【サーフィン たまに怖い】実際にぼくが体験した海の中のトラブル、ワースト3



最東端






ゴールドコーストのサーフィン


サーフィンは楽しい事ばかりじゃない。

海とゆう大自然をフィールドに、波乗りを楽しむぼくらサーファー。

そこには多くの危険が伴うなことも事実だ。

知らなかったでは済まない、起きてしまった時にはもう遅い。

そうならないために知っておくべき、海の中でのリスク。

ぼくが体験した、サーフィン中のトラブルワースト3を紹介したいと思う。









バーレーポイント






1ワイプアウト


波のサイズに関係なく、ワイプアウトはできる限り避けたほうがいいね。

ただ水の中でもみくちゃにされるだけだったらいいんだけど、それだけで済まない時もあるから。




1.1 リーシュコードが切れる、ボードが折れる

ワイプアウトして波に巻かれる時。

ボードが波に引っ張られるよね。

その時リーシュコードがびょいーんって伸びるんだけど、突然スッと軽くなる時がある。

これはリーシュが切れたか、ボードが半分に折れたかのどっちか。

この状況は悲惨なんだよ。

自力で泳いで岸まで戻らなきゃならないから。



【ケース1】
ぼくが経験した最悪なケースは、バーレーポイントだった。

ニューボードで最初の波に乗った時のこと。

インサイドは岩だらけのポイントなんだけど、ワイプアウトしリーシュが切れて、ボードが流されちゃったんだよね。

ニューボードだったし、最初の波でこのアクシデントだったから、かなりテンパったよ。

みんなの想像通り、インサイドの岩まで流されてしまったぼくのボードは、ボトムもデッキもボッコボコになっていた。

岸に上がってから、切れたはずのリーシュコードをよーく見ると、リーシュコードじゃなくて、ボードとつなぐためのひもがほどけてしまってたんだよね(泣)

完全に自分の不注意。。。

ニューボードでテンション上がって、チェックが甘くなってたんだろうな。







1.2 波にもまれたまま浮上できない

ワイプアウトで最もヤバいのは、浮上に時間がかかるときだ。

息が続くかどうかのギリギリまで海の中に沈められ、窒息寸前で上がってきたとゆう経験はこれまでに何度もある。

肺活量にそこそこ自信があるぼくでも、海の中では長く息を止めておくのはキツいんだよね。

それはなぜかとゆうと、海の中では海全体の水圧がかかってきて、身体を押しつぶそうとしてくる感覚になるんだ。

そしたら、肺の中に息をためておくのが苦しくなるんだよね。

それにワイプアウトする前って、波に乗るための全力パドリングで、心拍数を上げちゃってるでしょ?

それで水中で息を止めなきゃならないのが、めちゃくちゃ苦しいんだよね。

息を止めた苦しい状態が長く続くと、頭がボーっとしてくるんだ。

ぼくはその先まで行ったことがないんだけど、きっとこれがブラックアウト寸前ってやつなんだと思う。












1.3 リーフや岩に激突

何度経験しても、恐怖心がなくならないのがこれだよね。


【ケース2】
むかし行った、バリトリップのクラマスでのこと。

インサイドでのプルアウトに失敗して、そのままリーフに引きずりこまれたんだ。

そしてリーシュコードがリーフに引っかかっってしまい、なかなか浮上できなかった。

その間はずっと、セットをガンガンに食らいまくってたとゆう、悲惨な状況。。。

当然ぼくの身体は、リーフに叩きつけられていたんだよね。

すぐに上がって見てみると、大きなひっかき傷で血がだらだら流れてたよ。

それ以来、リーフブレイクはビビるようになっちゃったね。



【ケース3】
もう一つ、ぼくのホームであるバーレーポイントでのこと。

インサイドまでつながる波を追いかけ、ちゃんとプルアウトしたのに、岩の方に引っ張られてしまったんだよね。

まるで吸い込まれていくようで怖かったよ。

そして予期せぬことだったので、バランスを崩してしまったんだ。

気がついたらぼくは、岩の上を転げまわっていたんだ。

上がってから気がついたのだが、顔面が血だらけになっていたんだよね。

一瞬のことだったのと、岩に当たった衝撃が強すぎて、ところどころの記憶が抜けてしまってたんだ。

慣れたポイントでも、ちゃんと気を付けなければならない、と思わされた日だったよ。





1.4 他のサーファーやサーフボードと衝突する

ワイプアウトした時に、インサイドにサーファーがいたら最悪だ。

しかもそのサーファーがビビって、ボードを放り投げちゃったら(怒)

自分のボードも被害にあうし、相手のボードでケガすることもある。

そして逆に相手をケガさせてしまうこともあるから、めちゃくちゃ危ないんだよね。

これで何度もボードをクラッシュしたことがあるし、海の中では常に起こりうるトラブルでもあるね。

まぁ対策としては、混雑しているピークのインサイドで波を待たないことと、衝突を避けれるボードコントロールを身に付けることかな。



バーレーポイント2





2.海の生物と接触してしまう


海とゆうのは分からないことが多すぎる。

サーフィン歴が長くなって海を知っているつもりでも、波が立つところのことしか分かってなかったりするよね。

どんな生物が存在しているのか?どんなリスクがあるのか? それを知らないばかりに予期せぬにアクシデントに見舞われたりするんだよね。




2.1 シャークアタック

ぼくの経験上では、サーフィン中にサメに遭遇したことはない。

だからそんなに確率の高い事でもないし、過剰に恐れる必要はないと思っている。

がしかし、過去にはゴールドコーストのぼくらの先輩がシャークに襲われて命を落としている件があるので油断はできない。

あのことがあって以来、シャークの危険性は身近にあるものだと思うようになった。

海の中でなんとなくいやな予感がしたら? 小魚の集団が寄ってきたら? 誰も入っていない海、朝夕はシャークの活動が活発になる時間帯に海に入るのはリスクが伴うとゆうこと、これらのことは漠然とでも、心に留めておきたいことである。

そして少しでも不安だったり、第六感が働いて嫌な予感がしたのなら?

