【ゴールドコースト仕事あるある】オージーはカスタマーサービスが適当過ぎると身に染みた事件のこと。


今夜サーファーズパラダイスの、ぼくが働くホテルに来られてた日本人ご夫婦は結構ご立腹だった。

カスタマーサービスに慣れてないぼくは、対応に四苦八苦してしまった。

日本人スタッフは他にもいるんだけど、あいにく今夜はみんなオフ。



ぼくなんかただのシェフなので、どうしたらいいのかわからず、冷や汗だらだら。

でもなんとか嫌な思いだけは、特に日本人には楽しんで帰ってもらいたいと思ってるので頑張ったんだけど、さてどんな気持ちで帰られたのか知る由もないが、願うは厚かましくもハッピースマイルである。






ホスピタリティーで働いてる人って、お客さんを喜ばせたりするのが好きって思うでしょ? 

でもそうじゃないスタッフもいるんだなぁこれが。


たまに英語が全く話せない日本人のお客さんの対応を任せられたりするんだけど、俺はこうゆうの進んでやりたいといつも思っている。
今夜は忙しくてフルハウス。

全く空きがない状況だった。

この日本人ご夫婦にはダブルブッキングで席がスムーズに用意できず、スタッフの対応もよろしくなかったとゆうことでご立腹だった。



ぼくは下っ端だから特別なサービスをしてあげることができないので、ただ話を聞いて謝るしかできなかった。

しかしこの間だいたい15分間くらい、つかまってしまった。
カウンター越しにはご夫婦と日本語で話しつつも、隣に立ってたマネージャーのルークとは予約表を見ながら、「ここに入れちゃおうよ」とコソコソやっていた。


テーブルについてもらい、最初のドリンクをサービスさせてもらったりして、ご夫婦のお怒りを少しは収めることができたと思う。



キッチンに戻り、ジェイソン君に一連の出来事を説明。(このブログで度々登場する彼は、シェフデパーティーなので責任者でもある)
すると「そんなの文句を言う奴なんかいちいち相手にしないで放っておけ!そうゆうやつらは、ちょっと話を聞けばさらに要求が多くなるんだから」と言われた。
ぼくは「まじかこいつは?シェフのくせにそんな事言っちゃうのか?」とショックだったが、ジェイソン君が人にやさしくすることを知らない人だとゆうのは分かっているので、そのままの彼でいてもらおうと思い黙って聞き流していた。



その後もほかのシェフやスタッフを捕まえては、「だいたいこのサーファーズに来てサービスを求めるなんてのがおかしいんだ。ここはオーストラリアなんだぞ」とい放っていたジェイソン君。

オージーの名誉を守らなければいけないので言っておくが、彼はオーストラリア育ちのコリアンである。
「生まれた所や皮膚や目の色で、いったいこのぼくの何がわかるとゆうのだろう」ってブルーハーツが歌ってたように、まぁ出身国で何かわかるものでもないのだが、お客さんが笑顔で楽しんでくれればそれだけで自分が頑張ったかいがあったって思うのが、ホスピタリティに勤める人間の気持ちであり、万国共通だとぼくは思っている。
その後もまだ少しあのご夫婦の事が気になっていたぼくは、ジェイソン君の目を盗んでこっそり客席に行きご機嫌伺いをしてきたが、もうすでに楽しんでくれてたようで笑顔だった。

そしてわざわざ顔を見に来たことへの感謝の気持ちまで頂けて、やっぱり嬉しかったしホッとした。
そして忙しいキッチンに戻ったあとは、そんなことをすぐに忘れるほど走り回っていた。

しばらくするとなんと今度は違うスタッフが、「おーい!トランスレーターのよういち~!ちょっと来て~!」と呼びに来た。
もうジェイソン君はお怒りである。

なんでそんなに人の期待に応えることが辛いのか分からないが、こんな人が一人でもいれば、そりゃあサービスが悪いと言われるのも納得である。
しかし今夜は日本人がスタックする日なんだなぁと思いながら呼ばれた場所までいくと、さっきのお客さんだった。


帰る間際らしく、今度はお会計でトラブルか?と思ったらお礼の言葉を頂戴することとなった。

一度しか自分の名前を言ってないのに覚えててくれたのも嬉しかったし(名札をつけてるんだけどYoichiとしか書いてなく、やっぱり日本人のお客さんには「黒川」と名乗るのが自然なので)、社交辞令ではあるのだろうが、「また黒川さんに会いたいと思うのでここに泊まりに来ます」とまで言ってくださった。嬉しさ満点である。


さてキッチンに戻ってからは、ジェイソン君には何も報告しなかった。

言ってもこの胸の温かい気持ちは伝わらないだろうと、判断したからだ。

自分もなかなか冷たい人間だなって思う(笑)




このような話題をブログに書くのは、サーファーズのホスピタリティーで働くほかの人に対して申し訳ないなぁとゆう気持ちがあるのでどうかとも思ったが、ここには人それぞれ違った価値観があって自分が正しい訳ではないとゆうことがあるのを伝えたかったとゆう気持ちがある。
サービスが当たり前にある国な日本と、サービスを受けると、限りなく求めようとするインドや韓国。

他にもいろんな国があって色んな文化背景があり、それらを理解してマルチな対応をできるようになるべきなのが、移民の国オーストラリアで働くことの必須スキルかもしれない。
実際ぼくも国別に対応の仕方を変化させて、うまくやってるからね(笑)
でもやっぱりぼくは日本人のお客さんには特別喜んでもらい、ゴールドコーストに来てよかったって思ってもらいたい。
それはホスピタリティに勤めてるからだけじゃなくて、ここが好きで住んでるから、みんなにも楽しんで喜んでもらいたいなぁって思うもんねやっぱり。





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