【サーフボードインプレ】小波用ボード5’8のJR Surfboards。The Step cousinに乗った初日の感想を忘れずに書いておく。


海に入る前のニューボード


The Step cousin5'8



ゴールドコーストローカルから絶大な人気を誇るトップブランド、JR Surfboardsの小波用ボードを手に入れたのはつい先週のことだった。





  • オールラウンドボードにしているStretch Donnyのインプレ記事はこちら

【ファーストインプレ】JRサーフボード Stretch Donny6’2の進水式がD-bahで行われた
https://www.spirit-kooks.com/2018/12/jr-stretch-donny62d-bah.html
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今回手に入れたこのボードはThe Step cousinといって、小波用ハイパフォーマンスボードだ。

今朝はぼくのホームポイントであるバーレーヘッズが小波だったので、さっそく使ってきた。

とゆうことで、そのファーストインプレを書いていきたいと思う。







ファーストインプレ


このボードのサイズは5'8×19'1/4×2'1/2 29Lで、前回オーダーして作ってもらったいい波用ボードのStretch Donnyが6'2なので、15.3㎝も短いとゆう、大冒険なディメンションだ。

当然ながらわきに抱えた感触でも、「なんか短くて太っちょなボードだなぁ」といった感じだった。

このボードは、ビーチブレイクの風波でスモールコンディションの時などの、小波なんだけどハイパフォーマンスなサーフィンがしたいって時に使うボード、とゆうことで作ってもらったものだ。

だから短くて太っちょで当然いいと思う。


さてバーレーヘッズの波の方はとゆうと、ハイタイドでぷっかぷかなところに、なかなか入ってこないセットを待って、やっと乗れた波がなんとかインサイドまで繋がるといったコンディションだった。

そして面がぼよついていたので、ちょっと乗りにくかった。

そんなコンディションでさっそく、ニューボードのThe Step cousinを使ってみた。





パドル


パドルはイージーで安定感抜群だね。

言ってみれば、適当にだらだらパドリングしててもしっかり前に進んでくれた。

ボードのボリュームが29Lで、ぼくの体重は68㎏。

なので若干オーバーボリュームかなと感じたかな。

パドリング力が強いほうではないぼくにとっては、これぐらいボリュームがあったほうがいいみたい。

海の中でも自信をもって動き回れるから、ちょうどいいんだよね。

そしてこれだけ浮力があると、たまにバランスを崩して前のめりになりそうになってもパーリングせず、すぐ元のスタンスに戻ってくれるので、この点でもオーバーボリュームはいいなと思った。







ドルフィンスルー


短いボード(ぼくにとっては5'11以下)の好きじゃない点がここ。

ドルフィンスルーをする時、水中にもぐってからテール側を足で蹴り込むタイミングが、おかしくなっちゃうんだよね。

ボードのテールがかなりお腹に近いところにあるので、ヒザを思いっきり引き寄せないとボードが蹴れないんだな。

慣れてないと、かなり居心地悪いんだよね。

短いボードのいい点としては、波のインパクトを食らうタイミングでドルフィンスルーしなきゃいけないときに、水中での抵抗が少ないので波をかわしやすいことかな。






テイクオフ


基本的に短いボードのテイクオフが好きじゃないんだけど、このボードもやっぱりちょっと掘れてるピークからじゃ、テイクオフしにくかった。

でも滑り出しは早いし、うねりを追いかけるスピードも十分にあった。

ただテイクオフしてから、ボトムに着くまでにフリーフォールになってしまうのが嫌だったね。

これは頭くらいの波だったんだけど、このボードにはもう少し小さい波があってると思った点である。











走り出した後


テイクオフして波に乗った瞬間に感じたのは、「めっちゃくちゃ浮いてる!」だった。

波を切り裂くようなサーフィンじゃなく、デコボコな面でも水面ではねるように走る感じ。

バンピーでフェイスが張ったセクションではこの感覚がちょっと邪魔になって、ボトムターンのタイミングが取れなかったり、トップに駆け上がる時にバランスを崩してしまったりした。

浮力がありすぎる、といったところなのかもしれない。

まぁそりゃ小波用の浮力あるボードを作ってもらったんだから、これは当たり前の感覚なんだろうけど。

あとやっぱり短いボードってのはドライブが効かないね。

これはぼくのようなレベルのサーファーが語ることではないんだろうが、あくまでもぼく自身の感覚ね。

なのでこれを読んでる人が丸っきり鵜呑みにしてしまっても困るのだが、ふだんは6'2のボードをオールラウンドにしているぼくからすれば、こんな短いボードでアタマくらいのポイントブレイクに乗るのはちょっと無理って思った。

浮きすぎる、走りすぎる、レールを入れるとか入れないとか関係なしにボードが動くとゆうのが戸惑いまくったね。

ってのがライディング中に感じたことだった。








フィン


フィンはガレージに転がっていた、ファイヤーワイヤーのバンブーを装着。

もし今後もしっくりこないようだったら、違うフィンを付けてみる。ってゆうか次々に取り換えてみたほうがいいかもしれない。








まとめ

ほんとうは、バーレーヘッズのようなポイントブレイクで使いたいと思って作ってもらったボードじゃなかったんだ。

ビーチブレイクが小波で、ショートボードでのアクションが難しい時の為のハイパフォーマンスボードとして、JR Surfboardsで作ってもらったのだ。

だからまぁそれをバーレーポイントで使うのは違うと思うし、そこでのインプレをあたかもThe Step cousinのインプレにしちゃったらダメだとも自分では分かってる。

でもだって、ニューボードってすぐに使いたくなるじゃない?

だからバーレーポイントの波のサイズが下がった隙を狙って進水式をやってみたんだけど、やっぱりビーチブレイクが小波コンディションになるのを待ったほうがいいってことだろうな。

とゆうことで、ビーチブレイクがしょぼくなったらまた行ってみる。









【JR Surfboardsの工場で直接オーダーしました】

【サーフィン歴16年】初めての小波用ボードをオーダーした件について。
https://www.spirit-kooks.com/2019/01/surfingfor16years-custom-order-surfbord-smallwaves-forthefirst-time.html
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【The Step cousinは波が小さい時のモチベーションになったらいいなと思ってます】 

【バーレーローカル、リッキーの教え】波を見すぎないでとりあえずパドルアウト。週に3,4日はサーフィンする。
https://www.spirit-kooks.com/2018/11/34.html
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【なぜ我々は波に乗るのだろうか?】


波乗りをずっと愛し続けるための必読書がここにあります。

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