マシンシェイプのサーフボード、ハンドシェイプのクラフトボード




大手のメーカーサーフボードはマシンシェイプで作られている。常に正しいサイズのボードが大量に生産できるとゆう点がすごく素晴らしいと思う。

そんな中、古いボードを見ていると元々はシェーパーの思いがたっぷり込められたクラフトアートだとゆう事に気づかされる。

そしてハンドシェープでやっているクラフトマンたちも、まだまだ沢山存在しているのだ。

CurrumbinにあるSurf worldとゆう博物館には、サーフボードのルーツとなる板切れのようなものから、コンテストで活躍した歴代のヒーローたちのサーフボードが丁寧に保管され展示されている。

シェーンホランが乗ったMcCoyボードや、アランバーンが最後にシェープしたボードなどを見ることができるが、どれもマシンで大量生産されるサーフボードとは全然違ったオーラを感じることができる。

この博物館はカランビンサンクチュアリーの目の前にあり、朝の10時から夕方の5時までドアが開いており、入館料の10ドルは施設の維持費として使われている。

波の無い日にプラット足を運んでみるといいだろう。





ぼくの友人でシェーパーをやってるシェーンルークはハンドシェープのクラフトマンだ。

RocketAce Eco-surfbordのファクトリーに遊びに行くと、ここでも色んなサーフボードに出会うことができる。

シェーンルークが削ったボードを始め、レストア中のビンテージボード、それにリペアを請け負ってるとゆうこともあって、最新のFirewireやDHDなんかも置いてあったりする。

そこでぼくが気になったサーフボードが、古いサーフムービーに出てくるようなビンテージボード。

フィンがグラスオンフィンで、(ぼくがサーフィン始めた頃もオンフィンばかりだったがいつの間にか見かけなくなったな)リーシュカップがブリッジタイプのボードから飛び出てるタイプのもの。

今まで乗って来たサーフボードとの大きな違いを見つけたぼくは衝撃を受けた。だってフィンもリーシュカップもシェーパーによって作られているので、100%クラフトボードと呼べるものがそこにあったからだ。

だって今どきのボードなんてフィンすら別で購入する必要があるし、それにフィンカップもリーシュカップも専門のメーカーが作ったやつをはめ込んでるだけじゃないか。まるで車を買ったのにタイヤは隣の店で買ってくれみたいな話じゃないのかなこれって。





本当のクラフトボードのスタイルを再発見してしまったぼくは、もうマシンからはじき出されるシェーパーの温もりがこもってないサーフボードを選ぶ理由が見つからなくなってしまった。

もちろんマシンシェープはクオリティーが安定しているので、大きなビジネスとしてやるならいいと思うんだけどね。

フィンもリーシュカップも、一人のシェーパーから作られるクラフトボードは、本当に魅力的だと思う。




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ついにぼくも観ました。ぼくもミッキーさんたちのように素敵に年齢を重ねていき、いつまでも波乗りを楽しんでいきたいなって思わされたサーフムービー。

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