ゴールドコーストで日本のお酒が買える店 ~サウスポートパークのフジマート~


 





現地在住日本人にはおなじみの、「フジマート」で日本で販売されてるお酒が買えるようになったとゆうことで確かめに行ってきた。

お店に入って左側の一角がそのお酒エリアだった。ひっそりとなんだけど、品ぞろえがなかなか良くて思わず10分以上そこで吟味してしまったほど。

一升瓶の日本酒や梅酒にビール、焼酎にノンアルビールそしてウィスキーなんかが揃えられており、長らく日本を離れているぼくにとって懐かしむよりも、珍しいなあと思うようなものばかりがあった。

しかし「キリンラガービール」を見つけた時はさすがにドキッとして手に取った。このビールは亡くなったお父さんがいつも飲んでいたものなのだ。それを思い出して心がキュンっとなった(笑)次の命日からはこれで一杯やるのもいいかなと思った。

最近はローカルのボトルショップBWSやダンマーフィーでも、アサヒのドライやエビスビールなど日本のビールが買えるようになっているのだ。だから今更、待ちに待ったとゆう感じでもないのだが、ボトルショップじゃなくて食料品店でお酒が買えるとゆうのにちょっと違和感を感じた。ローカルスーパーでは決してお酒を売っているところなどないからだ。



その辺が関係しているのか、購入に関しての注意書きがあり読んでみると、法令によってお酒だけを単体で購入することはできないようになっている。必ず他の食料品なんかと一緒に買わなければならないのだが、お酒の購入額は、合計の75%までなんだとか。

よくわからないが、30ドル分のお酒を買いたかったらそれに加えて何か食料品に10ドル以上使わなければならないみたいなのだ。

このことが説明してあった表示をボケーっと眺めてたら店員のおねぇさんがやって来て、ちゃんと説明してくれた。ついでにぼくは、なぜこんなシステムで売る必要があるのか聞いてみたのだが「さぁなんでなんでしょうね」と他人事な様子であったためそれ以上聞く気になれなかった。そしてお酒の値段も高かったため買う気にもなれなかった。

値段が高いとはいえ、日本が恋しい時には買って飲んでみたいものである。昔は、、、、などと言うとおっさんくさいのは分かってるが、やはりぼくが来豪した2002年に日本酒を買える店などなかったもんだ。しかし今ではゴールドコーストで手に入らない日本のモノはなくなって来た。

キリンラガービールも梅酒も日本酒も買えるようになったし、ユニクロもあればラーメン屋もある。回転しない寿司屋まであるのだからすごいもんである。巷ではTVBOXとゆうものが出回ってるが、ネット回線を使って、オンタイムで日本の地上波が視聴できるとゆうものがある。いよいよ外国とゆう感じが全然しなくなって来た。

ぼくのような日本を脱出して外国生活に憧れてやってきた人間には少々受け入れがたい現実であるが、日本のカルチャーがすんなり受け入れられてるとゆうことに関してはやはり素直に喜びを覚えてしまうものだ。

それはさておき明日のランチには、キリンラガービールとたこ焼きでクイッといきたいなと思う気分になってしまった。

しかし残念ながら、たこ焼き屋ってのがまだないのである。

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