鏡で作る笑顔でなんとか。

職場の人間関係とゆうのは、一筋縄ではいかないこともある。

ここゴールドコーストでは、日本の常識が通用しない戸惑いもあってか最初のうちはどうやったらうまくやって行けるのだろうと頭を悩ませていたが、ついに「こじれない人間関係の秘訣」を掴むことが出来た。





この日のキッチンハンドはニロ。予定では朝のバッフェをやりながら、GMブレッキー(えらいさん達に作ってあげる特別なやつ)もやらなきゃいけないちょっとしんどい日なので、ぼくは気合が入っていた。

そしてニロのヘルプも十分に必要なので、いつまでも前日までの事を引きずってムカついてられない(ムカついてたのか?ブログに書くくらいだからムカついてたのか。。。)

で、就業時間になったのにニロは現れないとゆう腹立たしい事態が。。。しかし細かい事は気にしてられない、だってここはオーストラリアなんだから。

ぼくはぼくのやるべきことをこなしていけばいいだけなのだ。だれがサボろうが遅刻しようがぼくが気にすることではない。と心の中でつぶやき始めていた自分に気が付いた時は、もうすでに腹が立っている時なのだ(笑)

このままでは奴に説教しかねないのだが、上目線で言っちゃうと倍になって返してくるし、つまらない言い訳もたっぷり聞かされる。そしてその後の空気を回復させるのに時間が掛かる(もちろんぼくの!)そしたらどうなる?

GMブレッキーをやる時にニロの協力が得られなくなり、仕事がスタックする恐れがある。それはあかんなぁ。


結局6分遅れでしれーっと出勤してきたニロ。これで100回目の遅刻だろうな。やっぱり腹が立ったね。



ぼくはあいさつもそこそこにトイレに逃げ込んだ。泣くためではない。鏡がどうしても見たかった。いや、鏡を見ても鏡を見ている訳じゃない。自分が見える。自分の顔が見たかったのだ。

こんなどうしても我慢しなきゃいけない時はこうするのだ。

「鏡の向こうにいる自分に笑顔を見せる。」最初は引きつり笑いになっててどうしょうもないが、かわいい笑顔になるまでずっとやるのだ。そして笑顔が決まったらそのまま腹立つ奴の前まで行って笑顔で話しかければいいのだ。それでいいのだ。

こうゆう作戦ってばかばかしいが、おかげで職場ではなんとか自分の感情を露わにすることなく無難な人間関係を保てている。





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