タッチスパーといえど。
ジムでのトレーニングの事。
いつものボクシングジムに通い始めて2年半になろうとしている。
のんびりマイペースでやってるのだが、どちらかとゆうと長くいるメンバーの一人になってきた。
顔なじみも増えてきたり、あまり話したりとかはしないけど、誰がどの程度のボクサーレベルか分かるようになってきたし、向こうもぼくがどんなレベルなのか分かっているような感じだ。
それぞれレベルやボクシングトレーニングの目的が違ったりするけど、色んな奴がいてなかなか飽きないジムなので、みんなにおススメしているくらいなのだ。
ちなみにぼくはサーフィンの向上を目的にボクシングを取り入れてるので、基本的には戦わない平和主義者ボクサーだ(笑)
今回のトレーニングでぼくが一緒に打ち合いをしたのは、推定体重80キロのカーンと高校生のマフューである。
彼らはぼくと同じようにここに長く通っていて、スパーリングはできるくらいのレベルだ。
あ、カーンは結構強いんだった。。
まぁ打ち合いと言ってもタッチスパーだったので、相手に与えるダメージは一切無く安全なトレーニングの一つ。
タッチスパーってグローブで相手の身体に触れる程度のコンタクトなので、そんなにガードを意識しなくてもOKやし、お互いのパンチがどんどん飛び交うといった感じで楽しいのだ。
まずはカーンとのラウンド。
彼の背はぼくよりずっと高く、身体もゴツイので威圧感が半端ない。
タッチスパーだから打ちのめされる心配が全くないので、ぼくは相手の懐にすっぽり入って打ち合いを楽しんだ。
まぁリーチの差があるから近寄らざるを得なかったのだ。
しかしカーンが打ってくるパンチはバンバン当たって、しかもガッツリ重い。
タッチスパーなのになかなかのやつを打ってくるから、こっちも段々と強く打ち返すようになってくる。
そうなってくるとお互い引かずに、ただの打ち合いになってきて、ボディーとか肩を打たれてけっこうへにょへにょになってしまった。
ぼくもまぁまぁ強いのを打ったりしたんだが、効かないので最後の方は構うことなく全力で打ってやったけどね(笑)
まぁボディーオンリーの練習だったから良かったけど、顔面もありだったらぼくはぶっ倒れてたかもしれないね。
そして2分が過ぎてパートナーチェンジ。
次に現れたのは、まだ幼さが残る16歳マフュー。
背はぼくと同じくらいだけど、体重はたぶん10キロは軽いと思う。
まだ筋肉もガッツリある訳じゃないので、細くて弱々しくも見える。
ゴングが鳴ってからすぐに、お互いいい感じで打ち合った。
もちろんタッチなので軽くやけどね。
すると何を思ったのか、ぼくが手加減してやってるように思ったのかなぁ。
ちょっと食い気味で、もっと強めに打って来いと言ってくるではないか。
「ええんかいな。ほんまに。。。」
と思ったがやるしかない。
20歳も年下の子に打ち込むのは気が憚れたが、こうなったら男同士の戦いだ。
遠慮なくボディーをガンガン打ち込んでみた。
どうなるかと思ったら、相手は以外にも全然打ち返してこないではないか。。。
あれ?と思いながらも、もう少しガンガン打ち込んでみたり、彼のパンチを交わしたりして盛り上げようと頑張ってみた。
自分で言っときながら、全然強いのを打ち返して来ないので変だなぁと思った。
「なぁ、大丈夫か?」
と声を掛けてみると全く何ともありませんよ~みたいな顔してくる。
しかももっとちゃんと打てとか言って来るではないか。
「なんやこっちのパンチが弱すぎるんかなぁ」
て思ったんで、数を増やして遠慮なく打って打って打ちまくった!!
そしてちょっと空いてる隙間を狙って、ボディーに「ボン!!」ってな感じでやってたんだけど、
これっておっさんが子供をイジメてるだけちゃうの??
一部始終を見てたコーチからも打ち過ぎやって注意されるし。。。
なんなんや。。
やりすぎてもうたみたいや。。。
なんでもムキになったらあかんねぇ。
推定80キロのカーンはめっちゃ重いパンチを容赦なく打ち込んでくるし、高校生ボクサーマフューは打ってこいと怒っときながら、打ち返して来ないから注意受けたし。。。
まともにタッチスパー出来る奴おらんのかいな。。。
コメント
コメントを投稿