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4月, 2016の投稿を表示しています

また太陽が昇ってくる。

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  いつもと変わらない海と空を見てると胸がじんわりしてくる。それだけで、「やっぱりここにいてよかった」と思わせてくれる。 海は初めて見た時から変わらない。太陽も毎朝昇ってくる。 波があったり、湖のようにグラッシーな日もあるし、風が気持ちいいのも何十年も前からずっと変わってないんだろうな。 ぼくはいつも海を見ている。後ろを振り向くと、当たり前のように存在しているゴールドコーストの街がある。平和で住みやすい街なんだけど、なんか変わってきている。いや本当によーく見ていると毎日毎日変化している。 投資家たちがたくさんのお金をつぎ込み、次々とビルが建ちビジネスがたくさん生まれ熱くなっていく。新しい仕事がどんどん誕生している。中にはついていけない人も現れるが、みんな必死でグルグル動き回っている。 絶対なにか変わったなこの街は。 海を見ている時は後ろを振り向きたくないって思っちゃう。背中の後ろでは、轟々と音をあげながら街が動いているからだ。怖いって思う時もあるし、むなしくなる時もある。けどテンションをあげてそこに入り込んでいる自分もある。 変わっていくのを受け入れる心も必要だな。いつまでも変わらないこの海と空を、いつまでも好きでいたいな。 今日もがんばろう。

最近の美味しかったワイン5本

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オーストラリアってワインが安いんだけど、種類がたくさんあって何を選べばいいのかさっぱり分からん。かろうじて赤や白それにスパークリングぐらいは分かるけど、ぶどうの種類や年代、それにワイナリーの違いなどもあって、ワインの大きすぎる世界に圧倒されてしまう。 その時の気分に合えばなんでもいいよってことで、これまでのぼくは$10前後ぐらいの安いワインを適当に買っていて、それでも十分美味しく楽しめていた。 最近ワイン好きな友人のお勧めで飲んでみたものがあって、やはり今まで自分で選んできた安いワインとは比べ物にならないくらい美味しいと思えたので、これはしっかりと覚えておかなきゃとゆうことになった。 ワインはあまり知らないが、とにかくちょっと美味しいのが飲みたい時もあるじゃない?酒屋で見つけたらとにかく手に取ってみたい、「最近飲んで美味しかったワイン5本」を紹介する。           Woodlands Margaret River Wines  2014 Chardonnay 濃厚な香りであっさりとした印象。Ferry road Marketのボトルショップのスタッフが勧めてくれた白ワイン。このワイナリーのウェブサイトを読んでみると飲み頃は2019~2022年と書いてあった。もうすでに飲んでしまったのでまた買いに行かなきゃいけないんだけど、あと3年以上も無事に保管しておける気がしない(笑) 2015 Tomfoolery Sauvignon Blanc – Adelaide Hills 白ワインの中では今までぼくが飲んだものではベストなもの。透明感の強い、ちょっと癖のある香り、ピリッとしている、マスカットのような香りもあるが甘さはない、さりげないけど刺激的、といった印象を受けた。断っておかなきゃいけないのが、ここに書いた印象は飲んだその時に感じた事をメモしたものをそのまま書き写しているので、ワイン評論家のように表現できないのは了承していてほしい。 WYNDHAM ESTATE Shiraz 2012-Langhorne creek ボトルの蓋を空けてすぐに美味しく飲める赤ワイン。飲みやすいので食後にゆっくりと楽しみたい一本。 Philip shaw N

