【ゴールドコーストの散髪屋さんはこんなところ】Legend Cutz Barber Shopはローカルならではの独特な雰囲気が漂う髪切り屋さんである。




現地在住!散髪もローカルで!



散髪はもっぱら床屋派なぼくが通っている地元の髪切り屋さんは、マーメイドビーチにあるLegend Cutz Barber Shop。

ここに通っているのはローカルのイカツイ野郎ばかりで、中にはプロの格闘家やスポーツ選手などもいて、ここらでは人気ナンバーワンのショップなのだ。

店内に一歩足を踏み入れると、数少ない床屋椅子に座ったゴツイ男たちが、これまたなかなかガタイのいい理容師たちに、バリバリと頭を刈られている光景が目に入る。

そしてその向かい側では、自分の順番を今か今かと黙って待つ男たちが、横目でギロッと睨みつけてくる。

一瞬怯みそうにもなるが、ここで逃げてしまってはボサボサ頭から脱出することが出来なくなるので、意を決してそして遠慮なく、ドサッと自分も腰を下ろさなければならない。

これがこの店でのシステムなのだ。



予約なんて受け付けやしない。来店した順番に、手が空いた理容師に切ってもらうのがここでのお約束なのだ。

だから当たりはずれも大いにある。店長に当たればそりゃあ繊細でパリッとした髪型に仕上げてくれるのだが、アプレンティス上がりで経験の浅いやつに当たると、満足度の低い頭に仕上げられてしまう。


寡黙でイカツイ男たちの為のスタイル


細かいことはギャーギャー言わない。ゴールドコーストの男たちは2週間から3週間に一度は散髪をするのだから、ちょっとくらいおかしいなって思っても、ほんの数週間辛抱すればいいだけの事なんだから。

音楽はいつもヒップホップがガンガン流れてて、西洋人に比べ声が小さいぼくは会話をする時にいつも困る。

相手が何を言ってるのか聞こえないし、自分の声も相手に聞こえにくいからだ。

だから自分の順番が来て椅子に座って、どう切ってほしいのか注文を付けた後は、ひたすらだんまりを決め込むことにしている。

このショップの得意としているのはバリカンワークに加えて、レーザーでの切込みと髭を整えるといった、「The 男」といったスタイルなので、洗髪なんかありゃしない。

切った後、最後は小さいほうきでササっと毛を落としてくれるだけだ。

そしてポマードかワックスで整えて終了。

現金30ドルを支払って固い握手を交わし、気分スッキリで店を出る。余計な会話は一切交わさない、男のスタイルだ。



初めてだと入りにくいかも。

しかし思い切って入ってみて通うことに慣れてくると、男は黙って切られろ的なスタイルが病みつきになるはずだ。

ローカルならではの独特な雰囲気が漂うLegends Cutz Barber Shopは、ぼくが通っている髪切り屋さんである。


2018年1月12日の仕上がり







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ローカルの散髪屋で切ってもらってますが、ハズレを引いた時がこれ。
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【床屋でビールかよ】サーフィンの街、ゴールドコーストのトレンド。Tommy Gun'sの散髪とASAHIのスーパードライ
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