投稿

3月, 2016の投稿を表示しています

たまにしかトレーニングしないとこうなる。

イメージ
トレーニングとゆうのはソフトでもハードでも、コンスタントに続けることでいい結果が得られるのだと思う。 ここ数か月、仕事のリズムが変わって以前のようにジムに通えなくなり、サーフィンも毎日とゆうわけにはいかなくなって来た。身体がなまってくると多少の焦りを感じたりしたが、これまでにも数年にわたってコンスタントにトレーニングを続けてきてるので、いつでも前のリズムに戻れると自分を信じていた。 なので諦めるとゆうようなことはなかった。 そしてたまにしかサーフィンやボクシングトレーニングをしなかったりすると、必ずなにか変な事がおこるものだ。例えばジムに行こうかなと思ってても何かしらつまらない理由を見つけては行かなかったり、久しぶりに行っても周りに付いて行けなかったり(ぼくが行ってるジムはグループトレーニングなので)行ったら行ったで思いっきり筋肉痛に悩まされたりとか、まぁ色々あるものだ。 せっかくの「継続が途切れた状態」なので、そういったことで何かブログに書けるようなことが起きるかなぁと思ってたのだが、予想通りとゆうか、それ以上に大きなアクシデント?に見舞われてしまった。 先日、ビーチブレイクがすこぶるナイスなコンディションな時があって朝から海に入っていた。普段は連続でも1時間位で海から上がるのがぼくのスタイルなのだが、その日は久しぶりに友人たちと一緒に入ってテンションが上がってしまい、そして波もどんどん良くなって来たので3時間近く波を追いかけまくった。 そして前日の夕方には久しぶりにジムに行ってNovice classでトレーニングしていた。これもまたハード&ハードで、途中でぶっ倒れちゃうんじゃないかと思うくらいだった。コンスタントに通ってた時はこんなのどうってことなかったのだが、やはり間が空くと自分のコンディションってのは変化してるみたいだ。それも後になってみないと気づかないくらい夢中で動き回ってしまうんだけどね。 で、その翌日。寝ている時から上半身+アタマが重かった。起きてみるとサーフィンに行く気がしないような体調振り。風邪とはまた違う、完全に肉体疲労が肩からずっしりとのしかかってるようだった。 とにかくその朝は波チェックすらせず、家でゆっくりと子供たちと遊んでいた。 出先での事。まとわりついてく

引退覚悟だった!? ケリーやガブを倒したストゥワートケネディ秘話 ~How close did Stu Kennedy come to quitting? ~

イメージ
鉱山の仕事を探しているんだ その話を聞いたのは、ポルトガルから1000kmほど沖合にあるアゾレス諸島でだった。 あの時は「こんなの出来る訳ない。もう争えないよ」と頭の中は完全にパニックになっていた。ネイサンヘッジがアルコール中毒の治療の為ツアー参戦をキャンセルし、その空いた枠にストゥが入ることになった。 22歳のストゥワートケネディは、オーストラリアジュニアシリーズで最速勝利の記録を塗り替えた。 そしてその時の彼にあったものは、スポンサー無し、家のローン、生まれてくる子供とゆう経済的不安だった。 「あの時はお金の不安がちょっとあったんだ。スポンサーしてくれてたリップカールがちょうど離れてしまい、それが22歳で大きな投資をした後だったからね。」 「子供も生まれてくるとゆうのにスポンサーが無いなんて、全く持って理解できない状況だったよ」 しかしながら遅れを取っていたストゥだが、決して諦めようとはしなかった。 ストゥを燃えさせたのは、かつては一緒に戦っていた仲間たちだ。すでにサーフィン界で人気を得ていて、ワールドツアーにクオリファイされていくのを片隅で見守るしかできなかったのだ。 パーフェクトな波があるレノックスヘッドにいながら、友人のビルディングサイトでスコップ片手に働いた。 QSを周るのに年間$50000程の資金が必要になる。 住宅ローンを抱えた彼には、なにが何でも前進し続けるパワーを得なければならなかった。 彼に与えられた試練は、現場仕事で稼いだ資金をQSツアーを周る資金に充てて、コンテストで勝ち、さらなる稼ぎを生み出す必要に迫られた。 ただならぬプレッシャーが彼を襲い掛かった。 「集中するのがとても厳しいものだったよ」と彼は言う。 「もしお金の問題が無ければ、サーフィンももっと楽にできたかもしれないな。お金とゆうのは家族を抱え、住宅ローンがある俺にとってこれまでにないストレスを与えてくれたよ。」 「子供や奥さんから尊敬されてたいしな。まぁ分からないけど、それらを横に置いて自分勝手にサーフィンだけをやるなんて難しいしいんだよ。だからもう全てを諦めて、鉱山へ働きに行くか見習いから仕事を始めようと思っていたところだよ。」 「鉱山で働いている何人かの友人に連絡したんだ」と彼は言