【サーフボードレビュー】ついにリリース。スレーターデザインに乗ったぞ! ~OMNI~

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ケリースレーターサーフボード ぼくがこれまでに乗ってきたボードたちを思い出してみても、一本目のライドから調子のいいやつはこれが初めてだった。腹の底からくすぐったい笑いが込み上げてきた。 近所のサーフショップ、Local knowledgeがいち早く入荷した Slater designはたったの10日で50本以上も売り飛ばしたそうだ。入荷した情報を聞きつけてぼくがショップに見に行った時には、残り15本弱となっていた。 1月からTomo surfboardのユーザーとして、オールラウンドにEvoを乗りこなしているぼくだが、11回もワールドタイトルを獲っているKelly Slater本人がボードデザインに加わったとゆう今回のリリースを、今か今かと待ち望んでいた。 値段的には$970と少々高かったが、やはりどうしても乗ってみたいと思ったので、清水寺から飛び降りる勢いで購入することにしたのだ。 気になる乗り心地は、やはり抜群に良かった。テイクオフした瞬間からボードが波に張り付いたような感覚に加え、スムーズなスピード感とカットバックをした時の安定感は今までにないものを感じた。 Burleigh Pointでチューブインした時は、まるでケリーが乗り移ったかのように深いポジションから抜け出すことができた。 さすがシェーパーのDaniel Thompsonが「ベストボードだ」とゆうだけあって完成度の高さが感じられた。 ぼくのサイズは5"3 18 5/8 2 1/4  24.9Lなので、Evoの5”1 18 1/2  2 1/4  24.5Lと比べると長くなってボリュームアップしている。 これがぼくの体重の69-70kgにちょうどいいボードサイズなのだ。 本人がサーフトリップに持って行くならこの一本と言ってるとおり、オールラウンドで活躍しそうなOmni。 この調子だとEvoは手放そうかとも思っている。 【今一番観なきゃならないサーフィンDVD】 この映画はレジェンドサーファーの川井幹雄さんが70年代に製作した伝説の映画『ストーンブレイク』。 4月に発売されたばかりのこのリメイク版は『ストーンブレイクドリームス』という名で新た

大遅刻はザッツオーケーなのだ。

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前回の続きである。 その日のぼくはとても元気だったはずなのだ。 寝る前に飲んだお酒はグラス一杯のワインだけだったし、遅くても8時には爆睡してたはずだし。 原因を挙げるとすれば「仕事帰りにサーフィン2ラウンドした」たったそれだけの事である。 何の話かとゆうと? 実は今朝、ぼくは遅刻してしまったのである。 4時半出勤にも拘らず、起きたら5時だった。外はまだ真っ暗。3時に起きても5時に起きても、外はまだ真っ暗。 だからハッと目が覚めて時計を見ても全然実感がなかった。 身体は自分が何をしでかしたのか分かっておらず、しかももう一度眠ってやろうかぐらいの勢いだったので、できる限りの力を振り絞りベッドから飛び起きて次の瞬間には車に飛び乗っていた。 奥さんが車を置いててくれてよかったよ。こんなに寝坊してチャリで通勤してたら、たぶんその遅さに途中で諦めて仕事を辞めちゃってたかもしれない。 そして仕事のことが心配だった。朝のホテルは限られた最小人数のスタッフしかいなくて、代わりがいないのだ。だからシェフであるぼくが出勤しないと、朝のバッフェをオープンさせることができないのだ。これはごめんなさいで済ませられることではない。ホテルに迷惑を掛けてしまったら大変な事になってしまう。 車でブッ飛ばしたら5分で到着した。途中何キロを出したのかは知らないが、これは世界新記録である。ほとぼりが冷めたらボスに報告しなければならない。 やはりとゆうか当然の状況がそこにはあった。ナイトマネージャーが慌てていて今まさに誰かに電話を掛けようとしているところであった。たぶんエグゼクティブシェフにだろうか。 走り込んで入って来たぼくを見つけたマネージャーは、「なんだ君だったのか。また遅刻してるからてっきりラメッシュおじさんだと思って、今日こそはエグゼクティブシェフを呼ぼうと思ってたんだ」 こんな朝からエグゼクティブシェフを起こされたんじゃたまったもんじゃない。ぼくは平謝りで謝り倒してカギ受け取り、いつもの100倍のスピードでキッチンを開けて、朝のバッフェに間に合わせた。 もしこれが日本の会社で働いていたら、ぼくは一日中反省の色を見せ続けなければならないだろうし、次々に出勤してくる責任者たちに謝り続けなければならないだろう。 しかし

日本時間のアラームにやられて遅刻!?

