでしょ?  マントラレジェンズホテルで初めてのラーメンやうどんだったので、上の人達も興味津々でぼくが作ってるのを見に来たり、ゲストに隠れて食べに来たり(笑) でもお陰でジェネラルマネージャーにも名前を覚えてもらえたし、この会社での未来がまた明るくなったかな。 今回のゲストは日本では名門サッカークラブの浦和レッドダイアモンズ。 アジアカップの遠征試合のためにゴールドコーストに来ていた。 5月5日のロビーナスタジアムで行われたVSブリスベンロアーズは2-1で勝利して、みんなアゲアゲでホテルに戻って来た。 選手もコーチも監督もみーんないい人達で、いっぱい話せて楽しかったなぁ。 ぼくが22歳からゴールドコーストに住んでて、それがサーフィンライフの為なんだよなんて話しをするとみんな興味津々で聞いてくれてたけど、後から超有名な選手達だとネットで見てから分かって、ちょっと恥ずかしかったな(笑 ) ぼくもサーフィンやボクシング以外にも、もっと色んな世界に興味を持った方がいいかもね。 さすがに朝から晩までキッチンの中を走り回って、浦和レッズのご飯をやって他にも病欠のシェフの穴埋めもしなきゃいけなかったから、クタクタやで。 今日から3日間は休みをもらってるので、自分のサーフィンライフのリズムを取り