諦めない強さで掴んだ「オーストラリアの永住権」






ぼくも苦しい時はあった。だから言えることがある。


オーストラリアに永住したいとゆう若者から相談を受けた。

彼はビジネスビザ保持者なのだが、出来るだけ早く永住権を取りたい。そして日本で待ってくれてる彼女と結婚して、こっちで暮らして行きたいと思っているがどうすれば上手く永住権までたどり着けるか分からなくて悩んでいる。

もう日本に帰るつもりはなく、オーストラリアでなんとか頑張っていきたいのでどうかアドバイスを下さいとゆう相談だった。



ぼくの周りでは、多くの人がビザの問題で悩んでいる。

ぼくも永住権取得までは色んな壁を乗り越えてここまでやってきた。なのでその経験をふまえて、少しくらいなら進むべき道を示してあげることが出来るかも知れないと思って、家に来てもらって話をすることにしたのだった。

彼の職業はシェフで、現在はブリスベン郊外の日本食レストランから出してもらってるビジネスビザで働いてる。

普通にいけば何年かで、永住権まで繋がっていくだろうと思ってる矢先に問題が起きたのだ。

どうもオーナーとうまく行かなかった事があって、解雇状態になってしまったらしい。これはちょっとまずい。ビジネスオーナーと永住権スポンサーは同じものだからだ。


 
新規オープンの日本食レストランのヘッドシェフに就任した彼。

最初の2か月間は、一日も休まずに店に出て働いていた。それこそ英語が話せないオーナーに変わって、あらゆる沢山の事を段取りし身を粉にして働いたそうだ。
 
「ちょっと疲れが溜まってきたので1日だけ休まさせて欲しい」そう願い出た彼に対して冷たくなり、オーナーはその一言で気を悪くしてしまったらしい。そのままギクシャクした状態が元に戻らないまま今回の事が起きてしまった。

もっと他にも原因があったのだろうが、彼が話してくれたのはこんな感じだった。

それからしばらくせずに解雇通告を受けてしまった彼。いきなりすぎて寝耳に水で、全くもってビックリするしかなかったが、そのままお店を後にしたとゆうことだった。


永住権をサポートしてもらうとゆうことは


ぼくが思うに、ビザの鍵を握ってるオーナーは何でもありだ。

ビザが欲しいなら何も言わずに働いて、文句があるなら辞めてもらって結構だ。ビザが欲しい代わりの人間はいくらでもいるんだ。ってな感じの匂いがプンプンするし、実際のそんな風に言う人にも会ったことがある。


 
べらぼうなことかもしれんが、これはオーストラリアの日系企業では当たり前のことだ。日本から移り住んで来た誰もが、ビザを取る時に苦労しているのだ。

そしてまた、まぁぼくは経験がないから何とも言えないが、ビジネスをするとゆうことは並大抵の苦労では出来ないはずだ。

その中でやっと人を雇い、ビザのスポンサーを出来る所まで来れたのに、そんなオーナー達の機嫌も取れないで文句ばかり言う奴に永住権のサポートなんかしてやるもんか!忠誠を誓えない奴は日本に帰ってしまえ!となってもおかしくないんじゃないか。

そんなぼくも昔はこんな言葉に大反発していたものだが、人のお世話になって自分の人生の道を切り開くとゆうことは、きっとこれほどの厳しい言葉が付いてくることもあるのではないか。と今なら分かる。


だから簡単な話、永住権が欲しくてスポンサーをしてくれるビジネスオーナーを見つけたら、意地でも食らいついて、どんなに冷酷な人だとしても(悪い人ばかりでは無いが、いい人ばかりでも無い)必死で好きになりイエスマンになり切ることだ。

自分の自尊心など捨てても構わないと思う、永住権が欲しいなら。

オーナー達はお金と永住権のスポンサーをする権利を持っている、言わば王様だと思った方がいい。

 
例えば昨日まで青だったものが急にオレンジと言われても「ハイそうです」とゆうのが永住権が欲しい人間のあるべき姿だとぼくは思う。ってゆうかそうしてでも食らいつかないとだめな事もあるよ。


 
そんな事、出来るはずがないとゆう人。はい、それではまた新たにスポンサーになってくれる違う人を探しましょう。

別の方法を探しましょう。例えばオージーか永住権を持ってる人と結婚するとか?!それともあっさりと永住の夢を諦めて、日本に帰る?


永住権を取った後は何でも出来るようになる。ビザによる制限から解放されるので仕事も選べるし、それによって好きな場所に住めるようになる。
 
どんなオーストラリア生活を送るのかは人それぞれだけど、永住権をゲットするまでの苦労をガマンするだけの価値はある。ぼくはそう思う。


不安な状態は小さなことが不満になる


ぼくの場合、長女が生まれた後でもまだビジネスビザで働いてたし、そのビザも期限が迫ってた。

不安でしょうがなかったし、その不安が不満となってオーナーにも伝わってしまい、関係はピリピリした状態だった。向こうはそんなぼくに永住権をスポンサーするのは、最終段階に入っても本当に嫌だったようだ。

無事に永住権が取れた1年後に、その店を辞めると申し出た時も「だからお前には永住権を取ってやりたくなかった」とはっきり言われた。

それでもぼくにはこれで取るしかなかった。嫌われてるのもハッキリ分かってたし、お互い表面上は笑顔で接してたけど辛かった。けどぼくはどうしても永住権が欲しかった。諦める訳にはいかなかった。絶対に。


大きなものを得て、たくさんのものを失い



そのお店を去る時には、10年間築き上げた人間関係を捨てることになった。これから先、自分たちになにが起きても絶対に頼らない、どんなに後ろ指さされてても後ろを振り返らず前に進むと決めた。



 

どんなに辛くてもどんなに困難でも、一度オーストラリアに住みたいと思ったら諦めない方がいい。その思いは必ず叶うから。

ぼくの場合はそれまでにお世話になってたオーナーファミリーや、その周りにいた人たちともうこれから会えることはないだろうと覚悟して、すぐにその店を辞めた。

そして10年越しの夢であった永住権を取って、オーストラリア生活を満喫している。


 

もしあの時諦めていたら?


そう考えると本当に恐ろしい。全く違う人生になってたやろうな。我慢して良かった。

今なら思えるのが、こんなに安心して幸せに過ごせる毎日が来ると分かってたら、もう少し素直に何でも言うことを聞いていれば良かったかなぁと思うこともある。

無理やり押し込んだ感じやけど、永住権のスポンサーをしてもらえて良かったなぁと心から思ってるし、今では本当に感謝している。

オーストラリアの永住権はどうやったら取れるのか?

諦めない事である。諦めたら掴めないものなのである。諦めなかったら必ず永住権は取れるとぼくは思う。