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ぼくはいつも朝の3時に起きて、4時半の出勤に間に合うように準備している。 職場まではチャリで20分なので、本当はそんなに早く起きなくても大丈夫なのだ。ぼくはギリギリで慌てるのが嫌なタイプなので、早く起きて余裕を持った出勤を心掛けている。 もちろん今の仕事になってから、寝坊で遅刻をしたことがない。 過去に日本人のところで働いていた時は、何回も寝坊して首になりかけた事があった。だからその反省を生かして今の「時間通りにきっちり出勤してくる信頼できるスタッフのよういち」に至っているのである。 こんなに偉そうに「ぼくは早起き人間だ!」なんて言ってるが、本当のところは奥さん任せなのだ。寝る前には必ず、「明日も4時半出勤やから頼むで!」と伝えて8時に寝ちゃえば、彼女はiPhoneでアラームをセットしてくれるので無事に起きることが出来るとゆうのである。しかも先に目を覚ますのは自分ではなく、ほとんどの場合、奥さんが先でぼくを優しく叩き起こすとゆうパターンなのだ。 知ってる方もいると思うが、現在ぼくの妻子は日本に里帰り中である。奥さんがいないと何もできないとゆう情けない男が世にいるとゆうのをたまに耳にするが、その点ぼくは家事全般、やらなければいけない状況になれば余裕でできるので何も心配がない。 しかし今回はこの「3時のアラームの件」だけはどうも不安でしょうがなかった。 iPhoneに頼り切っていた我々の寝室には他に時計を置いてないので、ぼくは慌てて棚の奥にしまっていた目覚まし時計を引っ張り出してきた。 この時計はデジタルで見やすく、さらにはどうゆう仕組みなのか、気温や湿度まで表示されているのだから便利この上ない。 は、ず、な、の、だ、が、アラームの設定が複雑なのだ。だからぼくはちょっと不安だった。 ちゃんと起こしてくれるのかなっと。 初日から二日目にかけては順調にアラームが鳴り、ぼくはいつも通りに起きることが出来た。聞きなれない音なので不快に感じるが二度寝してしまったらおしまいなので必死である。 さてそんなに気張ってても思い通りに行かない事もあるもんなのだ。その話は。。。 続きは次のブログで。

いつもありがとう

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ここ数日、我が家はとっても静かなのだ。 奥さんと子供たちが里帰りしていて、家の中はぼく一人。 自分一人でやりたいことがいっぱいあるので、この時が来るのを心待ちにしていた。 「寂しいんじゃないの?」ってよく聞かれるけど今のところは大丈夫。 ただなんか、彼女らが日本に行ったあとくらいからかな、テンションが上がらないなぁなんてことがあった。 しかしそれがなんと、あちらのお父さんからの一言でスッキリ晴れたのだ。 実は奥さんが実家に帰る前からちょっと心配だったのが、「向こうに帰ったら夫であるぼくの事をどんな風に話すんだろう?」とゆう事だった。 まぁ普段から親とちょくちょくコミュニケーションを取っている奥さんなので、今更ジタバタしても遅いのは分かってたんだけど、やっぱなんか愚痴とがあったりして悪いように思われたら嫌だなぁ、気まずいなぁって思ってた。 出発する直前に冗談半分で「君の両親にぼくの事を悪いように言っちゃダメだよ(笑)」って言いそうになったが、やはりそれはかっこ悪いのでやめておいた。 自分たちの子供もいるし、家族としてやっているので普段は向こうの両親の存在を気にせずやっている(離れてるってゆうのもあるので)。 そして気ままに、時には我がままにやらさせてもらってるが、こうやって奥さんが実家に帰ると思うとなんか怖くなった。 「大丈夫かな、こんな夫で。。。」 考えすぎなのは分かっているが、結婚する時に幸せにすると勝手に宣言しちゃってるし、やはり大事な娘さんを頂いた感はあるので、むしろいいように思われておかないと困るなぁってこと。 そんな時突然、Facebookで向こうのお父さんからメッセージが届いた。 「幸せをおすそ分けさせてもらうね。いつもありがとう」 最初は何とも思わなかったのだが、何回も頭の中で繰り返し考えてるうちにこれって結構いい事言ってくれてるなぁと気づいた。 「いつもありがとう」 あ~。「いつも」なんだな。やっぱり「いつも」こっちでのぼくらの事を見ていたんだな。ジタバタしてても遅かったんだな。ってゆうかちゃんとやってて良かったよ。とりあえずぼくらの家族はこれでOKってことでいいんだな。 この言葉一つで、不安だったぼくの心はすっかりと気分が晴れたのであった。