迷うことなく、すぐに海から上がろう。




ずっと伝え続けなければならない、ぼくらの先輩のこと。
オーストラリアでのシャークアタックが、自分の身近でも起きてしまった。
https://www.spirit-kooks.com/2015/02/blog-post_6.html
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2.2 ブルーボトル

日本ではカツオノエボシと呼ばれている、クラゲの一種。

ゴールドコーストでは、夏場の水温が高くなり始めたころに発生しやすくなっているみたいだね。

ブルーボトルの足に触れると、くっついて離れにくい上に、ものすごく強い刺激を与えてくるんだ。


【ケース3】
ぼくの経験で一番最悪だったのは、胸から首にかけてブルーボトルの足が絡みついた時だった。

それから一瞬で、激痛が全身を走ったんだよね。

その後30分ぐらいかけてじっくりと身体の中へと毒素が回り、リンパが痛くなり始めたころで、呼吸困難に陥った。

もちろん立ってなんかいられなくて、シャワールームで意識もうろうとしながら、1時間以上も苦しんだんだよ。

それ以来、ブルーボトルがたくさんいる時はウェットスーツを着て防止策をとるようにしている。


キラ



3. ローカルとのトラブル


ゴールドコーストは比較的ローカルが優しいので、ビジターでも入れないポイントは全くないといってもいい。

しかしちょっと南へ下ると、そうでもなかったりする。

混雑しない極上ブレイクにありつけるのだが、そこを守るローカルもちゃんと存在している。

そんなローカルたちといい関係を保つための方法なんてのは、まぁ常識的なことばかりなので、その辺のところはググってみてください。


ローカルとのトラブルは嫌だよね。

ローカルだけじゃなくても、他のサーファーと揉めたりなんかしたら、その日の楽しいサーフィンが台無しになってしまうよね。

でもぼくも何度か経験あるんだ。


【ケース4】
昔のスナッパーロックスのローカルは、結構怖かったんだよなぁ。

あれはビハインドザ・ロックに向かって、パドリングしている時だった。

波はいつも通り極上で、大混雑していた。

必死にパドリングしている、ぼくのリーシュコードを引っ張る奴がいたんだ。

最初は勘違いだと思ってたんだけど、何度も引っ張られるから振り返ってみると、年老いたローカルオヤジが引っ張ってたんだ。

ぼくは何も言わなかったが、嫌な顔をして見せると、「日本人だろ?なんでこんなところにいるんだ?出ていけよ。


もしも今こんな事言われたら、通り雨に打たれたのごとく諦め、黙ってその場を立ち去るんだけど、あの頃のぼくは若かったからね、もうちょっとバカだったんだ(笑)

速攻でそのローカルオヤジに向かって、「は?日本人だからなんだよ?かんけーないだろ?」と突っかかったんだ。

そしたらそのオヤジの嫌がらせはもっと酷くなり、テイクオフしようとしてる時にリーシュを引っ張ってきて、ぼくはボードから転げ落ちたんだ。

オーバーヘッドの波のトップから真っ逆さまになって、岩のすぐそばでワイプアウトさせられたんだよね。

ヤバい状況だよね。一歩間違えたら大けがだよ。

カチンときたから飛び掛かってやろうと思って、そいつの近くまで行った時に気づいたんだ。

そこにいたローカルが、みんなニヤニヤと笑っていたことに。

ただでさえリスクがともなう海の中、スナッパーロックスとゆう大混雑しているところで、周りの人間がみんな敵だらけと分かったら?

いくらバカなぼくでもヤバいと気づいたよ。

その時は波乗りを諦めて、すぐに上がったね。

海の中で他のサーファーと揉めるなんてのは、自然の波動に逆らう行為な気がするんだよね。

そんなことしてしまったら、気持ちよく波に乗れないのは当たり前だし、他にも予期せぬトラブルに見舞われたりするんじゃないのかな。

誰がどうとかじゃなくて、大自然の海の中で波乗りをするぼくらサーファー同士が敵視し合うことって、ほんとバカらしいんだよ。

みんなもっと広い心を持たなきゃな。








まとめ


海に入ると気持ちいいよね。

サーフィンしてると楽しいよね。

でもそれだけじゃなくてリスクもあるってこと、ちゃんと分かってた方がいいとおもう。

そしてそれらのリスクは、必要以上に恐れなくてもいいんだ。

自然の変化も受け止める、穏やかで大きな心を持つのも、サーファーとしての正しい在り方だとぼくは思っている。

みなさんもどうか安全なサーフィンを楽しんでください。








コメント

  1. いつも楽しく読ませて頂いています。
    以前から気になっていたことですが
    「ゆう」
    「いう」
    が文章的には正しい気がします。
    出すぎたまねで申し訳ありません。

    返信削除
    返信
    1. なるほど!そうなんですね。どうでも良い気がするんですが、こうゆう指摘があると気にするタイプなので、たぶん次からは「いう」で行くと思います。勉強になりました!!これからもよろしくお願いします。

      削除
  2. 私もサーフィンをしていて。
    小さい頃からやってるんですけど、周りには優しい人しかいなくて揉めることがないんです。
    だけど、気持ち分かりますw
    海亀ちゃんがいたことはありまして、サメは、、、ないですww

    返信削除

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