オージ流の作法でしょ?~ほっぺにキッスとか難しいよなぁ~


キッスで挨拶?どうやれば?





職場での出来事なんだけど、シャロンってゆうレストランスーパーバイザーをやってる人がいて、実はその人にキッスされちゃったのだ(笑)

うちの職場ではスタッフ同士の挨拶って、どんなに仲良しでも握手で済ませてるんだけど、今日はクリスマスデーでスペシャルランチをやる日だったので、みんなテンション高くて盛り上がていたこともあってキッスな挨拶も起きちゃったって訳。

それでもほとんどのみんなの挨拶は普段通りにやってて、他に特別感があったとすれば、キュウイ(ニュージーランド人)同士が「Merry Christmas bro」といって抱き合ってたくらいかな(女同士ね)。なんかちょっと民族間の熱いものを感じたね。


シャロンが出勤してきたのはみんなが揃った後で、ぼくらシェフたちは最後の追い込み中で大忙しの真っ最中。他の人にはどうゆう風に挨拶してたのか見てなかったんだけど、突然ぼくのそばに来て「Merry Christmas Yoichi」と言ってくれ、振り返るとぼくに向かってほっぺを突き出してた。

あ、これはあれやなっと。やらなあかん時がきたんやなと。
久しぶりにキッスで挨拶の場面がやってきてしまったぼくは少々テンパりながらも、ここは日本人としてもしっかり決めなきゃ!と、シャロンと向き合い目を合わせた。

そしてキッスを待ってる彼女に向かってぼくはアクションを起こし、おもむろにホッぺに向かって唇をブチュってした。

なんか不自然さを、違和感を感じたんやけど、その場ではそれ以上考えずに仕事に戻った。


その間ずっと考えてたんだけど、「あの手の挨拶ってほっぺとほっぺをくっつけるよな。」って。
それなのにほっぺに向かってキッスしちゃったぼくは、なんか小さな子供みたいな事をやってしまった気がしてきて恥ずかしくなっちゃったのだ。

35歳のよういちが48歳のシャロンのほっぺにチュウ

あかんな。全然可愛くないで。



そんな事があったからもう嫌だなとか思ってて、キッスの挨拶をしてきそうな人とはあまり近づかないようにしてたんだけど、またやって来てしまった。


メラニーはバリバリオージーのおばちゃんなんだけど、仲良くさせてもらっている。彼女の仕事が終わって帰る間際にキッチンまでスタスタやってきて、「メリークリスマス」と共にまたあのホッペを突き出すポーズで何かを待っていた。

自分でもなんでそんなに力んでたのか分からないけど、
今度はしっかりやるぞと、ホッペとホッペを重ね合わせ(相手はおばちゃんやで。うぃ~)なかなかスマートにスキンシップが出来た。

終わった後冷や汗かいてたけどね(笑)

こうゆうのってよく分からないから嫌だなぁとか思うこともあるんだけど、成功するとなんか嬉しいものだ。

しかしオージーは、あの挨拶の仕方をどこでどう習うんかな。

いつかはスマートにできるようになりたいものである。


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