人がやりたがらない事を喜んでやると、仕事が舞い込んでくる。








サーファーズパラダイスとゆう街は、大きすぎず、都会のように忙し過ぎない程よい規模のビーチリゾートで、のんびりと働けるとゆう印象がある。ここで働きたい人たちが山ほどいるのだ。







ぼくが働いているホテルではオージー8割、他外国人が2割くらいいるのだが、仕事の枠はいつも埋まっていて、まぁ競争率が高いように感じる。

実際求人広告を載せると、一日に50件の募集がくるとゆう。

どんだけ沢山の人がサーファーズパラダイスでの仕事をゲットしたいんやと驚くばかりである。




ぼくのような、オージーキッチンが未経験な者でも入社できたのは、ラッキーこの上ない。



ホテルはどうゆう訳か解雇される心配がないとゆうことで、それを逆手にとってサボりサボりながら仕事を続けていく人たちも多いのだが、「オージーは働かない」といった印象は消えてしまったほど、みんな猛烈に働いている。





さてそんな環境の中、ぼくは最近一つのポジションをゲットできたのだが、それには秘訣がある。

秘訣と言っても当たり前の事なのだが、人はなかなかそれをしない。

それは何か?




ジャッキーチェンの言葉を紹介しよう。

「人のやれることをやっていたんじゃ、いつまでたっても仕事がこない。だから、本当のガラスのなかへ体ごと飛び込んでいったり、酒場のカウンターに顔をぶつけたり、高い所から飛び降りたり、そりゃあ何でも喜んでやった。」





朝のシフトはバッフェに加え、モーニングティー、ランチファンクション、アフタヌーンティーそれとVIPへのコンプリメンタリーを用意したりと幅が広い。

簡単な仕事だと思われているが、色々とチャンスが多いのだ。

けどみんなあまり進んではやりたがらないのは、4時半出勤だからである。



ぼくはまずそこを喜んだ。

サンライズを待たずして仕事を始めることが楽しいと言い続け、誰も来てないキッチンで黙々働き、どんどん仕事を片付ける。

エグゼクティブシェフが出勤する頃には「え?もうこんなに終わらせたの?」と驚かれることを当たり前とした。



そしてそれを知った他のディナーのシェフは、「ねぇねぇ時間があるならこの仕事もやってくれない?」と仕事を振ってきたりするようになってきたが喜んでやっている。



やっと休みが来たと思ってゆっくり寝てても、朝の3時半に電話が掛かってくることもある。

他のシェフの病欠が出てカバーしなきゃならないとなれば、すぐに起きて仕事に向う。


こんなことをするのは、雇われていれば当然のことだが、オーストラリアではそこまでしなくても生きていけるとゆう甘い気持ちがあるので、みんな嫌がる。

ぼくはそこの隙をついて自分のポジションをゲットした。



仕事なんてのは、誰でもある程度のところまではできるようになるものである。

それでもなぜ、エグゼクティブシェフはぼくを選ばなきゃいけないのか?

ぼくは人がやりたがらない事を、喜んでやるからである。

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