写真には写らない美しさがある。~サンセットサーフィン~

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暦の上ではもう秋だとゆうのに、今年はなんだか暖かい日が続いてる。 寒いのは逃げ出したくなるくらい好きじゃないのに、こうなってくるとちょっと冬が恋しくなるのは、無いものねだりってやつなんやろうね。 あと4か月後には「早く夏よ来い!」って言ってるだろうから、地球の環境が変になっててもこの暖かさを楽しんでおこうと思う。 真夏とちょっと違うのは、サンセットの時間が早まった事。5時半には太陽が沈むのでサーフィンする時間が短くなってしまった。でもいい事もあって、強い風が吹かなくなってきたおかげで、夕方もしっかりとサーフィンできるのだ。 仕事を終えて速攻で帰って来て、でもすぐに夕食の時間がやってくるので、ちょっとだけほんの一本だけとゆう気持ちでパドルアウトした。 サンセットタイムは一日の中で一番好きな時間だ。 西に傾く太陽からは力強いパワーを感じる。一秒ごとに変化する東の空を眺めているととてもHappyな気分になってくる。 海に浮かんでぼーっと眺めているだけで、今日一日楽しく過ごせたことに感謝の気持ちが湧いてくる。 最後の波に乗って砂浜に戻ったら「今日も最高の一日だったなぁ」と心から思える。 今日も一日ありがとう。

自分が住むところは海までの距離にこだわる

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 ビーチサイドのサーフィンライフ 最近気づいた「こだわり」ってやつ。奥さんはとっくの昔に気づいてたらしいんだけど、自分で認識しだしたのは最近かもしれない。 それはなにかとゆうと「海までの距離」だった。 大きな家に住みたいとか、木でできた家で落ち着く空間が欲しいとかそんなんじゃなく。 ただ海のそばで暮らせればいい、とゆうものなのだ。 海ならなんでもいい訳じゃない。波があってそこにすぐ、入水できるところじゃなきゃだめなのだ。 いつでも海に飛び込んで波乗りができる距離とゆうのは、ぼくが思うに家を出てから5分以内に入水できることなのだ。 なぜそんなに海の近くにこだわるのか。 それはサーフィンしたいと思った時、今すぐやりたいからだ。 「あ、波がいい」この瞬間にはボードを抱えて走り出してないと気が済まないからだ。 ここゴールドコーストでの住宅事情はビーチに近づくにつれて家の値段が上がっていくとゆう、庶民にはちょっときついものがある。ビーチサイドでも大きな家は多いが、内陸側に比べるとちょっと狭い。 ぼくみたいに家族を抱えながら、普通の仕事で食っていく身分にはちょっと背伸びしている状態かなとも思えるビーチサイド。 実はちょっとビーチから離れたとしても、車で10分や15分も走ればビーチまで行くことができるので、自分が大阪に住んでた頃に比べるとまだまだ恵まれてる方だ。 その距離まで離れれば家も大きくなるし、それにかかる経済的な負担も軽くなる。 でも、それでもぼくはきっとダメなんだと思う。 「あと10分でサンセット」「30分後には仕事に行かなきゃ」 例えばこんな感じのサーフィンする時間がないときにでも、ぼくのサーフィンしたい欲はやってくる。 たいがいの事は我慢できるタイプなのだが、これだけは我慢できない。 目の前に立ちはだかるものがあったとしても、思いっきり突き飛ばしてビーチまでダッシュしなきゃいけないのだ。 こんな小学生のわがままみたいなものがたまにやってくる。絶対に従わなきゃいけない自分の欲求。 これを抑えるとゆう事は、自分が自分でなくなるといっても大げさではない。 だからぼくは海のすぐそばで暮らさなきゃいけないのだ。こだわりとゆうか、絶対にそうじゃなきゃ

Mantra on Salt beach Kings cliffに泊まったレビュー

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Kings cliffのMantra ゴールドコーストから車で約30分の小さな町、キングスクリフ。その町の中心からさらに15分ほど離れると新興住宅街ある。そこにひっそりと佇む、マントラリゾート。ペッパーズが隣にありそこはレジデンス用アコモデーションとなっている。その同じ敷地内にあるのがオンソルトビーチ。日本からも新婚旅行で訪れる人たちがたくさんいるらしい。 今回は奥さんと長女の誕生日祝いで2泊3日、ゆっくりさせてもらった。 2ベッドルームのジャグジー付きオーシャンビューの部屋からは波チェックができ、最高だった。     残念ながらいい波に恵まれなかったが、ホテルからボードを抱えてビーチに出れるのでサーフボードを持ってチェックインしている他のお客さんを何人か見かけた。 部屋には冷蔵庫、洗濯機もついてるので長期滞在にバッチリ。 エントランスを抜けて中庭にいくと大きなプールがあり、ホテルの部屋はそれを挟むようにサウスウィング、ノースウィングに分かれている。そして部屋からもプールが見えるようになっている。 夏以外の時期でも楽しめるプールが裏手にあって、お風呂なみに水温が高いジャグジーと小さなプールがある。中庭のプールに比べるとこちらの方が水温高めなので、寒い日は裏手のプールで遊べる。 このリゾート内にレストランがいくつかあるが、マントラ直営はエントランスホールにあるカフェSurge(朝食から昼食まで)とペッパーズ側の建物に入っているSeasonレストランがある。朝食付き宿泊ならとても便利で、朝の6時半から10時までの間にいつでも朝食バッフェが楽しめる。 シーズンレストランはファインダイニングで少しお高いが、子連れでも快く対応してくれるのでとても感じがいい。実際ぼくらも4歳と1歳を連れて入ったのだが、ぬり絵セットを持ってきてくれたり、キッズミールを先に持ってきてくれたりと沢山気配りをしてくれて、3コースを注文したぼくと奥さんもなんとか無事にデザートまでたどり着くことができた。 味は言うまでも無くとても美味しく、料理の盛り付けやお店の雰囲気もいい感じ。平日でも混雑しているので予約はしっかりしたほうがよさそうだ。 奥さんは誕生日だったので、同じ敷地内のエステでホット

