いつもありがとう
ここ数日、我が家はとっても静かなのだ。
奥さんと子供たちが里帰りしていて、家の中はぼく一人。
自分一人でやりたいことがいっぱいあるので、この時が来るのを心待ちにしていた。
「寂しいんじゃないの?」ってよく聞かれるけど今のところは大丈夫。
ただなんか、彼女らが日本に行ったあとくらいからかな、テンションが上がらないなぁなんてことがあった。
しかしそれがなんと、あちらのお父さんからの一言でスッキリ晴れたのだ。
実は奥さんが実家に帰る前からちょっと心配だったのが、「向こうに帰ったら夫であるぼくの事をどんな風に話すんだろう?」とゆう事だった。
まぁ普段から親とちょくちょくコミュニケーションを取っている奥さんなので、今更ジタバタしても遅いのは分かってたんだけど、やっぱなんか愚痴とがあったりして悪いように思われたら嫌だなぁ、気まずいなぁって思ってた。
出発する直前に冗談半分で「君の両親にぼくの事を悪いように言っちゃダメだよ(笑)」って言いそうになったが、やはりそれはかっこ悪いのでやめておいた。
自分たちの子供もいるし、家族としてやっているので普段は向こうの両親の存在を気にせずやっている(離れてるってゆうのもあるので)。
そして気ままに、時には我がままにやらさせてもらってるが、こうやって奥さんが実家に帰ると思うとなんか怖くなった。
「大丈夫かな、こんな夫で。。。」
考えすぎなのは分かっているが、結婚する時に幸せにすると勝手に宣言しちゃってるし、やはり大事な娘さんを頂いた感はあるので、むしろいいように思われておかないと困るなぁってこと。
そんな時突然、Facebookで向こうのお父さんからメッセージが届いた。
「幸せをおすそ分けさせてもらうね。いつもありがとう」
最初は何とも思わなかったのだが、何回も頭の中で繰り返し考えてるうちにこれって結構いい事言ってくれてるなぁと気づいた。
「いつもありがとう」
あ~。「いつも」なんだな。やっぱり「いつも」こっちでのぼくらの事を見ていたんだな。ジタバタしてても遅かったんだな。ってゆうかちゃんとやってて良かったよ。とりあえずぼくらの家族はこれでOKってことでいいんだな。
この言葉一つで、不安だったぼくの心はすっかりと気分が晴れたのであった。
やっとこれで、心置きなく気ままなサーフィンライフを楽しむ事ができるぜ。
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