サーフィン恐怖体験ワースト3







サーフィンって楽しいんだよ


心穏やかに波に乗って、その大自然のパワーを全身で感じたときに、何事にも代えがたい喜びがあるんだ。

だからぜひとも興味がある人は、みんなやってみたらいいよ!

そう言いたいし、実際にたくさんのビギナーを海へと案内してきたのだが、でも実は楽しい事ばかりではないんだよね。

心折れそうなほど、怖い思いをすることだってある

そうゆうことも知っておいてもらいたいと思って書くことにした、ぼくの実体験「サーフィン恐怖体験ワースト3」です。








1.ロックジャンプ失敗


ポイントブレイクに多い、ロックからのエントリー。

ゴールドコーストでヤバいところと言えば、バーレーポイント、カランビンアーリー、スナッパーロックスがある。

もちろんロックジャンプしなくても、浜からエントリーできるポイントではあるのだが、より早くピークへとたどり着くためにはロックジャンプは欠かせない。

しかしかなりリスキーでもある。

スナッパーロックスからのロックジャンプでは、オーストラリアに初上陸してから4時間後ぐらいに岩に激突し叩きつけられ、全身血だらけになった経験がある。




洗礼で幕を開けたぼくのサーフィンライフ2002年 ~Snapper rocksで岩に激突!?~
https://www.spirit-kooks.com/2015/10/gcsurf_31.html
サーフィンブログ Spirit Kooks 2019



同じ場所では知り合いの人がロックジャンプに失敗して激突し、ヒザの骨がぐちゃぐちゃに割れて半年間休養し、そのまま日本へと帰国となってしまった人もいる。




カランビンアーリーでも同じことがあった。

ぼくのシェフ友達であり、Yambaローカルのベテランサーファーのマイケルが、ロックの際で飛び込むタイミングを待ってた時に、特大セットに襲われた。

そして思いっきり波に足をすくわれロックの上を転げまわって、足を骨折するとゆう大ハプニングに見舞われている。

さらにバーレーヘッズにおいて、ぼくは20回くらい転んで足をズタボロにしてるし、周りのオージーも「5回に1回は失敗して転んでるよ」と言ってるくらい、リスキーなところだ。

今はDJとして活躍しているPaul Fisherは、同じくロックジャンプに失敗して転げまわり、頭を強く打って気を失ったとゆう大惨事に見舞われた逸話ももっている。




サーフィンは水の中でのスポーツだから、転んでもケガしにくいと思われがちだが、波に乗る前のエントリーで大変な目に合うとゆうこともあるのだ。




2.怖いローカルと衝突


よくある話である。

プルアウトに失敗したり、ゲッティングアウト中にライディングをよけきれなくてぶつかったり。

相手がローカルで怖い人だった場合は、悲惨な目に合う。

ぼくが経験した怖いローカルとの衝突は、バーレーポイントだった。


あれは必死でゲッティングアウトしてる時だった。

右のずっと奥から、チューブを抜けてきてた奴がいたんだ。

シリンダーのように真っすぐできれいな筒の中を走りながら、そいつはぼくのほうに向かってきていたんだ。

本来であればぼくは、そのサーファーの進路を妨害しないようにピーク側にパドリングして、崩れた波に向かってドルフィンスルーしなければならなかったのに、その時ぼくは反対に向かったんだ。

つまり波に乗ってきたサーファーの、進行方向に向かっちゃったって訳(マナー違反である)。

それもナイスタイミングで行っちゃったもんだから、ドルフィンスルーとチューブライドしてくるところがちょうど当たっちゃって。

ぼくのボードのノーズが、チューブライドしてきてたサーファーのボードの裏側に刺さっちゃったんだ。

その時のあのサーファーの怒り具合ったりゃ、ヤバかったね。

殴られるかと思ったが、とにかく怒鳴り散らされた。

たしかに自分が悪かったし、それを謝りたかったがその隙すら与えられず、とにかく怒鳴られまくってしまって。

当然ぼくの心はぽっきり折れてしまって、それから1週間はバーレーヘッズから遠ざかっていたんだ。

海の中での他のサーファーとのトラブルは怖いね。

それがローカルだったら特にヤバいことになるってのは、今でも肝に銘じてるよ。





3.リーシュコード


恐怖とゆう感覚で合ってるのか分からないが、いい波を目の前にしてパドルアウトできないとゆう状況は、ある意味恐怖だと思う。

あれはスーパーパンピングな、スナッパーロックスだった。

波のサイズはダブルオーバーヘッド。

夕暮れまであと30分とゆうところで到着し、今すぐにでも波に乗りたいと完全に焦っていた。

そうぼくは焦っていたんです。

だからリーシュコードを持っていくのを忘れたんだ。

あの時の落胆、自分に対する怒りは、今でも忘れられないね。

あんないい波を目の前にして入らないなんてゆう選択肢は、ぼくには無かった。

だからどうしても入りたかった。

実はその時のぼくは一人じゃなくて、ある友人と一緒に行っていたんだ。

その友人Aくんのサーフィンスキルってのは、ビギナーに毛が生えた程度だったんだよね。

だから彼にはスナッパーロックスのダブルオーバーヘッドは、たぶんムリだと思ったんだ。

「ねぇたぶんA君にはこの波はムリだよ。だからリーシュ貸してよ」と自分勝手なことを言ってみたのだが、あっさり断られた。

「俺も入ってみるだけやってみたいんだよね」って、そりゃそうだよな(笑)。

まぁ案の定、そいつはゲッティングアウトすらできず、キラまで流されて終わってたけど。

ぼくは海から上がってきたサーファーたちに、片っ端から声をかけていた。

ほんと必死に、「お前のリーシュコードを売ってくれよ!」と頼みまくってたら、1人の日本人サーファーが譲ってくれたんだ。

そのおかげでパドルアウトできて超ロングライドを楽しめたんだけど、あの時の恐怖ったら忘れられないね。

だからそれ以来、家を出る前にはリーシュコードのチェックを怠らないようにしているよ。







まとめ


いかがだったでしょうか。

楽しい事ばかりじゃないサーフィン、こんな恐怖体験もあるとゆうことでした。

今日もご安全に波乗りを楽しみましょう。














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