【ブログ歴6年目】サーフィン系ブログはバズりすぎてはいけない。






サーフィンブログSpirit Kooksが始まって丸5年



ぼくはいま、このブログで毎日のようにゴールドコーストでのサーフィンライフを発信している。(毎日のようにとゆうのは「毎日」とは似て非になるものである。毎日続けるのと、毎日のように続けるってのは全然違うんだよね。2019年6月4日更新記事

あくまで「ように」なので、ブログが更新されない日が1週間近くある時もあるし、クリエイティブなところが刺激された日なんかには、何度も更新したりしている。

我ながらよくも続いてるなって思うが、サーフィンブログSpirit Kooksは当初から変わらぬスタイルで5年も続けてきている。

このブログにはぼくのサーフィンのことだけでなく、子育てや家族、仕事のこともよく書くし、社会問題についても触れたりしている(全然遠慮がちではあるが)。

人気の記事では、シャークアタックや海でのトラブルネタなどがアクセス上位を占めており、不本意ではあるがいつもネガティブなワードがよく読まれているとゆう傾向がある。

【反論来るか?】日本ではなんでタトゥーをしてちゃ駄目なの? 
【売り切れ寸前】FCSフリーダムリーシュを見てきたぞ! もう大問題!なぜリーシュコードは足に絡まるんだよ! 
オーストラリアでのシャークアタックが、自分の身近でも起きてしまった。






これはしっかりと数字に表れていて、「いい波に乗ったぜイェーイ!」とゆうタイトルで書くよりも「思いっきり痛い目にあった」の方が数倍もアクセス数が稼げるのだ。



【ゴールドコースト】サイクロンOmaで乗った波。Apple watchで計測。最速、最長ロングライドの新記録達成した朝。
https://www.spirit-kooks.com/2019/02/goldcoast-cyclone-oma-bestspeed-best-longride.html
サーフィンブログ Spirit Kooks 2019







プラスティックのストローはまだ健在


だったらそういった、「痛いワード」で書きまくればもっと注目されるんだろうが、なんか気が進まないんだよね。

痛いワードといってもトラブルやアクシデントがそうしょっちゅう起きるわけでもないんで、そうなってくると何かに対して批判的な記事を書く方向に走りがちになる。

例えばタピオカティー屋さんのプラスティックストローの使用についてエコな観点からみると、かなり批判的なことが書けるのだが、そうゆうことを発信しだすと、「牛が殺されるのが可哀想だから牛肉は食べないヴィーガン主義者」みたいになってしまい、そういった人たちは、そうじゃない方の人たちに対して過剰なまでに批判的になり、その言葉の通り過激派みたいになってしまうのだ。

それの何がいけないって、例えば「ストロー反対派」を名乗ってしまうと、それだけで自分の行動範囲を狭めてしまうばかりか(実際うちの家族は週に1度はタピオカティーを買っている)、なんでも反対派のエコな人たちから「お前は間違ってるぞ」みたいなメッセージをもらいかねないのだ。







無くなるといわれたストローも、まだまだそこらじゅうで見かける

【エコサーファー必見】プラスチックはもういらない!豪州ブリスベン市からストロー、風船、ペットボトルの販売禁止が決定された。
https://www.spirit-kooks.com/2018/05/brisbanecity-plastic-ban.html
サーフィンブログ Spirit Kooks 2019






ヴィーガンは好きだが、牛を殺しちゃだめなんだってゆう歪み


これは実際に自分の身に起こったことなので言えるのだが、自身のローカルビジネスである「Eco Surf Grip Mad Wax」はエコな材料で作っているサーフワックスなのだが、これをやり始めたばかりの頃は「エコ系の人たち」と一気に繋がりを持てたのだ。

支持してくれる人たちがたくさんいて嬉しかったのだが、それと同時に自分のインスタやFBの投稿を見張られてるような感覚に陥ったのだ。

ぼくがFCSのフリーダムを買えば、そのプラスチックは海にかえらないんだぞとか、日本のクジラ漁に対しての意見をSNSの場で半強制的に(いわゆるリンク記事にタグ付けである)求められたりとか、まぁそのほとんどを放っておいたんだけど、全然楽しい気分にはなれなかったんだよね。

だからと言っては自分を持ってないみたいで言いたくないんだけど、「ブログには書きたいことを書きたいように書くけど、あの人やこの人が気分を悪くするような直接的なことを書きたくない」ってわけ。

本当のところはどうなのかとゆうと、「もっと突っ込んでいきたくてウズウウズウズしているんだけどね(笑)

自分自身のサーフィンライフを書き残す、とゆうスタイルで始めたこのブログなのに、いつの間にか読者の顔色を伺うようになってたことに気づいたのは、最近のことだ。

5年も続いてきたこのブログにも、定期的な読者さんもおられるわけで、たまにゴールドコーストの海や街の中で声をかけてもらえるし、日本から電話やメッセージもたくさんもらっている。

その人たちの意見を伺ったことはないのだが、たぶんだけどこれ以上は求められてないんじゃ無いだろうか。

求められてないとゆうのは、「よういちのブログはこうあるべきだ」みたいなものってことなんだけど、読者さんにとってこのブログなんてのは単なる暇つぶしの一部でしかないはず。

