【JR SURF BOARD】乗りたい波がある? マジックボードをオーダーするコツ
自分が目指しているサーフスタイルと波質を伝えること
久しぶりにJRサーフボードに戻ってきた。
10年以上前はいつもここでカスタムオーダーしてたんだよね。
それがいつの間にか、あちこちのブランドに手を出すようになっていた。
カスタムオーダーをしても出来上がるまでの待ち時間が嫌で、店置きのすぐに乗れるボードばかり乗っていたんだよね。
じゃあなんで今回オーダーすることになったのか?
そもそもなんでJRに戻ったのか?
オーダーしたボードのこと。
そのことを書いていきたいと思う。
いつも夏前のこの時期って、ぼくはサイクロンスウェルに向けてのボードを探しているんだ。
去年の冬はDVSのシングルフィンをオーダーした。
夏のスウェル直前には、DHDのSweet spot2.0を手に入れた。
どちらもバーレーポイントやキラバレルに焦点を置いたボードたちだ。
結果的にはどちらも、ぼくにとってはいいボードとなった。
GoProでのフッテージもいくつか残せたし、思い出はたくさんある。
デカ波コンディションでは、自信をもってパドルアウトできるいいパートナーになってくれた。
しかし正直言って、ちょっとだけ役不足だったんだよね。
バーレポイント
バーレーの奥に出現するシャーキーズのスタンドアップチューブの時は、ぼくもラインアップで挑戦してたのだが、ベストな波に一度も乗れなかったんだ。
気合は入ってたんだけどね。
ボードと波がうまくシンクしてくれてなかったんだ。
テイクオフする瞬間の最後の0.3秒が大事なんだけど、どんだけ頑張ってもいいタイミングでボードが下りていかなかったんだよね。
水平線を持ち上げるように入ってくるぶっというねりが、空に向かって真っすぐ切り立つリップとなり、海底ごと根こそぎめくれ上がってくるホレホレのボトムに合わせていくのがぼくの目標だったんだけど、そこにフィットさせることができなかったんだよね。
何度も繰り返したパーリングとワイプアウトで戦意喪失してしまって、周りのローカルに委縮しちゃったし、ボードへの自信も失って一度もメイクすることができなかったんだ。
キラポイント
キラではオーバーヘッド以上になるとどこからともなく人が集まってきてめちゃくちゃ混雑する。
ぼくもその中に入っているのだが、特に強烈な流れが発生し、必死のパドルで逆らいながらも水平線を見つめ、山のようなデカいセットを狙っているときってのが、キラのチューブが現れる時だ。
ぼくもかなりエキサイトしてチャージしまくるのだが、思いっきりデカいサイズの時にはいつも参ってたんだよね。
誰もがボードを引いてしまうようなデカくて早いセットが入って来た時こそ突っ込んでいきたいんだよ。
しかしぼくは何度もビビってしまって、チャージできなかったんだよね。
ボードが最後の0.3秒のところでスローダウンしているような感覚がいつもあったんだ。
オーバーヘッドぐらいの波ならいくらでも乗れたんだけど、それ以上のドデカいセットになるとうまくテイクオフできなくて、何度もくやしい思いをさせられたんだ。
バーレーポイントでもキラでもその波に乗れなかったのは、自分のスキルの足りなささってのも十分に分かっている。
しかしでも、ボードがもっとそれらの波に合っているのであれば、ぼくももっと自信をもって挑めるんじゃないかと考えるようになった。
だからよーく考えた結果、それらの波に合わせたボードをピンポイントで手に入れたくてオーダーすることにしたんだ。
ぼくがJRを選んだ理由は、その評判の良さである
ゴールドコーストのローカルサーファーからの支持が圧倒的に多い昔からのブランドであり、海に中で見かける機会が本当に多いのだ。
だからそうやっていつも見ていると、やっぱり気になるブランドになってしまう。
そしてまぁ昔はずっと使ってたってのもあるしね。
あとWade Carmichaelのイメージも強い。
CT参戦中のウェイドのパワフルなサーフィンに興奮させられたってのも、JRが欲しくなった理由の一つでもある。
Stretch Donny
ぼくがオーダーしたのはStretch Donnyで、ステップアップボードとなる。
シェーパーのロッディーからどこかへ行くのかと聞かれたのだが、「バーレーポイントだ」と答えておいた(笑)
このモデルはライダーたちがハワイやインドネシアへのトリップに持っていくボードらしい。
ディメンションは6'2×18'7/8×2'3/8の28.2Lで、これは店置きと同じサイズ。
ぼくの希望で変更してもらう点としては、グラスを6×6×4にして、重さと強度を加えてもらうことにした。
デカいパワフルな波に乗るためには、重さが必要であることは言うまでもない。
体重が70キロにも満たないぼくには、本当に必要な要素であると思っている。
何度も経験しているが、軽いボードに乗っていると、グラッシーなフェイスですら弾き飛ばしてくるからね。
まとめ
ついにカスタムオーダーだ。
自分のやりたいサーフィンや気になってるボードのことをファクトリーですべて伝えてきた。
ぼくはこう思うからこんなボードが欲しい。
そこがすごく大切で、ただ単に「サーフィンが上手くなりたい」だと訳が分かんなくて、シェーパーにも伝わらないとぼくは思っている。
やっと自分の中で、「やりたいサーフィン」ってものが確立されてきた今。
その想いを反映させてくれるだろうとゆう期待を込めて、JRサーフボードでオーダーしてきた。
忙しいにもかかわらずぼくの話に付き合ってくれた、佐藤亮一社長にも感謝である。
ユーザーの声をダイレクトに受け止めてくれるのは、ローカルにファクトリーを構えるブランドならではの利点である。
今回はそこを十分に利用させてもらった。
さて予定では3週間ほどで仕上がるそうだ。
そしてこれがマジックボードになることを願っている。
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