【ショートボード】ヌーサでサーフィン Granite Bayで370mのロングライドが病みつきになった。
ロングボードのイメージが強いヌーサヘッズ
確かにそうかもしれない。
メローなブレイクが永遠に続くポイントがいくつもあり、たくさんのロングボーダーでいつも賑わっている。
しかしヌーサヘッズは、ロングボーダーだけのサーフポイントではないんだ。
ショートボードにとっても、パラダイスのようなブレイクがあるのだよね。
有名で人気のある所は、Tea TreeやらBoiling Potなどあるのだが、この際おいておこう。
今回のブログで書いていきたいのが、Granite Bayとゆうサーフポイントだ。
聞いたことあるような無いような。
でも実は、ゴールドコーストのローカルサーファーでも、知らない人は多いんだ。
それはなぜなのか?
知らないものは知らないんだよ。
知らない人がいるってことは、あまり知られてないってことなんじゃないかな。
地図を片手に
ぼくがGranite Bayを初めて訪れたのは、もう15年以上前のことである。
あの頃はまだスマホもなく、インターネットで情報を得る時代でもなかったんだ。
ガソリンスタンドで買った紙の地図を片手に、ゴールドコーストからのドライブで4時間かけてヌーサに来た時に、たまたま発見したのだった。
いつでもどこでも人混みを避ける習性のあるぼくが、ヌーサのナショナルパークをひたすら奥へ奥へと進んで、とにかく混雑しているサーフポイントから離れようとしていたんだ。
ヌーサヘッズの海岸線は事前にチェックしていて、のずっと奥へ行けばヘッドランドがあるのが分かっていたから、とにかくそこを目指したんだ。
舗装もされてない山道。
海側はほんとギリギリで、ちょっと足を踏み外せば転げ落ちそうなほど危なっかしい道。
たった一人で、サーフポイントがあるのかどうかも知らずにただひたすら、「地図に載ってるヘッドランド」を目指したのだった。
そしてたどり着いたGranite Bayは、壮大なロケーションだった。
手前は岩がゴロゴロしていて、遠くの方からブレイクしてくる波が当たって大きな水しぶきを上げていた。
ずーっと向こうの先の方に、波のピークがあった。
目がかすむほど、だいぶ遠かったんだよね。
だから波のサイズが分かりにくくて、その発見した当時は嬉しさと怖さで身体が震えていたのを、今でもはっきりと覚えている。
サーフィンしたい気持ちは強かったのだが、一人だったし、すぐには入らなかったんだ。
だって知らないポイントだったし、周りには建物が一切なく、サーファーの気配がほとんどなかったんだから。
なのでしばらくずっと海を見ていたら、1人のローカルサーファーがやってきた。
すかさずぼくは彼に、「ハーイ!」と声をかけて、後ろをノコノコとついていった(笑)
見知らぬ土地でサーフィンする場合は、エントリー方法が分からないじゃない?
だからぼくはこうして、ローカルについていって学ぶのだ。
誰もいないサーフポイント
ぼくが海を見ていたところからさらに10分ぐらい歩くと、ピークがあるヘッドランドの先までいけた。ここは、ロックからタイミングを見計らってのエントリーだった。
まじかで見た波のサイズは、楽々オーバーヘッドだった。
海の中には、数人のサーファーたちが入ってた。
ぼくが遠くから見ていた時は、全く見えなかったのに。
とゆうことはぼくがここでサーフィンしてても、ウォーキングを楽しんでいる人たちからは見えてないってことなのか。
そんな当たり前のことに気づいた瞬間から、また身体が震え始めた。
だって怖かったんだもん。
たいしてスキルがなかったその時のぼくが、オーバーヘッドのポイントブレイクへ入っていくとゆうのが、どんだけチャレンジなことなのか。
まぁこれを無謀だとか危ないだとか言ってる奴は、いつまでたっても混雑している小波のサーフポイントからは抜け出せないだろう。
いつも自分にこう言い聞かせながらぼくは今まで生きてきている。
あの時のGranite Bayのサーフィンで覚えているのは、とにかくパワフルな波だったってこと。
そして波に乗ればずーっと遠くまで行けたってこと。
それが遠すぎて、それでもまだまだ続いていた波が怖くなっちゃって、なんか海に吸い込まれていくような変な感覚がやってきて、せっかくのロングライドも全部途中でプルアウトしていたんだ。
波に押されるがままに乗っていったら、もう自分のパドルでは戻れないんじゃないか。
自分が波に乗ってる間に数人しかいない他のサーファーたちが帰っちゃうんじゃないか。
ロケーションがロケーションなだけに、ほんとビビりながら波乗りしてたなぁってのを覚えている。
人生で一番長い波に出会えた日
ハイウェイがアップグレードされてるおかげで3時間かからずに到着したのだった。
ナショナルパークから歩いて奥へ奥へと向かった。
ファーストポイント、ボイリングポット、ティーツリーがムネカタくらいのそこそこいい波が割れてて、やはり混雑していた。
ぼくはそれを横目で見ながら、まだ舗装もされていない(たぶんこれから先もされないだろうが)道をたどりながらGranite Bayまで行った。
そこにはオーバーヘッドのロングウォールが炸裂していた。
めちゃくちゃいい波なのにサーファーが全然入っていなかったんだ。
なんでなのか?
それは分からない。
入りたいと思うやつがあまりいないからなのか、それともサメがいるのか波がパワフルすぎるのか。
そういえば波に乗ってる最中に大きなエイがジャンプしたのだが、あれはちょっと怖かったな。
刺されたら死んじゃうからね。
今回のGranite Bayではほんの数人の見知らぬサーファーたちと「げらげら笑いながら」波をシェアしたのだった。
笑うしかないほどの波だったんだよ。
ぼくは370mものロングライドをして、最高にテンションが上がったよ。
アタマの何かが思いっきりスパークして、波のパワー、波動みたいなものが自分の身体に移り込んできたかのような感覚に陥った。
不思議と怖いって気持ちはなくなっていたんだよなぁ。
知らない土地で、他には数人のサーファーしか入ってない、しかしパワフルでサイズもあって史上最長のロングライドが可能なGranite Bay。
今回は思いっきり楽しめた。
ここの波を楽しめるだけのサーファーになって来たんだなって自分で思って嬉しかった。
ヌーサといえばロングボードだけのメローな波ってイメージが強いんだけど、ずっと昔に出会ってたあの一番奥のポイントは変わらず最高だったよ。
ショートボードで思いっきり攻めたい波。
全然混雑していない極上ブレイク。
こりゃ病みつきになるわ。
だれもいないサーフブレイク。 |
ヌーサで370mのライドを記録した時の記事
ヌーサヘッズのポイントブレイク、GraniteとTeatreeでサーフィン。Apple watchアプリのDawn patrolでみる記録
https://www.spirit-kooks.com/2018/12/graniteteatreeapple-watchdawn-patrol.html
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【JR SURF BOARD】乗りたい波がある? マジックボードをオーダーするコツ
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【波乗りと食事】サーフィン前にモチたべて、いつもよりも体力が長持ちした朝。
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