だからタトゥーはやめておけって。
ゴールドコースト発、タトゥーへの考え方
ぼくが初めてタトゥーを入れたのは2000年の夏。大阪の「スリータイズタトゥー」にて。20歳の時だった。
今は休刊となっているが、当時愛読していた「バースト」から影響を受けたのだ。
オシャレタトゥー的なものが出始めた頃とゆうこともあって、アメ村なんかに行くとファッションの一部として見せている人が結構いたりなんかしてた。
人によってタトゥーを入れる理由は様々だと思う。気合、記念、憧れ、自分を大きく見せたいとかだったり、ファッションの一部として取り入れる人もいる。
でもどんな理由であれ、特に日本では多くの目から見て、異質の存在として扱われてしまうのだ。それをカッコいいと思う人もいる反面、反社会的な行為として受け取られてしまうこともあるのだ。
ぼくがタトゥーを入れた理由は、カッコいいと思ったから。そして、それまでの自分の生き方を改めようとしていた時期でもあって、「偉くならなくても正しく生きよう」と決めながらも、「大多数の流れには乗らない」とゆう意思を表現する手段として入れたのだった。
ちなみに背中に入っているトライバルの大きな昇龍には、人生を高きに昇ろうとゆう意味を込めている。
ここゴールドコーストでは、タトゥーを入れている人がそこらじゅうにうじゃうじゃいる。タトゥーショップも街の至る所にあり、どこも予約でいっぱいとゆう状態だ。
若い子からおっさんおばちゃんにジィちゃんバァちゃん。警察官に消防官、シェフやスポーツ選手など、年齢性別、職業を問わず誰もかれもが入れている。
じゃあこの国ではタトゥーがあっても何の制限もないのか、とゆうと実はあったりする。
手や首や顔に入ってると、ナイトクラブやカジノに入れないし、職業的にNGなところもあるらしい。
けど警察官の腕にやくざ顔負けなのががっつり入ってるのを見ると、この国は寛容なんだと感じる。
日本では、温泉やスパワールド(大阪の)、ゴルフ場やサウナなど入店できないところが沢山あるどころか、パブリックでは不本意にも隠しておかなきゃいけないのが普通など、肩身の狭い思いをするのだ。
ぼくも大阪にいた頃は周りの人からヤイヤイと、「年取ったらしわくちゃになるのに大丈夫なの?」「あとで後悔しても遅いんだよ」「子供になんて説明するの?」などなど、どう返答すればいいのか分からないことを結構言われ続けた。
オーストラリアでは普通にみんな入れてるし、日本でもファッションとして認知されつつあるようだが、これから将来、タトゥーが完全にOKな社会になるのかとゆうとそれは無いと言えるだろう。
肌にインクで彫り物をしているなんて異質なもんだし、嫌悪感を持つ人だって居なくなることはないだろう。それにタトゥーを入れてる人間なんてロクでもない奴ばっかりなんじゃないのか?なんてゆう偏見も簡単にはなくならないだろうし、そうじゃない人間はタトゥーな人間を見下すだろうし、入ってる人間は後ろめたく思うこともあるだろう。それが現実ってもんだろうとぼくは思う。
だからタトゥーはカッコいいのだ。だからぼくはタトゥーが好きなのだ。
「タトゥーを入れようと思ってるんだけどどう思う?」って相談された時は「絶対に止めとけ」って言うけどね(笑)
一生残るタトゥーに対して後悔しない。それは当たり前なのだが、タトゥーとかじゃなくても後悔しない毎日を過ごしているのか?そうじゃないならやっぱタトゥーは止めておいた方がいいと思うよ。
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