【ゴールドコーストで働く】ベルサーチホテルで働いて2年目で起きた、3回目の退職騒ぎの真相について





ベルサーチホテルで働き始めてからの2年目は、色んなことが起きた。


GM(ジェネラルマネージャー)が離職し、今現在もこのポストには誰も入っていない。

そしてエグゼクティブシェフのクリスが辞めてしまい、それに続いてキッチンチームのマネージメント職のシェフたちが、相次いで居なくなった。

そして新しく就任したエグゼクティブシェフのオリバーがチームを作り直している最中に、とっても優秀だったF&Bマネージャーが解雇されるとゆう大事件などがあった。

よくもまぁこれだけのことがあの豪華で有名なベルサーチホテルで起きたのに、地元のメディアに一切報道されなかったのが良かったねぇとゆう感じなのだが、ゴールドコーストのホテルはメディアや政治家との大切な関係もあることから、ビジネスに不利になるようなことはあまり報道されないみたいなんだよね。

まぁそれともオージー社会にとっては、なんてことない出来事だったのかもしれない。

そんな騒ぎが起こっていた最中に、ぼくの身に起こったのは3回の退職騒ぎだった。

まだ現在もベルサーチホテルで働いているとゆうことで、その退職騒ぎは全部失敗してしまったのだが、これから先はどうなっていくのか分からないし、まぁゴールドコーストの現地企業で働く者として、リアルに語れる話をここに残しておこうかと思っている。







1回目の退職騒ぎは、2018年の夏の終わりだった。


クソ忙しい繁盛期もそろそろ終わろうとしていた時に、夏の間だけ配置転換されていた新しいセクションの(プールサロン)でセカンドインチャージを務めていた。

CDPのアロンとコンビで仲良く切り盛りしていて、当時のエグゼクティブシェフのクリスも、ぼくらの仕事の成果に上機嫌だった。

それを面白く思ってなかったのが、別のレストランのスーシェフだったジェイソンだ。

ぼくは以前、そのジェイソンの下で忙しく働いていたのだが、夏前にプールサロンが立ち上がることになり、ぼくは抜擢されたので抜けた形となった。

自分で言うのも何なのだが、ぼくみたいな戦力になる人間を失ったスーシェフジェイソンの怒りは相当なもんだった。

そして忙しい夏のあいだずっと、ジェイソンからぼくへの八つ当たりが思いっきりやって来てて、短気なぼくは相当ムカついていた。

夏が終わりに近づき、シーズンオフとなるプールサロンがクローズすることになった。

そこでぼくは、ジェイソンが仕切る元のレストランには戻りたくなくて、大胆にも退職を申し出ていた。

しかしエグゼクティブシェフのクリスはぼくのことが大好きだったのであっさり引き留められ、現在も続いているプロダクションキッチンへの配属を命じて、ジェイソンとは働かなくていいようにしてくれたのだった。






2回目はぼくに3人目の子供が生まれるタイミングだった。


プロダクションキッチンでの主な仕事はバッフェだった。

バッフェの仕事はボリュームが大きいだけで、仕事の精度が大まかなのは本当の話だ。

それは数年前に別のホテルで働いていた時に嫌とゆうほど経験していたので、やはりすぐに飽きたのだった。

だから辞めちゃおうと思ったのだ。

今度は退職する前に、転職先を見つけていた。

子供が生まれるタイミングと、新しい職場の条件などを考慮した。

別のホテルからオファーをもらい、さていよいよ決断しようかとゆう時に迷いが生じたのは、エグゼクティブシェフのクリスの存在だったのだ。

このシェフはイギリス人で、有名レストランを渡り歩いてきた凄腕シェフであり、スタンダードがものすごく高い人だった。パートナーのエグゼクティブペイストリーシェフのアレックスも同じくイギリス人で、ものすごくレベルが高いパティシエだった。

ぼくは、この二人が率いるベルサーチホテルのキッチンが、すごく好きだったのだ。

それと比べるとオファーをくれたホテルのスタンダードはそれほど高くなく(生意気言って申し訳ありません!!)、言ってみればビストロレベル。

これが今のゴールドコーストが求められているビジネスレベルだから仕方ないんだけど、最終的にはクリスが率いるキッチンで留まって、自分のスキルアップを図りたいって思い直したのだった。

しかし笑っちゃうことに、この2回目の退職騒ぎで別のホテルからのオファーを断り、ベルサーチホテルに留まる決断をしてから、5週間の産休に入ったんだけど、その間にクリスとアレックスは別のホテルに行っちゃったんだよね(笑)

そしてぼくの産休から戻ったら、彼らについていったシェフたちも居なくなってて、キッチンがガランってしてたのが悲しかったなぁ。





さて3回目は年末最後の話である。


マネージメントがガラッと変わり、過度な人員削減によって残ったぼくらへの負担が半端じゃない状況になっていた時だった。

最初の話に出てきたスーシェフのジェイソンはクリスマス前に退職し、その他にもぼくが働き始めた約2年前のころから一緒だった奴らがほんの数人になってしまったのだ。

自分の中では新しい人間関係の中で働くのは全然構わなかったのだが、マネージメントが大きく変わり、今まで存在していたポストが次々に消去されていって、ホテルの中にマネージャーがいない部署が増えていった。

それが末端のぼくらへの仕事へ大きく影響し、小さな不満が解消されることなくどんどん積もっていき、何事も迷わないぼくは、退職届を叩きつけてやったのだ。

あれはクリスマスの次の日のことだったかな。

退職届を出すとき、「せっかくだから理由を全部話してくれないか?」と言ってきた、着任して3ヵ月のエグゼクティブシェフのオリバーに話すことになった。

そして結果的には、数週間前に昇進していたぼくの立場を守るために問題解決に乗り出す代わりに、今は退職届を持ち帰ってくれとゆう話になった。

つまり留められたのである。

どんだけベルサーチホテルと縁があるんだよ(笑)と笑いつつも、自分の仕事の成果を上げるためにはこれぐらい大胆な態度じゃないとダメなんだと思っている。

問題解決の猶予は2週間となった。

問題の内容とは、ある人物の解雇だ。

再三、再四の報告にもかかわらず、問題解決に乗り出さなかったマネージメントの欠落をしっかりと指摘し、ちゃんとした人を雇用してチーム作りがしやすいように求めた。

キッチンの仕事をなめてるオーストラリア人が、ちょいちょいいるんだよね。

そいつのせいで、自分のチームの子たちにも悪影響が出ていて、大きな不満へとなっているんだ。

それを知っていたマネージメントたちは忙しさを言い訳に、なにもアクションを起こそうとしなかったのがいけないんだってのがぼくの主張ね。

ぼくは別に辞めても良かったんだけど、せっかくエグゼクティブシェフのオリバーがもう少し居てくれって言ってくれてるので、この先どうなるか見てみたいから残ることにしたのだ。





まとめ


仕事にストレスや不満はつきものなのだが、オーストラリアでは自分が正しいと思っている主張は、どんな立場でもちゃんとできるようになっているし、時間をかければなれ合いのような雰囲気になることはなること稀である。

退職、転職、こういった決断を下すときは、いつでもネガティブな思考で突き動かされているのが自分でもよく分かる。

まぁこれはあまりいいことではないんだけどね。

今はぶっちゃけ、あの3回にわたる退職騒ぎが成功しなくて、よかったと思う。

転職するならキャリアアップ、新しいチャレンジ。

こういったポジティブな気持ちを持って挑まないといけないな。

そう思うからブログに書き残すことにした。











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