サンセットまであとわずか。それでもサーフィンがしたかった。









ぼくは長時間のシフトでフラフラになっていたが、それもあと1時間で終わろうとしていた。

ちょうど夜が始まるころだから、のんびりスケボーで帰ろうと思ってたのに突然ボスから

「残りは俺たちでやっとくから今日はもう帰ってもいいよ」

との嬉しい声が!



仕事を残して帰るのは気がかりだったが、今日はシェフがいっぱいいたのでお言葉に甘えてサインオフすることにした。



時刻は午後5時。

トラムを使えば家までは約20分。



「サンセットまではあと25分なので、急いで家に帰れば日が沈んだ後20分位の薄暗い時間でもちょっとはサーフィン出来るかもしれない」


そう思うと何が何でもサーフィンしたくなった。









昨日は休みだったが、家族でなんだかんだと遊んでるうちに夕方になってしまった。

しかもマーメイドビーチはヒザ程の波もなかったので、全然海に入ってなかったぼくはフラストレーションが溜まってしまいなんだかなぁとゆう感じだった。

ちょうど用事も全部終わったところで、

「じゃあ次はダディのやりたい事をやる番やな」とゆうことで向かったのがD-bah。




サンセットが近づき、南からの風も結構あって寒かったので、ビーチで遊ばせている(待たせている?)奥さんと娘たちの事がちょっと気になりつつも波乗りを楽しんだ。

しかも最近手に入れたリップカールのフルスーツを着ていたのでテンションアゲアゲで、小波ながらもパワーのあるディーバーの波に乗れて気分はすっきりしていい休日になった。





そして今朝は小寒い中をスケボーで出勤。

「どうせ波は無い!」

そんな思い込みはあかんね。

緩いオフショアでグラッシーなちっちゃなファンウェーブが、あちこちでブレイクしていたのだ。

「なんでこんな日に仕事に行かなあかんねん!仮病使ったろか!」

とぶつぶつ言いながらも、サーファーたちが楽しそうに波に乗ってるのを羨ましげな眼で眺めながら仕事に行く羽目になった。



そんな感じで朝のイメージが頭に残ってたから、どうしても海に入りたかった。

スケボーを抱えてトラムでワープして帰ることにしたのだが、ところがどっこいトラムステーションまで行くと。



運休中



西の空を見ると太陽はまだ見えていたが、あまり時間がなかった。

冷静に、しかし大急ぎでバスに飛び乗った。


まぁなんとバスの進みが遅いこと(泣)



いちいち赤信号で止まるし、「ビーっ!」とブザーが鳴ればバス停に止まるし相当イライラしたけどなんとか平静を装ってみた。




「サーフィン行きたいねんから急げやコラ!」




と心の中で散々毒づいた。。。




バスはブロードビーチで降ろされて、そこからはツイードヘッズ行きに乗り換える予定だったが、そのバスも直前で行ってしまった。。。。



「ええねん、ええねん、スケボーあるからええねん。」



そこからは鬼のプッシュで家に向かった。ちょうどサンセット直前で海に入る時間はある。



家に入ってからウェットに着替え、ワックスを塗り、海までダッシュ!



このシュミレーションを繰り返しながらとにかく家まで急いだ。



D-bahはどんな時でも期待を裏切らない!



しかしどうしても途中で海を見たくなり、家に着く前に波チェックしに行った。

ビーチに着いたら笑顔になったよ、ってゆうか笑ってしまったな。

あんなに、急いで帰って来たのに。

心の中ではバスの運転手とトラムの運休に毒づきまくったのに。

マーメイドビーチはぼくの期待をあっさりと裏切って、北風ビュービューで波は全くなかったのだ。


いつまでたってもこの「サーフィンをする為だったら必死になる」とゆう性格は絶対に変わらないやろうなぁ。


明日の朝はいい波に乗れますように。