Scoot Burleigh pro 2015 Day1 ~ルークハインド~
バーレーローカルがリッピング
我らの若手ローカルボーイ、ルークハインドのヒートを見る為にバーレーに行って来た。
天気は快晴で緩いオフショアのサウスウィンド。
そしてうねりもなんとか残っていて2-3ft。
つまり肩から頭くらいのファンウェーブだ。
天気は快晴で緩いオフショアのサウスウィンド。
そしてうねりもなんとか残っていて2-3ft。
つまり肩から頭くらいのファンウェーブだ。
Scoot pro 2015
今日から始まったスクートプロは、これから3日間行われる。
QSの中でも一番小さいグレード1000のイベントで賞金$2500を賭けて96人のサーファーが戦うのだ。
日本から2人、フランス、ブラジル、サウスアフリカ、ニュージーランドなど、世界中のサーフィンが盛り上がっている国から集まって来ている。
QSの中でも一番小さいグレード1000のイベントで賞金$2500を賭けて96人のサーファーが戦うのだ。
日本から2人、フランス、ブラジル、サウスアフリカ、ニュージーランドなど、世界中のサーフィンが盛り上がっている国から集まって来ている。
しかし他はほとんどがオージーで埋め尽くされており、中には元WCTサーファーやQSのトップランクの選手もいる。
かなりハイレベルで注目されている大会だ。
ここからウォームアップで数週間後に行われるクイックシルバープロにつなげていく者もいるのかと思うと、2015年のWCTのドラマは始まっていると思ってもいいだろう。
グレード1000のイベントで、レベルの高い面子が揃ったラインナップで、このバーレーポイントは、ギャラリーを湧かせるほどの波は十分にある。
スナッパーの様なマシンウェーブではないが、時には経験豊富なコンテストサーファー達も惑わせるほど、トリッキーな波となるのがバーレーだ。
スナッパーの様なマシンウェーブではないが、時には経験豊富なコンテストサーファー達も惑わせるほど、トリッキーな波となるのがバーレーだ。
しかし今上げた二人はここの波を知り尽くしているので、早々に高得点を出しワンツーフィニッシュとなった。
ルークはバックサイドでポケットをえぐるバーチカルなリップを繰り出し、小さな時からここでサーフしている貫禄を見せつけた。
ティムは少しタル目のセットを、大きなカービングから12時の角度でリップに当て込み9.7のハイスコアを叩き出した。
ルークはバックサイドでポケットをえぐるバーチカルなリップを繰り出し、小さな時からここでサーフしている貫禄を見せつけた。
ティムは少しタル目のセットを、大きなカービングから12時の角度でリップに当て込み9.7のハイスコアを叩き出した。
これから3日間ホールドされる会場の雰囲気はとても最高だ。
エントリーしている選手が多いこともあって、その友人や家族が応援に来ていたりしていて、穏やかな空気が流れている。
そしてサーフビーチには不可欠のきんぱつビキニも沢山いて目の保養には最高だ。
ブレイカも協賛しているので、あの定番のコーヒー牛乳もゲットすることができた。
エントリーしている選手が多いこともあって、その友人や家族が応援に来ていたりしていて、穏やかな空気が流れている。
そしてサーフビーチには不可欠のきんぱつビキニも沢山いて目の保養には最高だ。
ブレイカも協賛しているので、あの定番のコーヒー牛乳もゲットすることができた。
ヒートの裏側では涙を流す選手も
やはりぼくらギャラリーには見えないところで、色んなドラマや選手にかかるそれぞれのプレッシャーもあるのだろう。
あるオージーの選手がヒートが終わって着替えを済ませた後、誰かと電話をしている姿を見かけた。
あるオージーの選手がヒートが終わって着替えを済ませた後、誰かと電話をしている姿を見かけた。
たまたまぼくは彼の近くにいたのでなんとなく見ていたら、なんと彼は泣き出してしまったのだ。
電話の相手の話しに何度も頷きながら、涙を止めれない勢いでずっと泣いていた。
彼は大きなスポンサーが付いている有名な若手サーファーなのだが、今日のヒートで負けてしまっていたのだ。
電話の相手の話しに何度も頷きながら、涙を止めれない勢いでずっと泣いていた。
彼は大きなスポンサーが付いている有名な若手サーファーなのだが、今日のヒートで負けてしまっていたのだ。
あれはただの勝負に負けた男の涙ではなかったように思えた。
ぼくが想像することも出来ない、相当なプレッシャーや期待を背負っていたのだろう。
「まぁ次があるからええやん」では済まされない気持ちがあるのだろう。
勝負の世界で生きている人間の、生の姿を見てしまった気持ちになった。
ぼくが歩んでいる道とは違いすぎるな。
しかしぼくもサーファーであり男だ。こんなことに影響を受けないわけがない。
少なくともこの大会を見た後に行った仕事では、いつもよりもさらに真剣に取り組んだ単純男のぼくであった。
ぼくが想像することも出来ない、相当なプレッシャーや期待を背負っていたのだろう。
「まぁ次があるからええやん」では済まされない気持ちがあるのだろう。
勝負の世界で生きている人間の、生の姿を見てしまった気持ちになった。
ぼくが歩んでいる道とは違いすぎるな。
しかしぼくもサーファーであり男だ。こんなことに影響を受けないわけがない。
少なくともこの大会を見た後に行った仕事では、いつもよりもさらに真剣に取り組んだ単純男のぼくであった。