ぼくの娘3歳はサーフィンデビューした日そのまま波に乗って行った

イメージ
サーファーがゆえによく聞かれるのが、「お子さんにもサーフィン教えるのですか?」とゆう質問だが、「いやいや教える気ないし、本人がやりたいなら勝手にやるんじゃない?」と答えている。 だってサーフィンってそんなに簡単じゃないでしょ? 自分がサーフィンするのと、自分の子供にサーフィンを教えるのは全然違う事だからね。 海には危険が多いし、自分の子供が一人で沖に向かってパドルアウトするのを想像しただけでヒヤヒヤして落ち着かないよね。 今日は仕事がオフだし天気が良かったので、ビーチチェアとパラソルを持って家族みんなでビーチへ。 今朝から波がずっと良かったので、ぼくは引き続きサーフィンする気でいた。 その時にちょっと気まぐれで、娘のリオに「サーフィンしてみる?」と聞いたら即答で、「うん♪やる~♬」と返って来た。しかもめちゃくちゃ嬉しそうに。。。 こりゃまずいと思ったのだが、言い出したのはぼくだし、もう後には引けなくなってしまったのだ。。。。 何からどうやって教えたらいいのか分からなかったんだけど、ボードの上に立ったら手を広げてバランスを取る事だけを教えることにした。 だってそれ以上は何をどう教えたらいいのか分からないよ。 今朝のマーメイドビーチは2ftからセットで3ftもある、そこそこなコンディション。 もちろんリオとぼくは、ショアブレイクがインサイドに入って来るサワサワしたところでやることになった。 最初はビビるだろうなぁと思ってたんだけど意外と平気で、ボードの上に腹ばいにさせてそのまま腰の深さまで入って行った。 さすがにドルフィンスルーをさせる訳に行かないのでセットが入って来た時には「しっかりつかまって~~」と叫んで波の向こう側に放り投げてかわした(笑) そして次にやって来た波に合わせて、タイミング良くボードを押してあげると、そのままスーっとスピードを上げた! この記念すべきファーストライドは、ひっくり返ることなくインサイドまで行けたのだ! リオはそれがめちゃくちゃ楽しかったみたいで、同じ要領で何回も波に乗り、ワイプアウトするまで何度も何度も波に乗ったのだ。 こんな感じでリオが楽しいならまたやってあげようかなって思うし、将来的にはやっぱサーフィンを教

【サーフボードレビュー】Lennox head+Evo=ベストコンビネーション!!

