夢のオーシャンサーフ






今日の朝、ぼくは夢を見た。地元に帰って友達と遊んでいた。車を停めていたところに戻ると、レッカー移動されていて、どこかに消えてしまっていた。「せっかく遊びに帰ってきてんのに、罰金4万も払わなあかんの?」って言いながらも、これが夢の中の事とゆうことに気づいていたぼくは「こんな夢やったら見ない方がましやん、もう起きるわ」って目を覚ました。夢の中にいながら、夢の中にいることに気づいてるぼくはやっぱ、変な奴かな?




せっかく早起き出来たから、海に行くことにした。風が吹いてない感じだけど、波はちっちゃいはずと分かっていた。だってここ二日くらい前から北風が吹いていて、あのポイントブレイクをさく裂させたうねりが無くなってることは、肌で感じていたからだ。昨日はサーフィンしなかったから今日は、ちょっと入水しようかなと思った。



ビーチに出てみると空はとても綺麗だった。こうゆうのはクリスタルクリアーってゆうらしい。波は見た感じでは小波で、ほんの数人のサーファーがアウトに浮かんでいる。なんだかロータイドっぽいけど、潮見表を見ると1.3メートルのハイタイドが4:48amで、今はまだ5:50am。ってことはこれから引いていく感じだ。夏になると海が遠くなってビーチが広くなる。日中のロータイドの時なんかは、アウトが遥か彼方へ行ってしまう。そうなると風の影響も受けやすくなるので、サーフィンのベストタイミングはやっぱり朝がいい。

夏は日焼けをするのも楽しみの一つだ。ぼくがゴールドコーストに来た理由も「色黒になりたい」だ。もともと色白なのでその憧れは昔から強かった。ゴールドコーストの夏はとても長い。10月から3月までの6か月間は、普通に生活してても日に焼ける。海の水温もクリスマスを過ぎたくらいから段々あたたかくなり始めて、ウェットスーツを着なくても快適にサーフィンが楽しめるようになる。しかし今年のぼくは日焼けから来る疲労を抑えようと思ってるので、なるべくタッパーかスプリングを着て波乗りしようと決めた。でも今日は海パンだけで海に入った。だってあの風のない穏やかな海を見てたら肌で波を感じたくなったから。

ぼくが住んでるマーメイドビーチはローカルサーファーがいっぱいいる。朝一にサーフィンしてるのは決まった顔ばっかりで、出勤前のおじさんたちばかりだ。みんな常にここのビーチを観察していて、バンクをよく知ってるので、今日みたいな1-2Footの小波だと一番いいバンクに集まってくる。15人くらいが同じ場所にいるので、混雑具合はバーレーと変わらない気がするけど、雰囲気が全然違う。みんな楽しくおしゃべりしながら、自分のところに来た波だけにチャージする。波争いがなくてすごくゆったりと波乗りできるのがオーシャンのいいところ。

水平線の向こうを眺めていると、自分が広い海に身を委ねながら、アタマの上に広がる大きな青い空を心で感じたときに「ぼくは地球にいるんだな」って思う。都会のビルの間では感じることのできない地球の鼓動をぼくは感じる。これも夢の中にいるみたいだなって思うときがある。海のそばで生活することはぼくの夢だったから、「夢に生きている」と言った方がいいのかもしれない。



この夢も朝見てた夢も、どっちも自分で作り上げていくものだ。だって夢は自分の意識から出てきて形になるものでしょ?けどこの今ぼくが生きている夢は覚めることがないだろう。そんな気がする。だって自分が創り上げた夢だから。いつまでもこの夢を大切にして生きていきたいなって、今日は海の中でずーっと考えてた。





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