やっぱり日本に帰りたいと言い出した娘と、「ダディと呼ばれたい」父親。







長女のリオは父親であるぼくのことを、「ダディ」と呼んでいる。日本人からすれば、違和感ある呼ばれ方なのは分かっているが、こっちではそれが普通なのである。子供の時は「ダディ」、大きくなれば「ダッド」に変わっていくのである。

だからぼくも娘と話すときは「ダディがこれをやってあげようか?」とか「ダディと波チェックに行く?」などと自分もダディと呼んでいる。

気分は悪くない。だって外国に住んでる気分が満載になるもんね。でも日本に帰った時に、外出先で「ダディ」はちょっと恥かしいけどね(笑)


つい先月、奥さんと娘たちが日本へ帰省していた。奥さんの実家で5週間も過ごせたおかげで、おじぃちゃんおばぁちゃんともすっかり仲良くなったし、娘たちがいることで毎日賑やかで楽しかったと言ってもらえてホッした。一人で留守番してた甲斐があった。

ゴールドコーストへ戻って来てからのリオに変化が訪れたのだ。

何があったのかとゆうと、ぼくの事を「オトウサン」と呼ぶようになったのだ。どうしてそうなったのか。

奥さんが彼女のお父さん、つまりぼくのお義父さんなのだが、そこで「お父さん」と呼んでいたところから学んだらしい。今まで「マミー」と呼んでいた母親に対してでも「オカアサン」と呼ぶことの方が多くなった。

オーストラリア生まれのオーストラリア育ちの娘たちは、血は日本人だがオーストラリア人である。しかしこうやって日本人のアイデンティティーを持ってくれるようになってきたのは、すごく嬉しいことだ。


だが問題はぼくの方である。いまでも娘の前で自分の事を「ダディ」と呼ぶ癖があるのだが、娘はすっかり「オトウサン」と呼び名を変えているのだ。このままではおかしくなる。ぼくだけが一人で外国かぶれな日本のおっさんになってしまうがな。

いつになったら「ダディ」を辞めようか。でもまた「ダディ」と呼んでくれる日がやってくるかもしれない。自分で自分を「お父さん」と呼び始めるのは、年取った気分にもなるからちょっと嫌なのに。。。

それに娘は最近寂しくなる時があるのか、「やっぱり日本に帰りたい」と言い出すことがある。おじぃちゃんおばぁちゃんに会いたいのだろう。そうゆう時はテレビ電話で我慢してもらってるが。

しかし娘よ、ここで生まれたのに「やっぱり帰りたい」って。心は日本人なんだねぇ。将来は日本に住みたいとか言い出すのかな。

その頃にはやっぱり「オトウサン」って呼ばれてるのかな。

やっぱりまだ「ダディ」って呼ばれていたいなと、娘のそばで呟いてみようかと考え中の今日この頃である。

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