イメージ
レノックスヘッドでテストライド 近くまで立ち寄ったついでに、Lennox headでサーフィンすることができたイースター前日。 ついでと言ったものの、ロングウィークエンド中の波予報では今日が一番サイズが大きい日だったので、海に入る気満々で車にはサーフボードを積んでNSWまで行ってきた。 レノックスにしては小波の分類に入るのだろうが、セットでオーバーヘッドはあるフェイスの長いキレイな波が割れていた。お昼過ぎとゆうこともあって、海の中にいるサーファーの数もそんなに多くなかった。 これだったら好きなだけ波に乗れるはず。そう期待してテンションアゲアゲでパドルアウトした。 レノックスは初めて来たときから好きになったポイントで、ぼくの中ではBurleigh headsの次にくるお気に入りとなっている。 しかしエントリーする時にかなり足場の悪いロックの上から飛び込まなければならないのが毎回ブルーになるのだ。 シーズンによってはウニもたくさんいる中に足を踏み入れなきゃいけないので、少なからずけがをしてしまう。そしてボードを傷つけてしまうリスクもあるのだ。 たぶんぼくがここに住んでて、毎日のようにレノックスでサーフィンしてたらブーツを履きたくなるだろうな。それとボードもしょっちゅう壊してしまうと思う。 Lennox headにTomo surfboardのEvoとゆう組み合わせは最高にいいコンビネーションだ。やはりボードの生まれ故郷だけあっていいサーフィンが出来た。 レノックスはポイントブレイクなので、海の中ではサーファー同士が自然と分かり合える、波に乗る順番的なものがあるのだが、ローカルの人たちはメローな人ばかりなのか、ピークの一番奥は誰もいなかったので今日はぼくが遠慮なく奥で波待ちさせてもらった。 奥から乗ってみて分かったのだが、そこからの波はフェイスがちょっとなだらかで刺激が足りない感じだった。だからみんなは手前に寄ってたのか。普段はここでサーフィンしないぼくはそれでも刺激的で最高にいい波と思えるサーフィンができた。 トータルで小一時間ほどのサーフィンだったが十分に楽しめた。最後上がる前にインサイド寄りで波に乗ったのだが、ムネカタサイズのウォールが垂直に切り立つ早い波でそこでもEvoのスピ

【チューブライド】Evoで抜けれたビーチのバレル

イメージ
FirewireサーフボードのEvoが調子いい 今日のブログは大した話ではない、ただ朝のサーフィンでチューブライドを3度経験したとゆうことを書きたいだけなのだ。 5時30分に目が覚めたが、外はまだ暗かった。風は吹いてなかった。ヒンヤリしていた空気が秋の気配を感じさせた。 同じく早起きしてきたリオと一緒に波チェックに行ったが、「ちょっとさむいね」とリオが言っていたので、やはり夏は次の10月まで飛んで行ってしまったようだ。 グラッシーなコンディションの中、すでにローカルボーイズがパドルアウトしていてイエローゴールドに輝く東の空のほうからやってくる、ぼってりとした厚いうねりを追いかける様子が見えた。波はかなりいい感じだ。 ぼくもアウトに出てみると波の大きさにちょっとびっくりした。セットはボトムから見上げると軽くオーバーヘッドで、ものすごい水の塊が綺麗なフェイスを作り上げていた。 お気に入りボードのEvoはかなり調子よく走ってくれて、今までに見たことがない領域まで連れて行ってくれた。 ボトムから巻き上げてくるほど激しいテイクオフでも、しっかりホールドしてくれてそのままチューブイン。 すぐに開けてしまったのでほんの数秒ほどのBarrelだったが、安定感抜群だった。 その後に掴んだセットでもミドルに入ってすぐにチューブになり、スッと抜けると波がどんどん速くなってまたチューブになって、ボードが全くぶれることなくしっかりとホールド、自分でしっかりコントロールして抜け出すことが出来た。 たぶん今までで一番キレイにメイク出来たチューブライドだと思う。 Bells proは今朝の時点でHoldになっていた。ぼくもOFFの最中なのできょうはこれから南へ行ってみようと思う。またいい波に乗れるといいな。

