ヘッドシェフが突然の離職で、ぼくたちこれからどうなるの?

Fish Labの立ち上げから頑張ってたマイケルヘッドシェフが辞めた。

オーストラリアの求人広告には「reliable」ってのがよく書かれてるけど、アレってマジだからね。
多くのオージーシェフってのは微妙に遅刻は当たり前だし、「俺知らないよ」とゆう無責任な言葉は呼吸レベルで出てくるし、何より一つの職場で長く働くほどの忍耐力が無い。
そんなんだから「いいシェフ」を見つけるよりも、「信頼できるシェフ」を捕まえるほうが難しいとゆうことなのだ。
日本だったら当たり前のレベルなのにね。




立ち上げから一緒に頑張ってきたヘッドシェフのマイケルが、クリスマス直前で辞めてしまった。

原因はオーナーとマイケルとの間にできた溝が深いところまで行ったところで、あることがきっかけで、彼はあっさりと一瞬で辞めていったのだ。

最終的なきっかけは、オーナーがヘッドシェフを募集したことだ。もちろんその時はまだマイケルはヘッドシェフをやっていたんだけど、ヘッドシェフを他の人に変えたいとゆうことでオーナーが先に募集をかけてしまったとゆうことなのだ。で、その求人をいち早く発見したマイケルは、話し合いの場を持つ事もなくあっさりと辞めて行ったのだ。

求人広告を毎日見ていたマイケルもマイケルよな。






オージーシェフってジプシーのごとく、レストランやホテルを転々とするのが特徴なんだけど、こうやっていきなり転職しちゃうのも普通によくあるし、次の仕事もすぐに見つかるのでマイケルにとってはそんなに大事件でもないのだ。

まぁお給料が入って来なくなって生活が困るなら、政府からもらえるお金でなんとか生き延びることができるとゆうシステムがあるとゆうのも、そういった決断を後押しするのだろうなって思う。

まぁこんなんだからぼくら移民に仕事が回ってくるんだけどね。あと10年経ったら管理職はみんな外国人で埋められるかもしれないよ。

オージーって気楽でいいなぁと思う反面で、いつまでたっても自分のホームが無い生き方になってしまうのがなんか地に足がついてないようで、あまり尊敬される行動ではないんじゃないかともぼくは思う。同じことを長く続けないって事は、いつまでたっても極めることなんてできないのにね。


マイケルが辞めた時に、他のシェフ達が「よういちがヘッドシェフをやればいいじゃん!」って言ってくれたのは嬉しかったが、自分には大きすぎる役職だからできないとゆうのをしっかり伝えた。それでもしっかりとぼくの指示の元でやってくれると言ってくれたライアン達には感謝の気持ちでいっぱいになった。



スーシェフとヘッドシェフでは役割が全然違うし、自分は今のポジションでもまだまだこれから学ばないといけない。新しいヘッドシェフが来るまではぼくが責任をもってお店を回すけど、次のヘッドシェフが作る新しいシステムに素早く対応していかないといけないので、柔軟さをもって待ち構えていないとね。

まだ始まって2ヶ月しか経ってないなんだけど、ヘッドシェフがいなくなって、新しい空気が流れてくるワクワク感で一杯のFish Labである。

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