シャークアタック。海と向き合うサーファーの心。






7月に入ったとゆうのに珍しく暖かい気候の一日で、波も良くてサーフィンをしているだけで幸せになれるそんな日だった。

そして海と共に生きていくとゆうのをもっと考えていこうと改めて思う日にもなった。






またシャークアタックが起きた


ぼくが住んでるゴールドコーストから約一時間、南へ下った街にあるノースバリナとゆう所で今日の朝、シャークアタックがあった。

前回の「シャークアタックが身近に起きてしまった」からまだ5か月も経ってないのでまだはっきりとぼくの記憶に残っていて、昼過ぎのニュースが流れた時にはとても驚いた。

サメに襲われたローカルのボディーボーダーの男性は重体だが、一緒に海に入ってた友人たちや通報によって駆けつけた救急隊、ライフセーバーそしてヘリによる搬送といった迅速な対応があって今のところは命に別状は無いとニュースで伝えられている。






サーフィンとゆうのは自然相手のスポーツだ。

計り知れない楽しさがあると同時に予期せぬアクシデントに見舞われるとゆう事も当然ある。

ぼくら海を愛する人間はそれらの事をしっかりと受け止める心を持つべきだろう。

悲惨な事故が起きるたびに目を逸らしていては、いつまでたっても自然との共存が出来ないのではないかとぼくは思う。




シャークアタックが起きるとメディアでは必ず海に入ることへの危険性や、サメを目の前にするとどうにもならないので避けて通るべきだといったような事がクローズアップされ、それが人々の恐怖心をさらに煽る事となる。

海の中とゆうのはほとんどが未知なる世界だ。

海の中ではどんな法則で動いているのか実際は全く知らないでサーフィンをしているとゆうのが本当のところだ。

潮の満ち引きがあって、食べるための旬の魚があってとゆうぐらいは基本知識として抑えている程度かな。

サメが人間を襲うとゆうのはどうゆう事なんだろう。ウミガメと見間違えられるとか色々言われているが実際は分かっていない。

だから一度でも悲劇が起きてしまうと、たちまち海に入るのが怖くなり危ない事だと言われるようになる。






サーフィンとゆうものは自然相手のスポーツだ。

二度と同じ波がやってこないとゆうところに魅力を感じ、ぼくらサーファーは夢中になっている。



海とゆう大自然は常に感動だけを与えてくれるものではない。

津波の脅威や、穏やかに見えてもそこにある強烈なカレントで流されてしまったり、混雑するサーフスポットでのワイプアウトやサーフボードが当たるアクシデントに見舞われたり、リーフに叩き付けられて怪我したりといった事も沢山ある。

何もサメだけが危険なわけではないのだ。






ではなぜシャークアタックの時だけこんなに騒がれて話題に上がるのか。

一つはサメに襲われるとひどい時には死に至る事もあるし、腕や足を食いちぎられるといった酷い事になったりして、やはりそれは軽い話題では済まされない事だからだ。

しかしぼくが思うのはそれだけで大きな騒ぎになるのはちょっと違和感を感じてしまう。

だって陸の上では毎日もっと様々な事件が起きて人が死んだり怪我したりといったことが起きている。

なぜそれよりも大きく騒がれるのだろう。

そしてもう一つは人間が手を出すことの出来ない自然界の領域だから、無力なまでになす術もない状態が人々の恐怖心を煽るのではないのだろうか。

つまり気の弱い子犬が吠えまくるのと似たような感じで、人間もサメの脅威に怯えているのだ。

ぼくらが大自然の恐ろしさに直面した時、湧き上がる恐怖心を隠すために吠えているだけのような気がする。







受け止める心を持つ


ぼくらがサーファーとして向かうべきところは、もっと自然と向き合いながらいい時にばかりに海を見つめるのでは無く、普段からしっかりと海と向き合い全てを受け止める心を持つべきだと思う。

少なくともぼくはそこに向かいたいと思う。





そして最後に、大自然の海を受け入れる心があるならサメにやられてもいいのかとゆうとそうではない。

例えばサメの習性を少しでも学んで、朝と夕方の魚たちが活発に動く時間帯や、河口付近、小魚が周りに集まるガターに入った時などは意識して避けるのが正しい海との付き合い方だ。

我々サーファーは「海にはサメがいるのは当たり前で、やられたらやられたでその時だ」と言ったりするが、避けるべきリスクはしっかりと避けて海と向き合い、ポジティブもネガティヴもしっかりと受け止める心を持つべきだろう。

海と向き合う心を持ったサーファーは、自然の脅威にむやみやたらに怯える事もなくなると思う。

サーファーは波に乗るだけではなく、この地球を抱きとめるそんなでっかい心が欲しいと思うな。


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