絶対にそうであるはずだし、ぼく自身がそうであって欲しいと願っているのだ。

そこらへんのところで悪いのは、自分自身にあると思う。

曲がりなりにも、ゴールドコーストの情報発信の担っているブログの一つとして勝手に思ってるところが、たぶんダメなんだ。

例えそうゆう部分があったとしても、継続的な読者にとってはどうでもいいはず。

それよりもぼくの角度から見たサーフィンライフや、ゴールドコーストでの毎日を読みたいはずだ。

それが特定のサーフブランドを批判する意見があったり、海の中でムカつく奴がいた時のことや、ルール違反とされてる「ドロップインのコツ」などであっても、ぼくが心から書きたいと思うのであれば、それがいいんじゃないかと思うようになってきた。

それが5年間も続いたブログに対する、誠意のあるスタイルなんじゃないかと。

こう書けばあの人が怒るなんて事を気にしてきたこの5年間をここで一旦終わりにして、これからはオブラードもフィルターも取り払ったぼくの考えを文章にして、世に問うブログでありたいと思うのだ。

サーファーとして海外で暮らす日本人として、3児の父親として、愛する奥さんとの結婚生活を楽しむ一人の男として書くことに、何か意味があると確信している。

それはなによりも一読者として、ぼく自身も読みたいと思っているのだ。

だから無難な内容のブログはここまでにして、これからはどんどん自分を出して更新していくことにする。





小さなコミュニティの形成していく最初の過程


このブログはいま、月に1万人弱の人たちが読んでいる。

いわゆる「インターネットで話題のネタ」はほぼ完全に扱わないし、一個人の情報発信が多いのでSNSでシェアされることはほとんどない。

しかしこのサーフィンブログSpiritkooksは、密かにこの国のサーファーたちへの想像力の源泉の一つとなっている。

これはぼくとブログの読者たちとの、秘密のようなものだと思っている。

更新されるたびにアクセスしてくれる、ぼくの活動を支えてくれている仲間だけに、今この時におもしろいと思ってることを、ぼくだけが持つフィルターを通してシェアする。

これはSNSを中心とした世界(これも飽きてきてるのではないか?)ではとても伝えることができないと思っている。

その日の芸能ニュースや薄っぺらい社会問題に一喜一憂していたり、悪目立ちした誰かに石を投げるといった快楽を追求していたら、とても楽しい何かを追求する時間などないだろう。

今ぼくの周りでぐるぐると回っているのはフェイスブックやインスタなんだけど、そのどちらもぼくにとっては暇つぶし以外のなにものでもない。

 FBの友達や(ほとんど会ったことのない人たちばかり)インスタのフォローワー(ほとんどが本名すら知らない)を意識していないといえば嘘になるが、そういったところでの繋がりを意識すればするほど自分の意見は発信しずらくなるのは当然で、だからといって「いいね!」の数がモチベーションにならないとも言い切れない。

でもこれからはその数が、例え1や2だけであっても、そういったとこに見向きもしないスタンスで自分を面白くしていかなきゃと思っている。 いやそうじゃなきゃダメなんだよ。

だってぼくはもう5年も続けてきたんだし、これからもずっと続けていきたいんだから。





ブログで稼ぐと好きなことが書けない


ここ数年、ぼくの目標は「ブログ収益で稼ぐ」とゆうことだった。

しかしこれを意識しだしたところから、何かがおかしくなった。

見られる記事、読まれる記事。

こんな事を考えながら書くもんだから、自分でも変だなって思うような内容に仕上がってしまうことも多々あった。

とにかくアクセス数を稼がないと収入に繋がらないので、余計なところに必死になっていたんだ。

この先ぼくが目指すべきなのは「サーファー系の隠れブロガー」なのだ。

ぼくが出す記事はバズらなくていい。 もちろんある程度は広まって欲しいけれど、むしろバズり過ぎてはいけない。

それはFBやインスタなどで無難な投稿をし続けるつまらない世界観の強要にもつながっていくからだ。

そんなつまらないインターネットの世界に、サーフィン系ブロガーに何かを求めている人たちに向かってしっかりと届く記事を更新していくべきなのだ。

ぼくのブログをしっかり評価してくれる、本当のサーファーたちに届けばいい。

もうPV数で収入が決定する広告モデルはやめようと思う、この記事をアップする時点で。

PV数を気にしない、バズらなくてもいいと思うのであれば、これからはもっともっとかけることが増えてくるはずである。

毎年少しずつだけど、ゴールドコーストへの旅行ついでに会いに来てくれるサーファーの読者も増えてきている。

こうしたできごとは、自分のブログが評価されてるんだと受け止めることができるし、こんなぼくにでも会いたいと思ってくれるんだとゆう嬉しさがある。

気がついたらぼくは、サーフィン系ブロガーとして認知されつつあるのかもしれない。







次のステージを用意しするので待っててね


実をいうと次のステージへ立つとゆう事で、このブログを新しいプラットフォームに移そうかと考え中なのだ。

日々の更新を引っ越しさせるのか、はたまたテイストを変えたものだけで新たなコンテンツを作るのかは決定してないのだが、とにかく節目である。





気がつけばこんなに長く書いてしまって申し訳ない。

まさかこんな最後まで読んでる人はいないと思うが、いちおう感謝の言葉を残しておきます。

これまでサーフィンブログSpirit Kooks をご愛読いただきありがとうございました。 

これからもどうか静かに見守っていただければ幸いです。 

よろしくお願いします。 



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ワックスが欲しい人は直接言ってきてください。



















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