ぼくがサーフィン中に流された人たちを助けた話




海水浴に来ている人を無事救助!



今オーストアリアはサマーホリデーの真っ只中なので、平日だろうがなんだろうが、ビーチは沢山の人で大賑わっている。

水温も結構高めの25℃で、ちょっとぬるく感じるくらいの心地よさなので家にいるよりも海に入ってる方がリラックスできる。

今日みたいに波も穏やかで優しいコンディションの時は、いつもよりも初心者サーファーがいっぱい海に入ってくるのだが、そんなゆるやかな雰囲気の中で危うく事故につながりかねない出来事に遭遇した。



今日サーフィンに行ってきたのは、Currumbin beachにある河口横で、沖からゆっくりとインサイドまで入ってくるうねりが割れてたので、サイズこそは小さいもののファンウェーブだったのでそこで波乗りすることになった。

一緒に行った友人のアリは、ブラジリアンサーファーで明るくて気の置けない奴だ。誰にでもすぐに話しかけて、いつでも楽しくやってる男なのだ。

そんなアリとのサーフィン中に遭遇した救助活動。

ぼくらが波待ちしていたとこから見えるとこに、ちょっと沖の方で人がバタバタとしているのが見えた。

最初は気にも留めなかったんだが、ずっと同じところにいるように見えるし、なんか不自然。

アリと二人でパドルして近づいてみると、そこには二人いたんだがボードも何も持ってなくてただのスイマーとゆうか、ちょっと泳ぎに来てる人たちだった。

スイマーだったらゴーグルとかピタッとした水泳帽とかかぶってちゃんとしてるんだけど、その人たちはどっからどう見ても沖まで泳ぐような感じではなかった。

まぁなんと恐ろしいことに、二人とも遊泳区域から流されてきていたのだ。

すぐにパドルで駆け寄って彼らの様子を見ると、顔面蒼白でパニック寸前だった。

そしてぼくとアリで何とか落ち着かせてる間に、すでに通報か何かで状況を掴んでいたライフセーバーがやってきて、無事にレスキューされていった。

穏やかなようにみえるコンディションでも、人は簡単に流されて行き、そして周りの人たちはそれに気づきにくいんだなぁと改めて海へにあるリスクに気づかされた。



カレントはリップと呼ばれている


それは水の流れのことを差し、時として強いものになり、早い流れになる。ビーチから離れていくリップは、波打ち際からスタートすることがよくある。

その流れの速さは、川の流れの中にいるような感じになることもあるが、それにすら気が付かないこともありとても危険だ。

リップはゴールドコーストの海ではどこにでも起こる事なので、海水浴を楽しむときは必ず赤と黄のフラッグの間で泳ぐように心がけよう。


あまり新聞やテレビで報道されないが、夏のハイシーズンを含めて、水難事故があったとゆうのを1年間の間に数回は耳にする。

ライフセーバーも見てるし、大勢が海で遊んでいるところから、事故が起こるような油断につながるのだと思う。

今日レスキューした二人組の男女もぼくが見た感じでは、普段は海で遊ばなさそうなアクティブとは無縁そうな人たちに思えた。相当長い時間流されてたのか、体力が消耗してるのが見てわかり、表情もなんかギリギリだった。

それでもぼくがそこまで深刻にとらえなかったのは、

「まさかこんなに波が穏やかな日に、レスキューが必要になる人がいるなんて」とゆう思い込みがあったからだと思う。

しかしぼくらの「大丈夫ですか?」とゆう問いかけに「No、ダメです」とすぐ返って来たことから、彼らの置かれてる深刻な状況がやっと分かることが出来た。

その二人をそれぞれぼくらのボードに掴まらせて、なんとか落ち着かせようと試みていた。しかし彼らは一刻も早くビーチに戻りたい気持ちがあるので、落ち着いて話すことも出来てなかった。


その間もぼくらはビーチで監視をしているライフセーバーに向かって手を振っていたが、ここからだとそれが届いているのかどうなのか全く分からない。

このまま自分たちでビーチまで連れて行こうかとも思ったが、ショートボードで2人の人間は乗っていけないし、ましてや彼らはサーファーではないので波が来た時に危険な状態になるのは目に見えている。

やっぱり二次災難を起こすわけにはいかないとゆう思いがぼくの中にはあったのだ。

ビーチのライフセーバーばかりに目を向けていると、アウトの方からおっきなパドルボードに乗ったライフセーバーがやってきたとゆうわけだ。

このスイマー二人組が流された通報を受けて、沖からずっと探してきてたらしい。

ぼくらはすぐにやってきたライフセーバーに2人組を引き渡してその場を離れた。




助けを求める勇気



なんとか無事に助けれた安堵感と、もしあのままぼくらが気づかなかったら彼らはどうなっていたんだろうとゆう思いが交差し、ぞっとした。当たり前のことだが海は油断しちゃいけないね。

ゴールドコーストで海水浴を楽しむときは、イエローとレッドの旗の間で泳ぐようにしなきゃだめだね。

リップカレントは簡単に見分けれるものでもないが、ライフセーバーはそれがどこにあるのかちゃんと分かっているらしい。もし、自分がリップに乗って流されてしまったら決して焦らずに、無駄に体力を使わないようにしよう。そして陸に向かってしっかり左右に腕を振り迷わず助けを求めよう。

今回の経験から、もし自分がサーフィン中に流されてる人を見つけたら、自分のボードに掴まらせて、まずは落ち着かせてライフセーバーを呼ぶようにしたほうがいい。

スキルのない者が無理して助けようとしても、2次災難を招くことになるかもしれないからね。

最後に絶対に忘れてはならないことを確認しよう。

「海で遊ぶにはリスクが伴う」

海で遊ぶ人は決して忘れない様にしましょうね。


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