本棚にある愛読本たちを整理した。 ~古本の行き先は~
さて、最近は引っ越しを目前に控えてることもあり、趣味の一つである断捨離に励んでいる。
いいですよー、物をどんどん減らしていくのって。だってまた新しいものがどんどん入ってくるからねぇ。
それで今回まとめて手放したのは長い年月をかけて集めた「本」たちだ。
こう見えても読書家のぼくだが、コツコツと集めては本棚に並べて博学と見せかけていた。
数年前にKindleとゆう電子書籍を手に入れてからはあまり本を買わなくなり、それまでに集めてきた本たちももう置いておかなくてもいいかなぁってことで、思い切って処分することにした。
しかし本当に本が好きなので捨てるのもなんだかなぁ。で、誰かにあげようかなぁなんて思ってたところで考えついたのが図書館に寄付。
ゴールドコーストには一つの街には必ず図書館があるのだが、ぼくもちょいちょいと利用している。
さすが移民が多く住む国なので、英語以外の書籍もいくつか揃ってあって、その中にはちゃんと日本の本も置いてあるのだ。
文庫本がほとんどなのだが、毎月創刊のJJとかのファッション雑誌も置いてあって、その幅広いジャンルの雑誌をとり揃えていることにかなり驚く。
だからこの図書館に寄付すれば、いつまでもたくさんの日本人が読んでくれるのではないかと思い、早速ぼくが行きつけのブロードウォーターウェイライブラリーに持って行ったのだ。
まぁ実は奥さんが持って行ってくれたのだがそこで衝撃的な出来事が!
「寄付は受け付けてない」とのことだったらしい。。。
えー?だったらあの大量の日本の文庫本たちはどうやって揃えられているんやろう?
とゆう素朴な疑問が残ってしまったが本当にどうやって集められているんだろう?
まさか日本からわざわざ買っているのか???
その他の事情を聞くところによると、ゴールドコーストにある全ての図書館はシステムがしっかりしていて、一冊一冊の本はちゃんとコンピューターで管理されており、新しく本を導入する時には人件費をたっぷりかけてシステムの中に入れているみたいなので、そう簡単には受け付けれないとゆうことだった。
まったく人件費の高い国はこれだからねぇ。
せっかくぼくの本たちが人様に役立つチャンスだと思ったのに、めっちゃ残念だった。
まぁそれならと、日本食スーパーのサンマートに持っていけばそこで貸し出してる本の中に入れてくれるんじゃないかと思って持って行った。
「買い取れるものは買い取らせてください」と快く対応していただき、どうせ全部もらってもらおうと思ってたのだからお金なんていいのにとも思ったが、受け取るのも感謝である。
店員のおねぇさんが一冊一冊を丁寧にチェックしていくのを待っていた。
中にはエロなジャンルの本も混じってたのに、あれもサンマートの本棚に並ぶのかな?(笑)
全部キレイに置いてたし、話題になった本ばっかりが50冊くらいはあったからね。
ワクワクして待っていた♬
「大変お待たせしており申し訳ございません。ほんの少しの金額ですがこれで買い取らせていただきます。」
わーいわーいこれで好きなものが買えるぞー!と期待しぼくは振り返った。
おねぇさんの手のひらに乗っかってたのは1ドルと数セントのコイン。。。。
「そんなんいらんで」、と言いかけたが受け取るのも感謝である。
せっかくお金をいただいたので娘のリオにお菓子を選ばせることにした。しかしここは日本の何倍もの値段で売られているスーパーである。
1ドルそこらで買えるお菓子なんて全然なくて、結局ばら売りの小さなチョコ菓子かなんかを買ってあげた。
サンマートが快く引き取ってくれて助かったが、ゴールドコーストの図書館に置いてくれたらもっとたくさんの人の手に渡っただろうに残念だったなぁ。
まぁそうゆうことで、サンマートに行けばぼくが読んでた本たちが借りれるのでよかったらどうぞ。
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