【バーレーのリバーマウス】オーバーヘッドで水量がヤバかった。ワイプアウトでリーシュコードも切れる寸前。
今日の天気図 |
タラバジェラの河口にて
海はこんなに広いのに、海岸線はどこまでも続いているのに、なんでサーファーっていつも同じとこで波乗りしてるんだろうか。
たぶんそれは、海の広さを知らないからなんだろう。
サーフィンするならここ!
って決めつけないで、自分で見つけたブレイクを狙いに行くのも楽しかったりするんだよね。
とゆうことで今朝ぼくは、バーレーヘッズとパームビーチの間にある、タラバジェラの河口の波に乗ってきたのだ。
ここの波をチェックするには、ナショナルパークに入っていくか、パームビーチ側から覗き込まなければちゃんと見えない。
だからここで波乗りするサーファーは少ないんだよね。
そしてぼくはたった一人で「リバーマウス」のブレイクを楽しんだのが、つい今朝の話だ。
リバーマウス、河口。
この言葉の響きはかなりエキサイティングで、しかも恐れ多いイメージもある。
ぼくが初めてこの言葉を聞いたのは、先輩たちに連れて行ってもらった高知県へのサーフトリップでだった。
あの時は夏の台風がやってくる直前で、かなりいい波にありつけたのだったが、ローカルオンリーの河口ポイントである、仁淀川に寄った時が初めてのことだった。
今でも忘れることはない。
ローカルオンリーと書かれた手書きの看板が目について、100人ぐらいいたギャラリーの間から覗き込むと、スーパーロングバレルな波が炸裂していたのだ。
そこへ入っていたサーファーは、たったの3人だけだった。
めちゃくちゃいい波に見えたのだが、ギャラリーから抜け出してパドルアウトしようと試みる奴は、誰一人もいなかったのだ。
ぼくが勘ぐるに、ローカルオンリーのルールが厳しいのか、エキスパートオンリーなのか。
たぶんその両方なんだろうけど、とにかくそこで入っていた3人のサーファーたちは、まさにヒーローのごとく輝いててかっこよかった。
そんな昔の思い出から、ぼくが持っている河口へのイメージは抜群に良くて、とにかくそこの波に乗るのはかっこいい事だと思っている。
タラバジェラの河口ブレイクとゆうのは、コンスタントじゃないんだよね。
色んな好条件が重ならないと、乗れる波にならないのだ。
だからいつ行っても、誰も入っていないんだ。
今朝ぼくが見つけたのはたまたまだったのだが、久しぶりに河口特有の落ちていくようなテイクオフを味わわせてもらった。
リップから落ちるようにテイクオフしてボトムに下りると、足元の水の流れがものすごく早くて、とにかく合わせていくことが精いっぱいだった。
あとボムが入ってきたときの巻かれ方がヤバかった。
ダブルぐらいのスープに向かってドルフィンスルーを試みたのだが、水中でぐるぐるに巻かれてしまった。
巻かれた時に耐えようとしたのだが、しかしあっさりとボードが吹っ飛ばされてしまった。
そしてリーシュコードがこれ以上伸びないとゆうところまで引っ張られ、さすがに今朝はボードを失くしてしまうかと思ったほど焦ったね。
まぁ無事でよかったけど。
このうねりの向きは、ちょっと東に寄りすぎてるのかな。
だからストレートにブレイクする波ばっかりだったね。
もうしばらくこのサイズはキープされるようだから、しっかりと自分のコンディションも整えておいて、いつか巡ってくるエクセレントな波に乗りたいね。
6月も今日でおしまい。
どうか7月も、たくさんいい波に乗れますように。
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