海外で注目を集める食事規定”コーシャ”とは





コーシャって何ぞや?


職場での事。カンファレンスの為にやって来られてたグループの中に、ユダヤ教の方たちが含まれていた。なんでもその方たちからは、「Kosha」と呼ばれるものを出してほしいと、リクエストを受けた。

ぼくは初めて聞いた言葉だった。上からの指示によると、「Kosha foodを未使用のお皿とナイフ&フォークと共に用意する事。フード用のゴム手袋を使い、手で直接触れない様にする事。」とゆう事だった。

Koshaに詳しいスタッフが、急いで近所のスーパーマーケットのColesで買ってきた「Kosha food」。

何やらアラビア文字が記されてて全く読めもしなかったが、それがただのお菓子だったのはKosha初心者なぼくでも分かった。

まぁそんなに難しい事でもないので、言われたままにやっておいた。

人が触れたものを食べれないって何ぞや?

調べてみたらこんな感じだった。

宗教的な食事規定


ここゴールドコーストでも、地元のスーパー(Coles)や中東系の食品店を中心に「Kosher(コーシャ)」という認定を受けた商品が色々と手に入るようだ。

全然聞きなれない単語だが、「Halal」に並ぶ覚えておいた方がいい宗教的な言葉の一つなのだと思う。


古くからユダヤ教に伝わる食事規定である”コーシャ”


最近食品の話題で上がることも多い「コーシャ(Kosher)」とはどのようなものなのか?


Koshaとは、元々はユダヤ教の信者のための食に関する規定で、口にする薬や調味料なども含む、すべての食品に対して厳格なルールに適合したものだけが、口にできるというものなのだ。専門の「ラビ(ラバイ)」と呼ばれる宗教指導者が原材料や、製造工程での検査を行った上で判断し、その認証をおこなっているとゆうもの。
最近のゴールドコーストでは、このコシェル認定を受けた商品が、実は結構普及しているとゆうのだ。
なぜこのKoshaが、それほどまでに広がったのか?
いちばん大きいのは、このKoshaを利用しているのが、ユダヤ教徒や、ユダヤ人だけではないということだ。一般人がKoshaを求めるのは『安心のイメージが高いため』だと言われている。
Kosha製品は、原料のトレーサビリティの確保や、第三者であるユダヤ教の「ラビ(教師)」の実地検査による認証プロセスを経ているため、消費者に安心のイメージを与えているとゆうことなのだ。



写真を撮る時も手を触れないで!


そのユダヤ教徒の方たちを含むグループは、5日間に渡って会議&宿泊されていき最終日には感謝の言葉を頂けた。

そしてExective chefとぼくとが、ゲストと一緒に写真を撮って欲しいとのことだったので快く引き受けたのだが、そこでも変わった事が。

横に並んだ女性の方に手を回そうとしたExective chefのジョニーさんに対し一瞬で、「ノーノーノー!触らないで!」とストレートに拒否していた。ここでも人の手が触れるのがダメなのかとぼくは驚きを隠せなかったが、これがユダヤ教の教えというものなのだろう。

実は驚いたのはこれだけではなかった。宿泊されていたこの方たち、就寝の時に自分で部屋の明かりを消すことが出来ないらしく、その度にホテルスタッフが部屋まで行って消してあげてたそうだ。

やはり人の指が触れているライトのスイッチにも、「Kosha」が必要とゆうことなのか。

世界の経済を支配していると言われているユダヤ人、ユダヤ教だが、こういったところにも成功の秘訣が隠されているのかも知れないと思うと、「Kosha」を調べずにはいられない今日この頃である。

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