2015年2月スクートバーレープロ 2日目の様子




日本人が世界で活躍!!


雲一つないとても綺麗な青い空が広がるゴールドコーストは、1月の最後の日になるこの日、「ワールドチャンピオン」を目指す日本人女子アスリートが登場した。

かつてウィダーインゼリーのCMで一躍その名前を全国に知らしめた少女の名前は橋本恋。

現在ゴールドコーストの高校に留学中だ。




ほんの一握りしかトッププロになることが出来ないこのサーフィン大国オーストラリアで、どんどん波乗りの腕を上げている日本から来たこの小さな女の子が、世界を相手に戦い、楽々と勝ち抜けていく姿はとても爽快だ。




苦手だと語った今回のこのバーレーヘッズのコンディションの中セミファイナル進出とゆう大挙を成し遂げた。

世界で戦う日本人としてこの橋本恋の活躍はまた、日本にいる世界を夢見る若いサーファーたちのいい目標になっていることは間違いないだろう。




今回はほんの少しの時間しか大会を見ることが出来なかったが、運よく橋本Proのヒートを見ることが出来たのでそれを書いていくことにする。




スクートバーレープロが始まって2日目。

やっとウィメンズがスタートした。エントリー数は32名で、そのうち日本人は4名入っている。

その日本人女子の中でもぼくが注目しているのは橋本恋。

日本のプロサーファーでゴールドコーストの高校に通うティーンエイジャーだ。



ゴールドコーストらしい晴天に恵まれた今日も、Scoot Burleigh proの会場があるバーレーヘッズでは、すでに大勢の選手やギャラリーが集まっていて、朝からたいへん盛り上がっている。

やはりこのサーファーの聖地バーレーヘッズで、これだけ大きなコンテストが行われるとゆうのは、とてもエキサイティングなことなのだ。




ここはサーファーからだけではなく色んな楽しみ方をもった人間が集まる場所なので、雰囲気がとてもいい。

そしてこの盛り上がる様子を見ていると、サーフィンはオーストラリアの国技の一つだとゆうのも納得できる。




さて波のコンディションはオンショアが入ったザワザワした波になってしまった。

うねりは何とか残っていてセットは胸くらいある。

ちょっとワイドなセクションが多くて、リップに当てる場所と、クローズしてしまう場所をしっかりと見極める必要がある忙しいコンディションだ。



ぼくはブレーカのドリンクを飲みながらメンズのヒートを見ていた。

このすぐ後にウィメンズが始まる。そして「レンハシモト」の名前がMCのマイクを通してバーレーに響き渡った。

もうすぐウィメンズのヒートが始まるので準備を促しているのだ。




橋本恋を見かけたのはその時だった。

隣でスポンサーステッカーでいっぱいに飾られた、DHDボードを抱えたD-sukeさんと一緒に歩いている。

橋本恋Proは何度もこゴールドコーストで見たことがあったが、こんなに小さい子だったなんてと少し驚いた。

しかし彼女の堂々とした様子からは、プロサーファーになって数年が過ぎた貫禄が伺えた気がする。




せっかく近くまで来たのでぼくは「応援してます、頑張ってください」とだけ伝えた。知り合いを挟めば紹介してもらうことも出来るだろうが、同じ日本人といえど、おっさんが馴れ馴れしく話しかけるのもどうかと思うので、あくまでもプロサーファーと観客との距離感を持ってた方がいいと思うのがぼくの考えだ。



少し大きめのサイズの白いゼッケンを羽織った橋本恋はD-sukeさんに裾を結んでもらいタイトに着ていた。

「ちょっと緩いかなぁ。まぁ取れたら取れた時や!」と笑ってたのが普通の関西の女子に見えてなんだかぼくは嬉しかった。



D-sukeさんによると彼女は結構緊張していて、今日みたいな波は苦手だと言っていたらしい。

しかしヒート開始のホーンがなると、少ない波数でも積極的に乗りたおし、合計8本と他の3人よりもダントツに波を掴んでとても素晴らしいサーフィンを見せてくれた。

すぐにリードしていた彼女のポイントは6.25と6.75でダントツの1位通過となった。



そしてこの後、結果的に言うと彼女はセミファイナルまでコマを進めた。

このブログを書いてる間にどんどんコンテストは進んで行き、今回のScoot Burleigh proの優勝はMitch crewsとDimity Stoyleに決まった。

優勝は逃したものの、橋本恋は確実にプロサーファーとして成長しているだろう。

なかなか日本人が世界に出てくることが出来ない厚い壁を、橋本恋Proなら必ず乗り越え、やがてCTサーファーになるとぼくは確信している。

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