無人島に漂着。3日後に救助された男たち ~ Men Rescued After Spending 3 Days on a Deserted Island~

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  無人島に漂着するなんて実際にあるのだろうか。この地球上では、無人島を見つけることすらすでに難しくなっていると言われている。しかしヨット乗りの男たちは見つけたのだ。 彼らの乗った小さなヨットが転覆し、ミクロネシア諸島のウェノ島で3日間の漂流生活を送ることになった。 男たちの家族が捜索願を出したその後、アメリカ沿岸警備隊が捜索に乗り出した。すぐに海軍航空機が、数マイル離れた北パプアニューギニアのファナディック島にいる彼らを発見した。 彼らはヤシの葉を用いて「HELP」と砂浜に書き、さらに飛行機に向かって救命胴衣を振っていた。 報告書によると彼らのヨットは大きな波にさらわれて転覆してしまったようだ。幸いなことにこの男たちは、近くの島まで泳ぎ切ることができたのだ。 「大波に襲われ海に投げ出された彼らは、一晩中に渡って2マイルもの距離を泳ぎ続けた。発見された時はヤシの葉でHELPのサインを作っていた。沿岸警備隊はローカルの救助部隊から、すでに救助に関わる期限が過ぎていると火曜日の時点で通達を受けていた。」とハワイのアメリカ沿岸警備隊の公式Face bookページに書かれている。 捜索届が出されてから沿岸警備隊が使用したプログラムAMVERは、商業船などでも地域の捜索活動を支援することができるとゆうものだ。沿岸警備隊から要請を受けた海軍がP-8A Poseidon 対潜哨戒機で捜索に当たった。 発見されてから数時間後には、地元のボートで救助されそのまま病院へ搬送された。幸いにもハッピーエンドとなった今回の漂流記、あと少し救助が遅れていたら最悪の結果になっていただろう。 参照元 www.theinertia.com 翻訳  Yoichi Kurokawa

Burleigh Brewing My Wife's Bitter

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色合いを眺めながら楽しみたいビール 2009年に大ビンの限定品として登場したイギリスの伝統的なビタービアーの「マイワイフズビター」、今では330mlのスタビーでどこでも手に入るようになった。それに加えてタップでも出しているパブやレストランもあるので、見つけたらまずは1杯といきたいところだ。 原材料もイギリス産にこだわっている。まずクリスタルとチョコレートのモルツ、伝統的なイギリスのホップ(ファッグルとイーストケントゴールディングス。詳しくは ホップの種類 を参照)に加え昔からのイギリスのイーストを使用している。その結果、うまい具合にモルトの具合が計算されたスイートキャラメル、ナッツ(特に乾燥させたヘーゼルナッツから抽出したもの)それにローストしたモルトからもヒントを得ている。 実際に飲んでみると見た目の濃いさ、香りに比べてとてもあっさりした印象だった。その香りはウィスキーのような甘苦い香りがパッと広がるような感じのもの。口に含んだ後にはやはり甘さの裏に、ちょっと苦みが残るといったものだった。クリーミーな泡立ちできめが細かいこのMy Wife's Bitter は冷蔵庫から取り出してしばらく置いてからでも十分に美味しく頂けるビールであろう。 お気に入りのグラスに注いで色合いを眺めながら楽しみたい。