時はハッピーイースター

イメージ
キンディーでのイースターパレード 今週の金曜日はEaster Fridayとゆう事で、ここオーストラリアではそれから月曜までの4日間はホリデーであるが、日本人のぼくとしてはイースターなんぞただの連休でしかない。 オージー(ほとんどがクリスチャンである)にとってはクリスマスの次に盛大に祝う日でもあり、よほどの理由が無い限り仕事は休みになり、悲しくも働かなきゃいけない人たちには、もれなく給料が2倍になる「ダブルペイ」とゆう制度が適用される。 ぼくは最高に楽しい3連休を楽しんでいる最中だが、Easter FridayはGood Fridayと呼ぶってことを今思い出したが、惜しくも金曜日までオフなのである。近所のみんなが休みで、お酒を飲んでワイワイやってるならぼくも休みたいと思う反面、ダブルペイを逃してしまった残念な気持ちは何事にも代えがたい。 さてそんなイースターのイベントが長女のリオが通うローカルキンディーで行われたので、家族総出+日本から遊びに来ているミクちゃんと参加してきた。 事前にキンディーから通達があった「ウサギの耳を可愛くデコる」をしっかり仕上げて、イースターパレードに備えた。それがイースターを祝う正式なやり方なのかどうなのかは定かではないが、とにかくそんな感じで楽しむとゆうものだった。 今日は3月23日水曜日の思いっきり平日である。なのでたまたま仕事がオフだったぼくは参加できたが、他の親たちは仕事があるだろうから参加する人も少ないだろう。と思ってたのだがふたを開けてみてびっくり。 クリスマス会の時もほぼ全員参加で、小さなキンディーのバックヤードは大人たちでガヤガヤしていたが、この「イースターパレード」もぼくが思うにそれ以上にたくさんの親御さんたちが参加していた。さすがオーストラリア。子供の行事は仕事よりも優先されるってゆうのは間違いない様だ。 で、この「イースターパレード」うちのリオはあまり分かってなかったみたいだが、モーニングティーを楽しみ、いつもと違う雰囲気にクラスメイト達と騒ぎながらパレードにと、みんなで歌ってたのしい時間を過ごしていた。 娘の友人のお父さんと話すチャンスがあった。ぼくが疑問に思っていた「イースターの日はクリスチャンの教えに従って赤い肉を食べない。お酒を飲まない。」ってゆうのを本

猛烈に働く事について

イメージ
久しぶりにやっと念願の連休に入った。といってもたったの3連休だけど。 家族と遊んで、サーフィンして、途中まで手を付けてるものを片付けて、サーフィンしまくって、ちょっとだけ勉強も出来たらいいなと思っている。 たったこれだけだったら、毎日やろうと思えばなんてことない事なんだけど、ここしばらく仕事に燃えてたおかげでプライベートな時間が全然取れてなかった。もちろんブログを書く元気も全然無かったのだ。 しかしその間に夢中になってたのは、働けば働くほど入って来る「お金」を手に入れるとゆう事。ぼくはPart timeで働いているので、お給料は時給で計算されている。だからFull timeの人たちが嫌がるオーバータイム(大体8時間から9時間位)になる仕事をぼくが引き受けたりして、まぁ頑張っていたのだ。 収入が上がるのはいいことだと思った。貯金もできるしビールもたくさん飲める。「今月の支払いが間に合わないわぁ」なんてこともなくなるし、気持ちに余裕ができる。 じゃあそれまではどうしていたのか思い出してみても、特に困ってた訳ではなかったはずだ。収入が減ったら支出を減らしていたし、家族平和でストレスなく過ごしていたはず。 ストレス?!最近バッシバッシに感じてるのはストレス。だって働く時間をがっつり増やして、サーフィンに行く時間もジムに行く時間も削って、子供と遊ぶ時間さえ捻出できない様になってたからだ。それに身体は疲れ果てて若干イライラもしてたしね。 で、エクストラな収入があるからと財布の紐を緩めてたら、このループから抜け出されへんやん。って気づいた。まぁ分かってはいたんだけど、仕事ってのはダラダラやるとだるいだけだけど、リズムよくガンガン働いているとどっかの神経がマヒしてきていくらでも働けるような気になって来るし、実際に限界まで行ってやろうかと思ってもなかなか行けないくらい、猛烈に働けちゃう。 先日ぼくの友人が商売をやっている現場に顔を出した時の事。前回会った時は「働き過ぎて倒れちゃって」って言ってたからちょっと心配してたんだけど、彼は笑顔が絶えなく元気だった。ビジネスは順調のようで、どんどん成長していると言っていた。現場はスタッフに任せているとゆう事で、その辺をうろうろとほっつき歩いていたのだが、話しの内容はやはり

