夏のスウェル、バーレーヘッズ



今朝のラジオで言っていたけど、ケリースレーターがゴールドコーストのパームビーチに$2.3millionの家を買ったらしい。

やっぱトッププロは相当儲かるんだろうな。

そんなリッチなケリーもぼくと同じく、バーレーが好きらしい。



しかし残念ながらぼくはまだ、ケリーがバーレーの海に入ってる時に遭遇したことがない。

見た人の話では、ボトムターンが鼻先に水面が当たるくらいに板を倒してターンするとか、波が大きくてカレントが強い日でも岩ゲットをしないで、ビーチからパドルでゲットしちゃうとか色んな話が残っている。

今年こそは会ってみたいなと思うな。



それにしてもずいぶんと涼しくなった。

23.9℃なので水温と気温が同じくらいかな。

結局海パンでサーフィンしたのはほんの数えれるくらいで、今日もだけどずっとスプリングを着ている。

年齢を重ねると、体を冷やして調子が悪くなるのが嫌になってくるから、なるべくプロテクトするようにしている。




2月3日の節分から波が上がり出してから、ぼくは毎朝バーレーヘッズまでサーフしに行っている。

家の前はクローズアウトでものすごく強いカレントがある。

こんなんで入ったら一瞬でサーファーズまで流されてしまう。




今回のスウェルはなかなかいいクォリティだ。3-5ftのソリッドな波は、サイズとパワーがしっかりあって、地球のエネルギーがもろにボードに伝わってくる。




フルムーンのビッグタイドも重なっていて、バーレヘッズの奥にあるシャーキーズでは、サーフムービーに出てくるようなチューブが巻いている。

もちろんどの波もエキパートたちが楽々とメイクしていて見ているだけで興奮する。



もうすぐゴールドコーストではWCT第一戦のクイックシルバーが始まるので、その為にトッププロや、それを取り巻く沢山のサーファーが続々と集まってきている。

ここではワイルドカードの枠を狙ったり、スポンサーのスカウトたちの目に留まるためにやってきているサーファーたちでこの時期はいっぱいだ。

もちろん日本からもプロサーファーがやってきていて、今日も何人か海で見かけた。




それでも海の中の雰囲気が穏やかなのはゴールドコーストらしさなんだろうと思う。

ドロップインに関してもそんなに怒鳴りつけられたりしないし、大体の場合はプルアウトしちゃえば後はお咎めなしだ。




今日もローカルのおっさんは優しかった。

ぼくが波に乗ってインサイドから戻ってる時に、テイクオフするサーファーの視界に入ってしまった。


早い波だったからそのサーファーは一瞬躊躇して乗るのをやめて「ユーファッキンシット!」って小声で言われてしまった。




そしてすぐにぼくとその人は混雑するラインナップに戻り波待ちした。すぐにピークがやってきてその人が先にパドルを始めたけど、ぼくが奥にいていいポジションだったので「乗っちゃえ」と思って「ヨーヨーヨー!」って言いながら波を取ってやった。




普段だったら邪魔した後やし、その人はローカルの有名な人やし(NEVで名が知られてるネブハイマン)ぼくが譲るのが普通の流れやけど、もう上がりたいタイミングやったし、ってことで強引に行かさせてもらった(笑)




もし日本だったらシバかれてる勢いやろうけど、ぼくがこのネブのおっさんから怒鳴られることはなかった。

こんな風に優しいローカルが多いから、ビジターやぼくら移民が気軽に楽しめるんだろうな。




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