サーファーの一日はここから始まる。

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サーフィンで始まる一日は最高だ。こんな日がいつまでも続けばいいのになぁと思う。 上に住んでいるベンがワックスアップしている音で目が覚めた。とにかくぼくも飛び起きて、いつも通りにトイレに行ってからコンタクトレンズを入れた。そしてカメラを持ってビーチに向かった。 足を踏み入れると「きゅっきゅ」と音が鳴る砂浜では、生まれたばかりの小さなカニが音も立てずに走り回っていた。 海の向こうはオレンジ色で輝き、その素晴らしさに目を奪われた。太陽が昇ってくるその瞬間が静かに激しく盛り上がっていた。 6時過ぎのSunriseを待たずにパドルアウトするローカルボーイズ。 その後を追いかけてぼくも海に入って行った。 形の綺麗なうねりがゆっくりと入って来る。 みんな自分の前にやってくる波だけに乗っていく。ルールなど誰も気にしている様子はない。ただ君がその波に乗りたかったら乗ればいいさ。とゆうような空気を感じられる。 たぶんこれがローカリズムなんだろうな。 ビジターに押し付ける「海のルール」とはまったく次元の違うもの。 自分と海。 大自然と向き合う時間がここにある。波の乗るとその壮大なパワーを感じる。 サーファーの一日はここから始まる。 【今一番観なきゃならないサーフィンDVD】 この映画はレジェンドサーファーの川井幹雄さんが70年代に製作した伝説の映画『ストーンブレイク』。 4月に発売されたばかりのこのリメイク版は『ストーンブレイクドリームス』という名で新たにリリースされた。 ついにぼくも観ました。ぼくもミッキーさんたちのように素敵に年齢を重ねていき、いつまでも波乗りを楽しんでいきたいなって思わされたサーフムービー。 かなりおススメです!! 【今一番読まれているサーファーの本】 このブログで紹介してからも、たくさんの方が購入されてるよー。 カリフォルニア在住のプロサーファー鍼灸師、南秀史郎さんのマーヴェリックに挑戦するライフスタイルから、挑戦し続ける人生とはどうゆう事なのかを教えてくれる良書。 リリース当初からずっと、衰えることない人気が続いてるんだよ。 夢に挑む人生を送りたい人!必見です!

鏡で作る笑顔でなんとか。

職場の人間関係とゆうのは、一筋縄ではいかないこともある。 ここゴールドコーストでは、日本の常識が通用しない戸惑いもあってか最初のうちはどうやったらうまくやって行けるのだろうと頭を悩ませていたが、ついに「こじれない人間関係の秘訣」を掴むことが出来た。 この日のキッチンハンドはニロ。予定では朝のバッフェをやりながら、GMブレッキー(えらいさん達に作ってあげる特別なやつ)もやらなきゃいけないちょっとしんどい日なので、ぼくは気合が入っていた。 そしてニロのヘルプも十分に必要なので、いつまでも前日までの事を引きずってムカついてられない(ムカついてたのか?ブログに書くくらいだからムカついてたのか。。。) で、就業時間になったのにニロは現れないとゆう腹立たしい事態が。。。しかし細かい事は気にしてられない、だってここはオーストラリアなんだから。 ぼくはぼくのやるべきことをこなしていけばいいだけなのだ。だれがサボろうが遅刻しようがぼくが気にすることではない。と心の中でつぶやき始めていた自分に気が付いた時は、もうすでに腹が立っている時なのだ(笑) このままでは奴に説教しかねないのだが、上目線で言っちゃうと倍になって返してくるし、つまらない言い訳もたっぷり聞かされる。そしてその後の空気を回復させるのに時間が掛かる(もちろんぼくの!)そしたらどうなる? GMブレッキーをやる時にニロの協力が得られなくなり、仕事がスタックする恐れがある。それはあかんなぁ。 結局6分遅れでしれーっと出勤してきたニロ。これで100回目の遅刻だろうな。やっぱり腹が立ったね。 ぼくはあいさつもそこそこにトイレに逃げ込んだ。泣くためではない。鏡がどうしても見たかった。いや、鏡を見ても鏡を見ている訳じゃない。自分が見える。自分の顔が見たかったのだ。 こんなどうしても我慢しなきゃいけない時はこうするのだ。 「鏡の向こうにいる自分に笑顔を見せる。」最初は引きつり笑いになっててどうしょうもないが、かわいい笑顔になるまでずっとやるのだ。そして笑顔が決まったらそのまま腹立つ奴の前まで行って笑顔で話しかければいいのだ。それでいいのだ。 こうゆう作戦ってばかばかしいが、おかげで職場ではなんとか自分の感情を露わにすることなく無難な人間関係を保てている。

