原田正規ってプロサーファーってじゃんね。知らずに呼び捨てにしたりして、上から目線のアドバイスをしていたあの日。






25歳の時、ぼくはマーメイドビーチにあったミスタースシとゆうお店で働いていた。

ローカルに人気のお店で、みんな海帰りなどにフラッと来てくれていた。

プロサーファーもよく来てくれていて、タジやパーコにミック、ポールフィッシャーやダン(DMS surfboards)らも普通にやって来てた。


今ではすっかり有名になってるTakeda Customsのよしくんなんかは、週2,3日は来ていた。

そのよしくんが連れて来てくれたお客さんの一人が原田正規プロだった。




その当時のぼくは何も知らなくて、特に日本のプロサーファーって誰がいるのかってのを全く知らなかったのだ。

だから原田正規プロに会った時も、ぼくはまるで自分の後輩と接するかのような態度をとっていたのだった。

今思えば25歳とゆう年齢だったあの頃は、まだ世の中を舐めていた感があったので、生意気だったのかもしれない。





それからそのお店へは、原田正規プロは一人でも来てくれるようになって、まぁちょっとずつ話すようになった。

一見怖そうだったんだけど、彼は実は優しい感じの人だった。

ゴールドコーストってみんなサーファーだから、話題はいつも波乗りの事なんだよね。いい波の情報を交換したり、新しいサーフボードの事。

ぼくはいつも原田正規プロに会ったら、「どう?今日サーフィンした?」ってな感じで話しかけていた。

実は今思えば自分の若さがこっぱずかしくなるのだが、ぼくは原田正規プロの事を「正規」って呼び捨てにしていたのだった。

明らかに年上だって分かってたんだけど、よしくんが「こちら正規」って紹介してくれたもんだから、その呼び方でいいんだって勝手に思い込んじゃったんだよね。

彼が何度も繰り返し来てくれる中で、ぼくも自分のサーフィンの事を話したり(その当時はまだ初心者に毛が生えたくらいだったのでなんちゃってアップスしかできない程度だった)していた。

そのうち正規が「俺ちょっと腰が痛くてさ、今サーフィン出来ないんだよねー」っと自分の事を話してくれた。




ぼくからトッププロへのアドバイス


それから正規に会うたびに、サーフィンの話で盛り上がっていた。

腰痛が酷いと言う正規に「そうなんや、ちゃんとストレッチしてるか?サーフィンはなー毎日やらんとすぐに下手になるから、自分の身体をちゃんとメンテナンスして気をつけなあかんで」と上から目線でアドバイスしてしまっていた(笑)

そんな感じで、たわいのない会話が何度か繰り返され、ぼくは正規と結構仲良くなってきた。

そんなある日、そのすし屋で一緒に働いていたワーホリバイトのゆうさんが、ぼくに彼の事を聞いてきた。

「なぁようさん、最近あの人よく来てるけど、あれって原田正規?」

「え?原田かどうかは知らんけど、正規って名前やで。何で知ってるん?」

「ってゆうかなんでようさん知らんの?あれ日本のトッププロやん。サーフィンライフに毎月デカデカと載ってるで。JPSAから抜けたって聞いてたけどこんなとこにおったんやな」

「うそ??トッププロなん?俺あいつにストレッチちゃんとせぇやとか、毎日サーフィンせな下手になるでとか言いまくってるで」

「トッププロにそんなアホな事言えるのって、ようさんぐらいやで。」





そこからは、自分の中でちょっと気まずい思いがあったのだが、正規は変わらず店に来てくれてたし、プロサーファーの事を知らなかったぼくにも、いろんな話をしてくれた。

ただ正体を知ってしまった後で態度を変えるのは嫌で、そのまま「正規」と呼び続けてたけど、内心はドキドキしていた。

ただまぁ次にあったら確実にマサキくんって呼ぶだろうな(笑)






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ついにぼくも観ました。ぼくもミッキーさんたちのように素敵に年齢を重ねていき、いつまでも波乗りを楽しんでいきたいなって思わされたサーフムービー。

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