シャークアタックのその後 in Ballina ~タダシさんのメモリアルセレモニー~




400人以上が集まった盛大なメモリアルセレモニー





2015年2月15日。レノックスヘッド、バリナ周辺のローカル達を中心に、海を愛する人たちが大勢集まったタダシさんのセレモニーは、400人以上が集まるすごく大きなものだった。

ぼくはサーフィン仲間のアリと一緒に行って、亡くなったタダシさん、バリナ、レノックスのローカルとそこのビーチにリスペクトと感謝の気持ちを示した。




行こうと思いたったのは、あの現場にちゃんと行ってタダシさんの魂に手を合わせたかったから、そして大好きなレノックスブレイクがあるあの土地の海の神様にも、もうこれ以上海で悲しむ人がいませんようにと祈りたかったから。

あとはこのことに関していつまでもネガティブに考えてないで、しっかりと節目を付けて自分の中で整理して、次のサーフィンにも繋げて行かなきゃと思ったから。
 


セレモニーの最中、ぼくはこんな事を思っていた。人は生まれた時と亡くなる時が、人からもっとも注目されるのかなぁって。

このセレモニーに集まった大勢の海を愛する人たちが、タダシさんを弔うためにここにいて、ぼくが憧れてた先輩はこんなに大勢の人たちから愛されてたんだって。

レノクッスに来るとぼくが必ず寄るカフェMariosがあって、今回もちょっと寄ってみたらタダシさんがどれだけローカルから大切に思われてた人なのかが分かる証拠を見つけた。

とても心が温かい気持ちになった。


 
 
 
オーストラリアで人の死に直面したのは初めてで、こうゆうメモリアルセレモニーにも初めて参加したけど、こんな言い方していいのかちょっと迷ったけど、、、とても良かった。

「Its wonderful world」がギターの演奏で流れ始めると、そこはとても心が安らぐ空気が流れ始めてた。

空を見上げると青い空と白い雲が、なんだか優しく微笑みかけてくれてるような風に感じた。

ゆっくりと進んでいくセレモニー。

傍らに置かれたメッセージノートへ書き込むために並んだ列は、全くとだえることなくいつまでも続いていた。



セレモニーの終わりにタダシさんに近い友人たちが、それぞれ皆の前で思い出の言葉を語る時間になった。

その中でもグルーブサーフのオーナーのニッチさんによるスピーチが、とても印象的だった。

「彼はこのお空のどこかできっとみんなの声を聞いてるので、どうか話しかけてあげてください。」体のおおきな彼が大粒の涙を流し、そして自分の胸に当てて優しい笑顔で空を見上げた姿は、そこにニッチさんとタダシさんとの強い絆が見えた気がした。

どうかみんなの声がタダシさんに届きますように。



ぼくはこれからも波乗りを続けて楽しい面を伝えていくと同時に、本当に起こりうるリスクも抱えているとゆうのをしっかりと認識しなきゃいけないと思うようになった。

これを読んでくれている海に関わる人たちも、どうか安全に過ごせていけることを願ってます。