娘の友人が遠くへ行ってしまった。父としての心境。

イメージ
とても仲良しだったリオの友達が遠くに行ってしまった。今までみたいに簡単には会えなくなるとゆうことをリオは分かっているのだろうか? 先日、ついにこれで行ってしまうとゆう時も、いつも通りにバイバイしただけだった。 まぁ絶対に会えない訳ではないだろうから、わざわざそれをしっかりと分からせて寂しがらせなくてもいいとは思っているのだが。3歳や4歳の子供たちに出来る友達ってゆうのは、ほとんどが親同士が先に友達だったりする。 そこから自動的に子供同士も仲良くなるとゆうパターンが多いが、今回の場合はリオが公園で遊んでいる時に自分から声を掛けて一緒に遊ぶようになったのである。 もうすでにママたちも仲良くなっているが、ぼくの中では「リオのお友達」とゆう認識であった。 相手の子は男の子で1歳年上。二人とも顔を合わせればすぐに騒ぎ始めて、親が何も言わなくても何時間もずっと遊んでいた。そしてケンカもしていたが、まるで旧知の友のように仲直りもすぐにできていた。 リオは他にも友達がいて、その子たちと遊ぶ時も何も変わらずみんなに同じように接しているが、親として自分で見つけてきた友達と楽しそうにしている娘の姿に成長を感じてとても感動していた。 その子が遠くに行ってしまってから、リオの口から寂しいなど会いたいなどまだ聞けてないが、本当はどう思ってるのか気になるところである。 ぼくら大人だったら、いつまでも友達でいたい人とは遠くに離れててもメールやら電話、FacebookやLINEなど気軽に連絡を取り合えるツールがなんでもあるので、いつまでも繋がっていられる。 さて子供たちの場合は、やはり親同士が連絡を取り合っていつか再会できるようにしておかないと、「リオはあの子にもう会えないかもしれない」 そう思うと勝手ながら、ぼくの方が寂しい気持ちになる今日この頃である。

2016年のクイック、ロキシープロはオージーが獲ったぞ~!

イメージ
2016年Quiksilver Pro、 Roxy Proはオージーが取り戻した! オッキーを思い出させるようなグーフィーフッターの Matt Wilkinsonこと、WilkoがWT初勝利!Owen Wrightの妹 Tyler WrightもStephanie GilmoreとCarissa Mooreを抑えてからの決勝戦で、ローカルの期待に応えて勝った。 Wilkoは Glenn Hallをコーチに迎え、ラウンド1でKelly Slaterを破ってからのクイッキープロの勝利に繋げた。2015年の去年はブラジリアンやらハワイアンやらにタイトルを獲られていたので、今年は地元オージーが大変盛り上がったクーランガッタ。 セミファイナルまでコマを進め、わずか0.03ポイントとゆう僅差で Kolohe Andinoに敗れた、 Stuart Kennedyの地元Lennox headでも街を挙げての大興奮な雰囲気だったとゆう。  高波 アンジーの FBから拝借しました Stuart Kennedy fever in Lennox town! Stomped it mate so stoked for ya!!!  そしてアジア人初のワールドツアー参戦となった、アメリカ生まれ、アメリカ育ちのKanoa Igarashiはラウンド1こそ逃したものの、ラウンド2、3と勝ち上がっていき、ぼくら日本人に感動と希望を与えてくれた。 波のコンディションは本来のSuper bankのクォリティとは程遠い感じだったが、トッププロが乗るとしょぼい波も最高にいい波に見えたのはやはり彼らのサーフィンが普通とはかけ離れたレベルだからだろう。 Stu KennedyがKelly Slaterを破った瞬間の様子が次の日のローカル紙のトップを飾っていたが、そんなStuの表情がなんかめちゃくちゃ嬉しそうだった。 StuもKellyもTomoシェイプのKelly Slaterボードに乗っていて、それでStuがサーフィンのキングを負かせたのだから嬉しくて仕方なかったのだろうな。 これでまたぼくの中では、5月にはリリースされるとゆう噂のKelly Slater Surfboardにますます興味を持ち

