ゴールドコーストでもひな祭り




3月3日桃の節句をゴールドコーストで楽しむ


男兄弟で育ったぼくにとって、「ひな祭り」は、ひなあられを食べる日とゆうことしかアタマになかった。

しかしここ数年は祝うようにしている。

オーストラリア生まれの娘たちに少しでも日本の文化を楽しんでもらいたいと思う親心からだ。



ここオーストラリアでは、そもそも「ひな祭り」を祝う習慣がないんで、準備するためのモチベーションから、ひな人形、料理の材料に至るまで全部自分で用意しなきゃいけない。

ほらだって日本に住んでたら、テレビで見たり、ショッピングセンターに行けばなんでも教えてくれるから、後はその場で買うだけだから簡単でしょ?

まさかこのぼくがひな人形?ってゆうのも気持ち悪い話しだが、ウチは次女が産まれてから女家庭色がかなり濃くなってしまったので、これから先の黒川家には欠かせない行事となった。

「雛人形なんてやたら高いし、オーストラリアには売ってないから折り紙でええやろ」と言ってやり過ごした長女リオの1年目のひな祭り。

次の年からはぼくの叔父が買ってくれた本物のひな人形を飾ってお祝いしている。といってもウサギだが(笑)

こじんまりした可愛いやつで簡単にセットできて簡単に片付けることが出来るやつだ。

これを娘たちが成人するまで使うつもり(笑)

 

ひな祭りの料理といえばチラシ寿司でしょ!ってことでこのぼくがすし屋で10年働いた経験を生かし、仕込みを全部引き受けて、飾り付けは奥さんと妹のユッキーに任せた。

2種類のチラシ寿司をファンシーと本格派に分けた。

ファンシー編はお内裏様とお姫様を飾って可愛く、本格派は新鮮なお刺身を飾ってゴージャスに仕上げた。


お刺身は、数か月前にオープンした日本人経営のおさかなやさんで購入。

ゴールドコーストにはさしみで食べれるほどの新鮮な魚を置いてる店はほとんどない中、ここは日本人がやってるとゆうこともあって信用できるかな。

22ドルほど払って、「握り用に3人前」って言えばそこそこの量を入れてくれたのでまぁいい店じゃないかと思う。

食べてみたら鮮度もよく質のいいお刺身が楽しめた。

 

こうゆう集中して飾り付けをしたい料理をする時に、ガチャガチャと落ち着きのない娘は邪魔になる(ダディーそっくりとの評価を頂いております)とゆうことで仕込みをとっとと終わらせたぼくは、リオちゃんを連れて家の前のビーチへ!そこには癒しの夕焼けが広がっていたさー(石垣島風)
 

しばらく遊んで家に戻るとまだもう少し苦戦中の姉妹。

もうかれこれ1時間以上はやってるなと思いつつ、やはり写真を撮って後々まで残す以上、手を抜くわけにはいかないので、ここは辛抱が必要だ。

時々腹を減らしてつまみ食いを試みるリオを遠くに押しやって、泣かして、を繰り返しなんとか完成!とても素晴らしい「ひな祭りチラシ寿司」が完成した。

やっぱこうゆうかわいい飾りつけは女の子の方がセンスあるね。

今回はユッキーが居ててくれたからこんなに綺麗なものが作れたけど、来年はどうなるか?ゴールドコーストのコンビニでも可愛いちらし寿司が売り出されるようになったら、それで簡単に済ましてしまいそうな気がするな。

なんかオーストラリアに住み始めてから、積極的に日本の文化を学ぼうとする姿勢が自分の中で芽生えてきたな。

それと日本が持つ独特の文化に誇りを持ち、いつまでも大切にしていきたいなとも思うようになってきた。

いつまでも日本を大切に思いながらこのオーストラリアで楽しくやっていきたいな。

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