仕事は好きになれ。

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いつもUnhappyなワークメイトへ Photo by  Geoff Livingston 仕事って、毎日同じことの繰り返しだし気持ちが入らない時もあると思うけど、誰の為でもなく自分の人生を賭けて働いてるんだから、たとえそれが自分のやりたい事じゃないとしても、嫌いになったりしない方がいいとぼくは思うな。 生活の為ってゆうのも分かるし、家族がいるならなおさら嫌でも働かなきゃいけないこともあるだろうけど、Dream Jobに就ける人ってそんなにいる訳じゃないんだから、みんなそれなりに不満を抱えてたりするもんじゃないのかな。 それでもどうせやるならテンション上げて楽しい気分になって、無理やりにでも好きになった方がいいよ。 好きなトコロをみつけるようにしなきゃ。 このままでは周りの人たちもいい風に思わないしね。 しかも上司との関係も悪い方向に行ってしまいかねないよな。だって嫌々働いてる奴がいて、嬉しいボスがいるはずがない。 どうせやらなきゃいけないなら楽しめ! ワークメイトのニロとは入社時期がほぼ同じで、年齢も家族構成もほぼ同じ。そんな彼との違いは「仕事を好きか、それとも嫌いか」。 ぼくは彼の仕事に対する正直な気持ち!?がとってもとっても気になるのだ。気に障るとはこのことなんだと思う。 いつも彼はぼくに「お前はいいよな。好きな事を仕事にできて。俺はこんなことやりたくないんだよ。大っ嫌いだクソだ!でも他に仕事がないから仕方なくやってるんだ」と言い放つ。 確かに立場的にも彼が置かれている環境は素晴らしいとは言い難い。 仕事はハード&ハードだし、そこからステップアップしていくものでもない(キッチンハンドなんで) ニロはボスに何度となく「シェフになりたい」と伝えてるようだが、まだその想いは叶えられてない。 最初はぼくも「ちょっとひどいなエグゼクティブシェフは」なんて同情的な思いを持ってたが、今ではそんな思いは全くなくむしろ、「そりゃそうなるだろう」と思っている。 だってぼくが見てなければすぐに手は抜くし、雑だし、もっとお金が必要だって言ってるわりには「もう帰っていい?」ってすぐ言うし、スーパー適当人間なんで仕事の上では全く信用できないタイプの人間なのだ。 先日、上のシェフとぼくが話し合い、ニロにもシェ

 大沢宏晋がWBOアジア王座獲得  ~OSAWA STOPS ARMED IN GENSAN~

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大沢宏晋がWBOアジア王座獲得 ジェネラルサントスにて。 日本の 大沢 宏晋 はリング入場の際、彼の母親の祖国であるフィリピン国旗を掲げながら登場した。彼がリングの中にいたのは短い時間だったが、見事に勝利を獲得することとなった。 大沢はヨン・アーメッド(インドネシア)を左、右フックに続く強烈な右で倒した。 アーメッドは一度立ち上がったものの、大沢の猛攻撃はさらに続き、再び2発のフックを浴びせられた。アーメッドは2度目のダウンに屈することとなった。 レフェリーのダンレックス・タップダサンにより、第一ラウンド2分49秒で試合を止めた。 大沢は空欄だったWBAアジア太平洋フェザー級タイトルを獲得し、30勝3敗4分19KOと大きく前進した。対するアーメッドは12勝6敗1分け6KOと後退することとなった。 また大沢は元OPBF及びWBOアジア太平洋のフェザー級暫定王座である。 GEN. SANTOS CITY – Hiroshige Osawa of Japan carried the Filipino flag during his ring entrance to honor his mother’s country. His stay inside the ring was short and successful. Osawa decked Yon Armed of Indonesia with a hard right followed by a left and right hook. Armed got up but Osawa continued his assault, and two more searing hooks later, Armed went down for a second time. Referee Danrex Tapdasan decided to end the carnage at 2:49 of the first round. Osawa captured the vacant WBO Asia Pacific featherweight title and goes up to 30-3-4,19KO’s. Armed drops to 12-6-1,6KO’s.