【ウォーターフォトグラファー登場】グラッシーコンディション@Burleigh heads

イメージ
2016年3月16日水曜日 ゴールドコースト 昨日に引き続き、今朝もBurleigh pointに行ってきた。 波のサイズはちょっと下がっていたが、コンディションは抜群によくて、形の綺麗な波がいっぱい割れていた。 昨日の波がよっぽど良かったのか、更にサーファーが増えてたが、波取り合戦とゆうほどでもなく、タイミング良く自分の前に波が入ってきたらちゃんと乗れるくらい、混雑とはかけ離れていた。 ゲッティングアウトすると Wave shots の水中カメラマンDylanに会った。Sharky`sからチューブを抜けて来るサーファーを狙っていたので、ぼくも一声掛けて撮ってもらうことにした。 しかしこうゆう時に限っていい波に乗れず、カメラのアングルに入らないインサイド寄りの波ばかりに乗ってしまった。なので今日のベストショットは無しとゆう悲しい結果に。 写真を期待すると意識しすぎちゃって、なかなかいい波が取れないのだ。 だいたい8時くらいになるとオンショアが吹き始めたりするのだが、今朝は緩いオフショアだったので、とってもグラッシーだった。水面に写り込んでいたBurleigh hillはとっても幻想的で、見ていると自分が海の中じゃない別の素敵な場所にいるかのような感覚になった。 それに加え波も良くて、3ft前後でショルダーが張ったブレイク。 ロータイドに向かうにつれて浅くなっていき、バレルがどんどん現れて最高にいいバーレー日和だった。 仕事の休みが重なって、サーフィンに行ける時間もあって、身体も元気で、こんな時はそういったことに感謝の気持ちが湧いてくるね。 せわしない毎日だけど、こうして波乗りを楽しめるところが近くにあって本当によかったなぁ。 【今一番観なきゃならないサーフィンDVD】 この映画はレジェンドサーファーの川井幹雄さんが70年代に製作した伝説の映画『ストーンブレイク』。 4月に発売されたばかりのこのリメイク版は『ストーンブレイクドリームス』という名で新たにリリースされた。 ついにぼくも観ました。ぼくもミッキーさんたちのように素敵に年齢を重ねていき、いつまでも波乗りを楽しんでいきたいなって思わされたサーフムービー。 かなりおススメです!! 【今

