【オーストラリアの祝日】Anzac dayのパレードに参加してきたぞ!



若い兵隊さんの人種は様々




いわゆる戦争記念日





4月25日はアンザックデー(Anzac day)とゆう祝日である。




そもそもアンザックデーとは?

第一次世界大戦の時に、オーストラリアとニュージーランドの両国で編成されたAustralia and New Zealand Army Corporationとゆうものがあり、彼らがトルコのガリポリに上陸した1915年4月25日を記念した日。

アンザックデーとは元々、ガリポリで犠牲になったANZAC兵たちを追悼するための日で、現在までもオーストラリア各地で式典が行われているのだが、今朝ぼくが参加してきたバーレーヘッズの式典では、近年の戦争でオーストラリア軍が関わった全ての名前が挙がっていた。

第一次世界大戦
第二次世界大戦
朝鮮戦争
イランイラク戦争
アフガニスタン
など

これらの戦争でオーストラリアの為に戦った全ての兵たちへの追悼、そしてオーストラリアを守り、無事に戻って来てくれた兵たちへのリスペクトを払う日となっている。

分かりやすくいえば「戦争記念日」ってやつなんだよね。


ぼくがこのオーストラリアに住み始めてから17年が経ったのだが、アンザックデーのイベントに参加したのは今年が初めてだった。

なぜ参加したのかとゆうと、自分も市民権予備軍(交付待ちです!)のオーストラリア市民であり、うちの子供たちはみんなこの国で生まれているオーストラリア人なので、やはりこの国の文化を知っておかなければならないと思い、参加を決めたのだった。

地元のステートスクールに通う長女は、学校からの呼びかけでパレードへの参加となった。

もちろん全員参加とゆう訳ではないので、うちの学校から来てた生徒はほんの20人くらいだったが、もう少し年上のハイスクールの生徒たちは大勢集まっていた。

生徒たちはみんな制服に帽子を着用し、きちんとしていた。

地元の生徒たち以外にも、パレードに参加していたのはもちろん退役兵たち。





ライフセーバー
バーレーボードライダース




そして珍しいところでは、ビーチの安全を守るライフセーバーたちがお馴染みの黄色いシャツで登場してたのと、バーレーヘッズ最強のサーフィン集団、バーレーボードライダースのメンバーたちもいて、彼らのシンボルカラーである真っ赤なシャツでパレードを歩いていた。





退役兵たち


まるでタイムスリップ


ぼくはパレードに参加せず、次女と一緒に沿道から見ていたのだが、その時に思ったことがいくつかある。

アンザックデーに行われた今朝のイベントなんだけど、いわゆる戦争記念日の式典といったもの。

ここで視界に入るものすべてが、戦争をイメージさせるものばかりで、はっきり言って物珍しさ極まりなかった。


軍用ジープ、若い兵隊さんたち、勲章を胸に下げた退役兵たち、そして戦争っぽいマーチングソングが流れてて、雰囲気はばっちり戦時中。

ほんと、戦争映画の中に入り込んだ気分になったし、戦争時代にタイムスリップしたみたいな気分にもなった。




パレードが行われる直前のJames st




パレードから式典へと流れ、長女のリオナは学校のみんなと一緒にいたので、ぼくは次女と少し離れたところでじっと見ていた。

式典中のみんなの様子は全体的になごやかで、会場にはずっとポジティブな空気が流れていた。

敗戦国で生まれ育ったぼくが教わってきた、戦争へのネガティブなものが一切なくて、なんとも言えない気分になった。







軍用ジープ







セレモニーが終わって帰ろうとしている時にある退役兵に引き留められ、「君は日本人か?」と話しかけられた。

ぼくは一瞬構えた。

なんて言われるのだろう、なんて言えばいいんだろうって。

そしたらそのおじさん、「Netflixで日本の映画をよく見てるんだよ。美しい国だね」って言ってくれたのだった。

日本に対して、なんか責められることを言われるだろうと思い込んでいた自分が恥ずかしかった。

これだったら戦争関係なしに、オージーと日本人も友達になれるんじゃん。


地元の小学校


戦争は2度とやってはいけないと、何度も繰り返し教わってきた。


過ちを繰り返してはいけないといい続けるぼくら日本人と、戦争を過ちだとは思ってなさそうなオーストラリア人たちとの間にはギャップみたいなものを感じたのだが、これが他国の文化を知るとゆうことなんだろう。

これからもぼくは、オーストラリア市民としてこの国の文化や歴史を学んでいくのだが、日本人としての心も大切にしていき、こういった日に歴史を振り返る時には、日本とオーストラリア、双方のことを知っておきたいなと思う。







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