人恋しい今の騒動
毎日家でのんびりと過ごしています。
次々に発表される豪州政府のコロナ対策を、自分に関係あるものと無いものをすぐに振り分けて理解し、取り入れるようにしています。
それにしても毎日暇しないね。
毎朝と毎夕に豪州と日本のニュースで、コロナがどこまで迫ってきてるのか、日本とオーストラリアはどんな状況なのかをチェックしながら、あとはユーチューブ動画を編集しブログを書いて、といった毎日を淡々と過ごしている。
コロナの脅威は肌で感じるし、怖くないと言えばうそになる。
けど今の生活のリズムに、ストレスは全く感じない。
家族全員で、子供たちとずっと一緒にいられるのが嬉しいし、こんなシンプルライフが実は憧れだったりするからだ。
たぶん、40年間生きてきた中で一番心が落ち着けてる時間かもしれない。
ただ一つ足りないものがあるとすれば、まぁ満足してるみたいなことを言っておきながら「足りないもの」を探ってるなんて強欲みたいで、そんな自分が嫌だなって思うのだが。
まぁそんな前置きはどうでもいいか。
余計なこと言わずに本題に入ればって感じだよな。
人恋しいです
ぼくには可愛い妻と、四六時中しゃべってる生意気な娘二人に、19ヶ月の息子がいるのだから、寂しさを感じるなんておかしいじゃないかと思う人もいるかもしれないんだけど、本当に今の状況では寂しさを感じずにはいられないのだ。
Social distanse
この言葉ができてから、ぼくたちは変な世の中を生きる羽目になってしまったのかもしれない。
ソーシャルディスタンス?
社会的距離?
なんか冷たく感じるよな。
友達同士でも同僚でも、近所の人でもなんでも、酔っぱらった勢いで知り合ったお姉ちゃんとでも、「社会的距離」を保って接しなきゃならない世の中になってるんだよね。
ちなみにオーストラリアでのSocial distanseは1.5mとなっている。
つまり人間二人が手を伸ばして、届かない距離ってのが1.5メートルくらいで、Social distanseとゆうことになっている。
なんだそりゃ?
だよね。
この制限が始まってから、最初は冗談をいいながら笑ってたぼくたちオーストラリア国民も、それを守らないと罰則罰金を食らうとなってから政府の方針がかなり真剣だと分かるようになり、またコロナの脅威が想像していたものよりもはるかに速く、恐ろしいものとして目の前まで迫ってきてるとゆうのを分かり始めたころから、街の人たちがみんな距離を置いて生活を送るようになってきたのだ。
スーパーに行けばレジに並んだりするんだけど、床には1.5mごとにビニールテープかなんかでバッテンの記しがしてあって、前に立ってる人との距離を開ける指針が置かれるようになった。
そして今日の段階では、公園に設置されてるパブリックのエクササイズマシンも使っちゃいけないことになり、バリケードを設置されたところもある。
近所の人と会っても、不自然な1.5mを取りながら会話しなきゃならないし、あいさつ代わりのハグや握手なんかは、もうだれもやってないんだよね。
コロナの感染拡大を防ぐために他人との距離を「社会的に保って」予防に努めましょう。
ってことなのはぼくでも分かる。
しかしこれによって、コロナの感染拡大のスピードは緩やかになりつつあるのかもしれないが(今日の時点ではだよ)、ぼくら市民の間には何とも言い難い隙間が空いてしまった気がするんだよね。
たまにいるんだよ神経質な人が
ちょっとすれ違う時に「ソーシャルディスタンス!!!」と叫んでるおっさん。
波チェックの時にたまたま会った人とでも、「今日もいい波だな」ってゆう言葉を交わせないもんだから、変に意識して避けてしまったり。
握手やハグができないだけでなく、たまたまそこにいた人と空の美しさの言葉を交わしたり、困った誰かをヘルプすることさえ難しいことになってるんだよ今は!
ぼくはこの状況がすごく悲しいです。
人との距離が、思いっきり開いた気がする。
みんなが遠慮がちに、近づきすぎない距離で、友好的に笑顔を交わしながらも、立ち話が始まらないようにと気を使いつつ歩き去るような雰囲気になってきた、この状況が寂しいなって思うんだ。
友人たちにも会えない日々が続いている
「必要のない外出と家族や同居者以外と接しないように」といったお触れが出ていて、罰則金は1000ドルオーバーだし、半年間の投獄も課せられるといわれているから、お調子者のぼくでもさすがに「久しぶりに会おうぜ」と言えない状況となっている。
ほんとはさ、こんな厳しい時だから、久しぶりの友達や近所の人たちとも肩を寄せ合ってさ、酒でも飲んでワイワイやれば楽しい時間としてアッとゆう間に過ぎていくはずなのに、今はそれすらできない。
くっそ~!ボケ!こら~!やでほんま。
人と接することのない時間がこんなに寂しいとは思わなかったなぁ。
コロナが収束したらみんなでハグしましょうね(笑)
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