【海でのトラブル】ドロップインされてぼくがやってしまったこと。
海では平和にね。 |
懺悔記事にしようかなと思う。
ほんと申し訳なかったなって思っているし、相手の方にもちゃんとその場ですぐに謝ったので事の成り行きを書いていきたいと思う。
波乗り仲間であるスコットさんやコーリーさんに誘われて、スピットに行った日のことだ。
なぜ普段は寄り付きもしないスピットに行ったのかとゆうと、この日は北よりのうねりになっていたからだ。
北風が吹いたらスピット。
このことはブログに何度も書いてるが、ゴールドコーストのセオリーみたいなものなのである。
北風が吹くとほんと全然ダメなんだけど、やはり他のビーチなんかは全然良くなかったみたいで、朝からたくさんのサーファーが集まっていた。
そしてスピットは、日本人サーファーに人気があるところでもあるんだよね。
どのビーチよりも、日本人の数が多いのだ。
これはその中の日本人サーファーとのトラブル話である。
セットの波をほぼ同時にテイクオフ
あれはセットの波だった。
波が分厚く割れにくかったので、テイクオフで置いていかれる人が多かった状況の中、ぼくは6’2とゆう長いボードに乗っていたおかげでテイクオフが早かった。
だからこの日は、どんな波でも簡単に取れてしまっていたんだよね。
そしてぼくがセットの波に乗った時のことだった。
少し離れた手前の方で、必死にテイクオフしようとしてた人がいたんだ。
ぼくのボードは走り出してはいたが、まだ立ち上がってなかったんでその人に対して何も言わなかったんだ。
「まぁぼくが波に乗れば気づくだろう」
って思ってたからだ。
そして少し距離もあったんで、ぼくはそのまま波に乗り始めた。
しかしやっぱりって感じだったんだけど、その人はぼくに気づかずにテイクオフしちゃったんだよね。
いつも思ってるのが、ドロップインなんて日常茶飯事だし、ポイントブレイクのロングウォールじゃないんだから、ビーチブレイクぐらいできるだけ仲良く一緒に乗ってばいいんじゃないかなって。
だからそのまま二人で波に乗っていたのだ。
でも残念ながら、この波はあまりいい波じゃなかったんだ。
ライトに割れる波だったんだけど、ぼくにドロップインした彼の進行方向でドカーンって先に崩れたのだ。
その時までアップスをしていた彼は行き場を失い、いきなり方向転換し、「チョットバック」を仕掛けてきたんだ。
これがいけなかった。
これでぼくと彼の距離が一気に縮まってしまったのだ。
ぼくは真正面に彼をとらえてたから良かったものの、後ろから迫ってくるぼくを見た彼は慌てちゃって、ボードも身体もフラフラしだしたんだよね。
ここで彼が冷静に、しっかりとボードコントロールをしてくれれば、なんてことなかったんだけど。
ぼくと彼の距離は一瞬でくっつくように近づいてしまい、危うくもサーフボード同士が当たりそうになっていたんだ。
これはちょっと嫌だった。
だって当たったら壊れちゃうじゃない?
だからほんとしょうがなくなんだけど、彼の背中を突き飛ばしたんだ。
危険を回避するために彼をワイプアウトさせて、ぼくはインサイド側に逃げてから海に飛び込み、ワイプアウトしたのだ。
少し離れたところで、水中から浮き上がってきた彼はすぐにぼくの方を見てから、
「すいませんすいませんすいません!ほんとごめんなさい!」
と連呼してきたんだ。
いや違うだろ!
突き飛ばしたのはぼくの方である。
謝らなければならないのはこっちだ。
「いや、後ろから押したりなんかして、申し訳ありませんでした」
ぼくはこうしてきちんと謝ったのだが、彼はまだぼくに言ってきてたんだ。
「ほんとすいませんでした」と。
もう一度いうけど、この状況で悪いのはぼくである。
ドロップインされたからって怒鳴ったりしていいわけがないんだ。
サーフィンの世界には変なものがある。
ドロップインする奴が悪い、だからパンチアウトされても文句は言えないってゆう暗黙の了解。
ぼくはそうは思わない。
たしかにドロップインはマナー違反だし、リスクを避けるうえでも守るべきルールである。
がしかし、人を突き飛ばしたり怒鳴り散らしたり、そんなことをしてはダメなのだ。
ぼくも恥ずかしながら人に対して怒鳴ったりしたこともあるし、今回の件も反省すべきことだ。
サーファーとしての、正しい生き方ってもんがあると思う。
他のサーファーとのルールを定めたり、正当かどうかを主張するのもいいんだけど、他者へのリスペクトを忘れちゃいけないんだよね。
今回の場合は、
「前乗りされてボード同士が当たりそうだったんで、仕方なく彼の背中を突き飛ばしました」
ってのがぼくの言い分なんだけど、それでも謝るのはこっちの方だ。
ドロップインする奴がみんな悪いみたいな空気が好きじゃないから、これからはこうゆうことも言っていこうかなって思っている。
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