コンテスト前のバーレーヘッズはプロサーファーでいっぱい、それでも雰囲気は穏やか。
しかしこうゆう日はカレントが強く波数が少ない。
サマーホリデーが終わったばかりのゴールドコーストなのに、海の中が賑やかだった。
よく見ると、スポンサードされているサーファーがたくさん入ってきていた。
普段ここでは見かけない顔ばかりだが、雑誌の広告で見たことある人も何人か入っていた。
そんなスポンサードされているプロやセミプロたちのサーフボードは、ステッカーだらけでカッコいいなといつも思う。
たったそれだけの事でも、サーフィンがうまく見えてしまう。
そんな雰囲気の中にぼくみたいな普通の親父サーファーが、場違いかなとか何も気にすることなく入っていけるのは、ウェルカムなローカリズムがあるバーレーポイントのいいところだ。
ローカルたちもプロサーファーがいても気にしない。
そしてトッププロだろうと特別扱いもされない場所なのだ。
今週末から行われる予定の、Scoot Burleigh proには日本人も数人エントリーしている。
アウトで見かけた2人の若い日本人サーファーがそれなのかな?乗ってるところは見なかったけど(笑)ぼくの注目してる若手はLuke Hyndとゆう18歳。
バーレーの子なのでしょっちゅう見かけるが、手足が長くて体のバネが柔らかくてめちゃくちゃ綺麗なサーフィンをするのが特徴。
しかもテイクオフがトッププロ並の速さがあるので、今日みたいな波数が少ない日でもどんどん乗って行っちゃう。
見ていて本当カッコいいサーファーだ。
最近のバーレーのコンディションはとてもいい。
今日みたいな南うねりでは波数が少し少なくなるが、綺麗に割れている。
ロータイドからすぐの上げ込みのタイミングが一番いいみたいだ。
特にバーレーの奥、シャーキーズで割れるソリッドなチューブはかっこよくメイク出来ると周りのサーファーたちから歓声が上がるほど、難易度が高めだ。
東うねりにスウィングすると、200メートルは走れるロングウォールが切り立つ。
どちらにしても他のポイントブレイクにはない力強く早い波が楽しめる。
自分が毎日のようにサーフしているバーレーヘッズで、世界を狙うサーファーたちが集まるときは、ワクワクが止まらない。
日本人サーファーももっと世界へ出て、活躍してほしいなと思う。
そんなプロがせめぎ合うフィールドでも、バーレーヘッズはいつもと変わらない穏やかな雰囲気を崩さず、波と心を通わせたものだけが、その波に乗れるようになっているのだ。
プロサーファーだからとか、大会が近いからとか、ローカルだからとゆうことで優先順位は生まれない。
たとえトーマスウッズとピークで競り合っても、ぼくが奥から乗れば、それはぼくが楽しめる波なのだ。
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