【バーレーはぼくのホーム】Its pumping! @Burleigh point

イメージ
5時半に家を出た。明るくなり始めてたけど、まだ太陽は昇ってない。夏が終わって日が短くなって来たけど、気温は朝でも25℃くらいあって秋がやってくる気がしない3月中旬である。 シーズン中はとても混雑してて、車一台停めるのも苦労するほどだったのに、みんなもうどこかに帰ってしまったようだ。 駐車場にはたくさん空きがあった。秋はまだ先だけど、空きがあってよかった。 今日の波は、3-4ftのクリーンで乗りやすい波だった。ぼくが入った朝一はストレートな波が多くて、オーバーヘッドのセットに乗るとすぐに目の前にリップが叩きつけてくるとゆうちょっと怖い感じだったが、ロータイドになると波がまとまってチュービーなコンディションとなった。 ぼくも2本チューブインでき、抜けることは出来なかったが深いバレルの中でリラックスしてその空間を楽しめたので、今までにない快感に酔いしれた。 2時間ほど楽しむと、オフショアだった風がスウィングしてオンショアに変わり始めたので上がることにした。 今日は身体とボードのリズムがバーレーの波にぴったり合っていた。 ブレッキーはホットサンド!奥さんに感謝! いつもと何が違うのかと言えば、リラックスして楽しめたことかな。普段はなんだかんだと波が上がれば、色々考えすぎてカチコチになってるからね。 サーフィンにとって一番重要な、リズムとタイミングがぴったりだった今朝のサーフィンであった。

Kanoa o.o1差でラウンド2勝利

イメージ
  「おめでとう、すごかったじゃん」 「ありがとうございます」 2016年ワールドツアールーキーの一人、Kanoa Igarashiがラウンド2のヒート9を終えて海から上がってくるところにファンが駆け寄った。 日本の女性が日本語で声を掛けると、それに日本語で答えてたKanoa。 これまでは外国人ヒーロー(まぁこの国ではぼくの方が外国人なのだが)を見つけては興奮していたものだが、いよいよ自分たちと同じ言葉を話す日本人が、ワールドツアーに出てきたのかとゆう現実を目の当たりにしてぼくは嬉しかった。 今日は娘と二人、バスに揺られて行ってきた。車で行くと駐車場が無くて大変だからね。 かかった時間は約40分、バス料金は$3.70だったかな。もちろん3歳の娘はタダね。 Snapperに着いてみるとクイックもロキシーも波のコンディションがアレだったのでウェイティング中だった。その間にランチを食べたりコーヒーを飲んだりしているとアナウンスが流れた。 ラウンド2のヒート4が14時15分から始まるとのこと。そのアナウンスが流れるや否や人混みの中から歩いて現れたのはJordy。「おぉ本物だぁ」なんて思っているとその後から歩いてきたのはKanoa。 ぼくが写真を撮っているとローカルじいさんが「あれがカノアーか?この間見た時いいリッピングしてたぞ」と言ってきた。けっこう注目されてるみたいだ。 Kanoaのヒートは9だったので、2時間半も待たなきゃいけなく長いなと思ってたのだが、Josh Kerr, Adam Melling, Jordy Smith, John John, Conner CoffinにAce Buchanとゆう豪華メンバーのサーフィンを観ているうちに時間はあっとゆうまに過ぎた。 ヒート直前のKanoa。本人の希望なのかたまたまなのか分からないがRancidの「Time bomb」が流れた。入水する前にはビーチの端っこに立ち、ボードを胸に抱え、目を瞑り、顔を俯けて集中力を高めていた。 「oh~time bomb!」で曲が終わるとKanoaが動き出した。 周りに数人いた日本人カメラマンの一人が声を掛けるとしっかりと反応を返していた。 Kanoaのヒートはとてもよかった。ルーキーとは思えないほど堂

