【現地企業で働く】 同僚のオージーに対してぼくが行う人種差別




ロビーナタウンセンターのFish Lab


キッチンでの出来事。

今働いてるところはご存知の通り、オープンして間もないお店なので毎日が慌ただしい。

上手くいくことも行かない事もいっぺんにやってきて、ごちゃごちゃな毎日を過ごしている。

メインのシェフは、マイケルとぼくでやっていて、オーナーシェフ(ほとんどキッチンはぼくらに任せてる)のウィリアムに加え、ライアンとゆう若者がアルバイト枠で入ってくれている。

ウィリアムは日本のレストランで働いた経験があるからなのか、「やりやすいと思うなら日本人のスタッフを入れてもいいよ」と言ってくれていて、確かにそうすればぼくにとってはすごく楽になる。

だって日本人は、言われたことを確実にやろうとするし、あまり文句を言わないからね。

でもぼくの中ではちょっと変なこだわりがある。

これから先に挑戦していきたい料理は、ジャンルにこだわらない自由なもので、時には「それってジャパニーズフードじゃあり得ないよ」みたいなことも手を出していきたいのだ。

本当は自分が楽になりたくて、阿吽の呼吸で働いてくれそうな言葉の通じる日本人のシェフに入ってもらいたいと思ったりすることもあるのだが、そしたら自分のハチャメチャな勢いが衰えちゃいそうで、なんか怖い気持ちもある。

型にはまらないカタチを掴みたくて、モヤモヤしてる最中なのだ。





人種差別は本当にあるのか?


実はちょっと不安だったのがこのライアンってシェフ。

見た目は典型的な若者で、顔面ピアスに腕にタトゥー有り。

しゃべるのがめちゃくちゃ早くて、モスグリーンの目は冷たそうに見えるし、そんなんで料理とかできるのか?ってぼくは思っていた。

でも最初の印象に反して初日からかなり活躍してくれ、忙しい週末を乗り越えれて助かったし、なにより潔癖なくらい几帳面で、彼が掃除をするキッチンの中はいつもキレイでだった。

そうやって整ってないと気が済まないって本人が言っていたのだ。

(オージーはいい加減だ、真面目に働かない!とゆう偏見をもつぼくから見て)彼のそういった意外な面を見る度に、「オージーなのに珍しいねぇそんなに真面目だなんて」とか、「料理に対して意外と細かいし、勉強熱心なんやね」なんてことをぼくがライアンに言う度に「ユーアーレイシスト(お前は人種差別者か!)」って怒るのだ。

たしかにぼくはそうかもしれない。自分は日本人だから日本人らしくしなきゃとか意識するあまり、他の国の人へも自分の物差しで測って、勝手な思い込みで判断しようとしている。



ぼくは英語が苦手だから、2人以上のネイティブが雑談してるところには入っていくのをためらっちゃうし、「オージーって変な事で笑うし、訳の分かんない事で会話を進めてるよな」とか、やっぱりステレオタイプな考えが先行して、「オージーは働かない」とか、「オージーは自分勝手だ」とかゆうことを思ってしまっている。

こうゆうのが、ライアンにとっては「人種差別だろ?」みたいに捉えられることもあるって事だったのだ。

まぁオージーって合理的で物事をはっきり言うから、一緒に働きやすいなぁって思う。日本人とよりも楽かも。

この「オージーは、オージーはとか、日本人は。」なんてことを言ってしまうのが、ライアンにとっては「人種差別だろそれって」ってなるんだろうな。

元々は白豪主義な国の奴にそんなこと言われるのって、なんだかなぁって思う今日この頃である。




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