4ftで炸裂中!Kirraのチューブに入ったので話したい事がある。
McTavishのシングルフィンでキラのチューブイン達成
ゴールドコーストで6月とゆうともうすぐ冬が始まる頃。
例年通りだと寒いはずなんだが、今年はまだ暖かさが残っていてなんかちょっと変な気がする。
まぁ朝一のサーフィンが楽になるからいいんだけどね。
今朝はThe Dayになるかと思ってキラまで行ってみたのだが、どうやら思い過ごしだった。
午前6時前。暗闇の中にうっすらと見えてたキラのブレイクは、キラにしてみればそんなに大きくなかった。ぼくみたいなのがノコノコ入っていっても、危なくないレベルに思えた。
なので迷わずMcTavishのシングルフィンを持ってパドルアウト。
かなりのロータイドで、レインボーベイは1ft。スナッパーロックスは、大雨の濁った海水をボトムから思いっきりすくい上げてほぼクローズしていた。
目標はキラのチューブ。まだ一度も乗った事のないキラの波に挑戦とゆう気持ちでパドルアウトするのは、やはり覚悟が必要だった。
ボードが折れるかもしれない、巻かれてリーシュが切れるかもしれない、海底に叩きつけられたらどうしよう。
こんな感じで、やる前からネガティブな思考に陥るのがぼくの悪い癖なのだ。
ちょっと昔のサーフィンビデオで見た、両足の無いサーファーが言っていた言葉を思い出した。
when you don't try you can not make it, when you try you can make it. That's the rules.
パドルアウトしてそこそこ強かった流れに乗ったまま、まずは グリーンマウントで2本乗った。
最初の波は小さかったので楽々チューブイン。
ボードが波に当たって転んでしまい抜けれなかったが、タイミングは合ってたと思う。
ここは時間が経つとどんどん混雑してくるので、すぐにもう一つの波に乗り、思いっきり気合を入れながら、ロングライドで移動。
そしてキラのラインアップに並んだ。
キラのピークは、外から見てる景色とは全く違う光景が目の前に迫ってくる。
大きなうねりがそのパワーを弱めることなく、容赦ないスピードで水面を持ち上げて、自分の頭の上の遥か高い所までウォールが立ち上がっていくのだ。
気持半分でパドルインなんかすると、波に吸い込まれてボトムに叩きつけられてしまう。
ぼくがキラに到着すると、ラッキーな事に強いオフショアが止まってグラッシーになった。
波待ちしてるサーファーたちは、みんなリラックスしていて穏やかな雰囲気だった。
でもちゃんと集中もしている。自分のところにピークが来たらすぐにパドルをし始める。そこで行かない奴はその日は絶対に乗れない。ピークが来れば行かなければならないのだ。
どんな波でも、誰かがチャージすればみんなしっかり見ているんだけど、チューブを奥から抜けてきた奴に向けての歓声がヤバい。思いっきり鳥肌が立つ。
本当にここでは、少しでも迷ってる奴は絶対に乗れないのだ。セットが大きければ大きいほど、絶対に誰かが乗ろうとするんだけど、周りからも声がかかる。
Go for it!!
ぼくもその声を聞いて、何度もチャージしてワイプアウトを繰り返していたが、そしたらいつの間に怖いとゆう気持ちは無くなっていた。
だからといってラインアップで波を待ってれば、いつかは乗れるだろうみたいな簡単な所じゃないんだけど、なんとかチューブインしたこの波で、生まれて初めてのキラでのチューブインとなった。
チューブの中にいる時はスピードが足りてないのを感じたのだが、このボードでアップスできる程のスキルがなくて、あっさり巻かれて終了した。
とりあえず今回分かったのは、このMcTavishのシングルフィンでキラのチューブに挑めるとゆうこと。
もう一つは、チューブインしたらグラブレールでコントロールしたほうが良さそうだとゆうこと。
今朝は残念ながらメイクすることは出来なかったが、挑戦したことによって今まで知らなかったことが分かった。
やっぱりGo for it!!だ。自分が乗りたいなら行くしかない。