D-bah行きを止めてしまうには完璧なタイミングだった。

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日差しはまだ強かったけれど、すでに秋の気配が混じっていた。 ゴールドコーストにはまた新たなうねりが入り始めてきたので、波乗りを生活の一部としているぼくはワクワクした気持ちでBurleigh headsに向かった。 5時半とゆうのは特に早い訳じゃないのに、太陽がまだ昇ってないせいでとんでもない時間に海に来た気分になる。 薄暗い中波チェックしてたが、ハイタイドのせいもあってあまり割れて無く、すでに海に入っている数人のサーファーを見てたけどあまりいい波に乗ってる感じじゃなかった。 ブログ用の写真を撮って、ここで入ろうかD-bahに行こうか迷いながら、さりげなく車に乗り込んだ。困った時はD-bah。あそこに行けばとりあえずファンウェーブはあるからね。 前の日、Sunshine coastから遊びに来てたダイキと海に行ったのだが、StraddieかD-bahに行くか悩んだ挙句、Straddieに向かったらすでにオンショアビュービューだったので、引き返してD-bahまで行く羽目になったとゆう事があった。 やはり無駄な迷いは良くないとゆう事が分かったので、今朝もさっさとBurleighに見切りをつけて南へ下ってしまおうと思った。 しかしバーレーの神様はぼくを呼んでいた。 エンジンを掛けようと思ったその時!4つ5つと綺麗な形のうねりが連なって入って来たのだ。そのサイズは2ft程度のものだったが、D-bah行きを止めてしまうには完璧なタイミングだった。 それから小一時間ほどで海から上がったぼくはまた波を見ていたが、入って来る波の数がどんどん増えていた。ぼくもほんの15本ほどの波に乗って(これはかなりご機嫌な数字である)ラッキーな気持ちいっぱいで海を後にした。 今日も大自然からの恩恵を受け、海のパワーを感じて楽しむ事が出来たことに感謝!! 【今一番観なきゃならないサーフィンDVD】 この映画はレジェンドサーファーの川井幹雄さんが70年代に製作した伝説の映画『ストーンブレイク』。 4月に発売されたばかりのこのリメイク版は『ストーンブレイクドリームス』という名で新たにリリースされた。 ついにぼくも観ました。ぼくもミッキーさんたちのように素敵に年齢を重ねていき、

7月から6月生まれが同級生?? クィーンズランドの小学校は何歳から通うの?

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早いものでうちの長女が4月で4歳になる。そうかそんな歳になったのか、とゆうことでもうすぐプレスクールの申し込みをしなきゃならない。 その小学校はどこになるんだろうか。校区から考えればマイアミになるらしいが、まぁうちはどこでもいいんだけど、これから家を引っ越しとなる時にも学校までの距離を考慮しなきゃいけないからちょっと大変だなぁと思っている。 州政府のサイトを見るとなんとも分かりにくい早見表があった。 https://www.qld.gov.au/education/earlychildhood/prep/pages/enrolments.html リオはこのままだと2017年1月からプレスクールで、2018年から小学生となる。 つまり11年7月1日から12年6月30日生まれが07年1月からプレスクール、08年1月からYear1となる。 これにうちの娘を当てはめると、プレスクール(小学校準備クラスとゆうものらしい、日本だと幼稚園年長かな)に入る時は4歳8か月、小学校入学が5歳8か月となる。日本と比べると4か月も早く小学校に上がることになる。 リオは5歳8か月でYear1に入って、7月生まれのお友達は6歳5か月で入学となる。6歳になるまであと4ヶ月もあるリオと、6歳になってから半年近く過ぎたお友達とではかなりの差がついてることが予想できる。 うちはバイリンガル教育(といってもまだ何かを始めた訳じゃないんだけど)なので、現地の子供たちと比べると言葉の発達が遅れている。だからそのハンデを背負ったまま州政府の予定表通りに小学校に入学しちゃうと、勉強で遅れが出ちゃうんじゃないかなと心配しているのだ。 だからうちではもう一年キンディーに通わせて、プレスクールに入る年をずらそうかと考えているのだ。 そうすれば余裕をもって小学校に通えるようになるんじゃないかな。 なんか日本人の感覚からすると「いきなり留年」しているみたいで、負い目を感じちゃいそうだけど、キンディーでちょっと聞いてみたところそういった話はよくあるらしい。 別のキンディーに通うリオの友達にも早生まれがいて、その子も1年ずらそうかとゆう話になってるらしいから、まぁ親がむやみに恥じる事でもないだろうな。 この新学期と年齢を分け隔てる時期がずれてるとゆう