【サーフトリップ】Yamba Angourie アンゴーリは最高のポイントブレイク




アンゴーリはゴールドコーストから約300キロの距離にあるオーストラリア有数のポイントブレイク。

サーフィンリザーブに指定されており、国によって保護されている。

バーレーヘッズやレノックスヘッドも同じようにサーフィンリザーブなのだが、アンゴーリは他の所とは違い、自然のままの形で残されている。



バーレーやレノックスは周辺や遊歩道などがしっかり整備されてきているので、ちょっと違うかなって感じなんだけど、アンゴーリは昔からの姿がそのままであるのだ。

昔からといえば、アンゴーリの波に初めて乗ったのはRay 'Duck' Moranとゆう人物で、1961年のイースターだったと記録が残っている。

ちなみにぼくらはこのポイントをアンゴーリと呼んでいるが、ローカルはThe Pointというのだ。



ベストコンディション



ベストコンディションは南東、東、北東からのうねりで、西から南からの風がオフショアとなる。

ローカル情報によるとロータイド時が良いらしい。

ぼくが一日中サーフィンして、ロータイドからハイタイドまでの波に乗っていたのだが、どんな時でも最高なブレイクになるのは間違いないと言っていいだろう。

ボトムはサンドバーに混じり大きな岩がゴロゴロしているので、地形は常にベストな状態を保っているのだが、ワイプアウトには要注意だ。

リップと一緒に落っこちると、ボトムの岩に激突することもある。

風向きによってはバックビーチと呼ばれるヘッドランドの向こう側でも、フェイスが切り立つ素晴らしいレフトが割れてくる。

どんなブレイクなのか



これはあくまでぼくの感覚なのだが、最初の一言は「イージーウェイブ」だ。

ブレイクが速そうに見えるのだけど、乗ってみると下からの巻き上げよりもフェイスがどんどん切り立つ方が先に来るので、走ってしまえば問題ない。

アップスでスピードをつけ過ぎても、後ろはまだフェイスが立ちっぱなしなのでカットバックで戻れる。

ぼくみたいな下手くそでもカットバックで戻れるほど、切り立ったフェイスの範囲が広いのだ。

では縦のアクションはどうなのかとゆうと、ボトムの果てしなく深いところまでパワーゾーンがあるので、4テンポも溜めることが出来る。

ここの波はパワーゾーンが広くあるので、当て込むリップを見つけたらテールを沈めて身体を合わせていくだけでいいのだ。要するにリラックスしていなければならない。

一度ブレイクした波はインサイドにたどり着くまでクローズすることがないので、決して力まないで波に言われるがままに身体を合わせていくことが、ここの波を楽しむコツなのだ。

ぼくはまだもっと下手くそだった10年以上前に、もう飽きた!っていうほど何度もロングライドさせられた思い出がある。

言ってみればそれほどイージーウェイブなのだ。

ローカリズム




ヤンバのローカルは町中の人々がみんなサーフィンに身近な存在でフレンドリーだ。しかもビジターにもウェルカムな態度で接してくれるので、誰でも気軽に入って行けるポイントの一つと思う。

当たり前の事だが、ローカリズムはちゃんと存在している。

特に広いわけではないアンゴーリとゆうポイントブレイクで、ゴールドコーストのような波取り合戦を好む人は誰もいないようだ。

15人、20人くらいがMaxで、それほど混雑しているとローカルは入らないで他の場所に移動したり、時間をずらして戻ってきたりしている。

なので仲間をぞろぞろと、何人も引き連れて入るのはやめた方がいい。

それとピークのローテーションもしっかりと、暗黙の中にも守られているのだ。

自分より奥で待っている人達がいたら、波が入ってくるまでちゃんと後ろで待つこと。

これはたぶん日本のローカリズムには当たり前に存在するものだろうけど、ゴールドコーストでの波取り合戦に慣れてしまってたら、ガツガツと奥へ奥とパドルしてしまいがちになる。

しかるべき姿勢で波待ちしていれば、ローカルの方から自然と話しかけてくれることもあるし、セットが入ってきたら「ユーゴー!」と言ってくれることもあるのだ。

1Dayトリップにもおススメ


ゴールドコーストからYambaまでは車で2時間!

その昔は3時間20分はかかってたのに、パシフィックハイウェイが整備されてからどんどん近くなってきた。

これならデイトリップでも行ける距離である。

ゴールドコーストの混雑に疲れてしまったら、ぜひアンゴーリを目指して南下してみよう。











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