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【読書レビュー】八月十五日に吹く風 松岡圭祐






人命最優先の感動歴史小説





毎年8月15日を迎えるたびに、ぼくは色んなことを考えたくなる。

そんな時に読むのが、こういった第二次世界大戦に関する類のものだ。



「八月十五日に吹く風」は、終戦2年前の1943年、北の果てキスカ島を舞台の史実に基づく歴史小説である。

歴史から学べることが、未来へと活かすことができるとぼくは思っているので、そのつもりでいつも、歴史小説を読んでいる。










読もうと思った理由



第二次世界大戦にまつわる小説はたくさんあって、どれもそれぞれの視点から見せてくれる。

あの時に何が起こっていたのか、知られざる過去を読み説くのがとてもワクワクさせてくれる。

こういった小説からは、年号と箇条書きだけの歴史の教科書では分からない、戦争の側面が見れるのだ。



タイトルの「八月十五日に吹く風」から、これは読みやすいだろうなって思ったのが手に取ったきっかけ。

正確に言うと、手に取ったとゆうよりも、ぼくはキンドルで読書をしているので、おすすめリストに上がってきて、気になったからクリック一つで購入したとゆう訳なんだけどね。







著者


松岡圭祐は1968年に、愛知県で生まれた作家である。

デビューは1997年。

他の歴史小説では、「黄砂の籠城」や「黄砂の進撃」などが人気で、ぼくも読んでいる。






小説の内容



1943年に日本軍が唯一占領したアメリカ領土である、北の果てキスカ島を舞台とした史実に基づく小説である。

島に残された5200名の兵士たちを、アメリカ軍からの攻撃を受けないようにしながら救出するハラハラドキドキの物語。

戦時中の緊張ある時代の、登場人物の体験や心の葛藤が丹念に描かれている。










サーファー的感想



ぼくは戦争世代ではないが、平和教育をたっぷりと受けてきた世代である。

だいたい第二次世界大戦に関する書籍を読むと、悲惨な状況が描かれていることが多いが、この小説は読み終わった後の清々しささえ、感じることができた。




「言い訳しないで生きることが本当の強さなのかもな」

率いる兵士にそう思わせた木村司令官の様子からは、とんでもない過酷な状況の中でも人命を重視して5200名の兵士を救出して無事に国へ戻るとゆう信念を貫き通す姿、そしていわゆる「神風」に頼らない姿からも、軍人とゆう人間にも心とゆうものがあるのだと知ることができた。







奇跡を望み、どこでもいいとの考えで選んだ場所が、すでに勝機を逃している。戦場でも起こりがちなことだ。奇跡に頼ってはならん。著書八月十五日に吹く風より抜粋



この小説は日本軍の視点とアメリカ軍の両方から描かれており、それぞれの物語が同時進行するのでとても読みやすく分かりやすい。

あの恐ろしい、「原子爆弾」が投下された多くの人たちが知っている理由の一つに、日本が国民全員で戦いに挑んでしまったため、国民である非戦闘員も、戦闘員とみなされてしまっているからだ、とゆうのがある。

これはアメリカから「狂気の戦闘員とみなされ、接触は危険みなされてしまったようで、そのため上陸作戦を避けて原子爆弾で一気にカタを付けた」とゆう話なのだ。

日本人に対して、「野蛮人」とみなす先入観を持つアメリカ側に、占領後のやり方を変えるように働きかけたロナルドリーン通訳官の活躍も、今の日本を形作る大きな影響を与えたんだなぁと思うと、感慨しく思える。

全体的に悲惨な表現はなく、ただちょっと日本軍の過剰評価しているのかなとゆう気がしないでもないが、戦争のことを直接知らない、今の若い世代の人たちにも読んでもらいたい一冊である。










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