震災から5年。いま応援できる事 in Goldcoast

イメージ
東日本震災から5年が経った。 まだまだ自分にできることがあれば何でもやっていきたいと思っていても、なかなかそれが何なのかが見つからないのが実際のところ。そんな時にSNSで見つけたToshimi Mchugh-Yagiとゆう方の歌。 2012年3月11日の朝,私にやって来たメロディ(邦題 虹の向こうへ)が、家族と友人の協力で、下のリンクから iTunes で購入出来るようになりました。収益は震災孤児たちの為に送らせて頂きます。ご協力頂けたら幸いです  ここから購入出来ます。 曲も歌も素敵なので良かったらどうぞ。 さて、その5年前。 2010年3月11日、新婚旅行中のぼくたちはバンコクのカオサンロードにいた。それまでプーケット、チェンマイで何日か過ごした後の最後の訪問都市だったのでよく覚えている。その時は行き当たりばったりな宿探しをしている最中だった。 ねっとりする暑さの中を、重いスーツケースを引きずりながらやっと見つけた安宿(それでもカオサンの中では高い方)に新婚ホヤホヤで転がり込んだ。 部屋に入るとすぐテレビをつけなきゃ落ち着かないぼくは、やはり言葉の分からないタイでも同じようにテレビをつけた。 ちょうどお昼過ぎだったかな。安宿にあったテレビは古びた小型テレビで映りも相当悪かったが、かろうじて見れる感じ。たまたま映っていた画面には、戦争真っ只中などこかの地域が映し出されていた。 「なんじゃこら?最前線か?街も燃えてるな」 ノイズが多い画面の中から、見えたままの事を口走った。もちろん音声はタイ語なので意味が分からない。 その音声よく聞くとタイ語の後ろに英語があった。聞き取ろうとしたが声が混ざって意味不明になっている。画面をじっと見ていると日本列島が大きく表示された。そして太平洋沿岸は赤いラインが点滅して何かを警告していたのが分かった。 「震度、津波」これらの文字も何とか見えて、それが日本を襲っている災害だとゆうことがやっとわかった。まさにライブ映像真っ最中で、見ていると身体の中から震えあがるものを感じた。 すぐに外に飛び出し日本にいる家族に連絡を取ろうとして、国際電話を繋いでくれるショップにはいった。まずは香川にある実家に掛けたが全く繋がらず。大阪の親友に掛けたが「只今混雑し

【Kanoa Igarashiがやってきた】2016年のQuiksilver Pro Gold Coastがいよいよ開幕

イメージ
カノアが初参戦 3月10日ゴールドコースト。 サーファーやサーフィン観戦が好きな人にとって、とてもエキサイティングな日、クイックシルバープロ第一戦がCoolangattaのSnapper rocksで行われる。 Men`s36名、Women`s18名でチャンピオンシップツアーの第一戦の勝利をかけて熱いバトルが繰り広げられる。 ローカルメディアが注目しているのはMick Fanningと Stephanie Gilmoreで、ミックはこのゴールドコーストの一戦と次のBellsの二戦目を終えたら、ワールドツアーから一度フェイドアウトすることをすでに表明している。 ステフは去年のケガが原因でワールドツアーを離脱していた。ライバルであるCarissa Mooreからチャンピオンの座を奪い返すべくハードなトレーニングに励んでいる模様が、連日テレビで報道されている。 ぼくが注目しているのは、WT(ワールドツアー)初参戦となった Kanoa Igarashiだ。アメリカ生まれなので国籍こそはUSAとなっているが、日本人の両親をもつ我々と同じジャパニーズサーファーだ。このワールドツアーに日本人が参戦するのも史上初とゆうこともあって、日本のみならずここオーストラリアでも注目されている。 カノアが最初に登場するのはヒート10で、ローカルヒーローの Josh Kerrとウェスタンオーストラリアのパワーサーファー Taj Burrowと対戦することになっている。 波の方は期待するほど大きくなる予報は出てないが、トレードウィンド(貿易風)が吹き続けて、小波であるがしばらくはSuper bankでのコンスタントな波が期待できそうだ。 世界トップレベルのサーフィンを生で観戦できるクイックシルバープロは、3月10日からいよいよ開幕だ。 【今一番観なきゃならないサーフィンDVD】 この映画はレジェンドサーファーの川井幹雄さんが70年代に製作した伝説の映画『ストーンブレイク』。 4月に発売されたばかりのこのリメイク版は『ストーンブレイクドリームス』という名で新たにリリースされた。 ついにぼくも観ました。ぼくもミッキーさんたちのように素敵に年齢を重ねていき、いつまでも波乗りを楽しんでいきたいなって思わ