【ゴールドコースト】気温28℃のクリスマスホリデー初日
ボディーサーフィン、プール、ビールにハイボール
ぼくは飲食業で働き始めてかれこれ18年ほど経つが、クリスマスに3連休を貰えたのはこれまでで初めてである。
現在働いているのは、メインビーチの向こうにあるベルサーチホテル。
ゴールドコーストに数あるホテルの中でも、1,2を争うほどの忙しいホテルだ。
それなのに、こんな繁盛期にまとまった休みを貰えたなんて、ぼくはなんて素晴らしいボスに恵まれたんだ。
ホテル内には35人程のシェフがいるのだが、小さな子供を持つファミリーマンはぼくを含めてもそれほど多くなく、他のみんなは年配か若くて独身だったり、もしくは子供はいないって人が多いのだ。
そしてぼくがいつでも家族を大切にしていることが知られているらしく(フェイスブックで見られているからね)、こんな時は是非休んで家族と楽しい時間を過ごしてあげてくれとボスから直接言われたのだった。
これに妬んで嫌なことを言ってくる奴もチラホラいたのだが、トップダウンなシステムにおいて下っ端シェフがなんて言おうが覆るはずがない。
それにぼくはそんな奴らがダラダラとさぼってる時でも、全力で最高の仕事をしているとゆう自信があるので、こんな時は遠慮なく休まさせて頂くのだ。
まぁ日頃の行いだな。
さてクリスマスホリデーの始まりである。
まずは朝早くから始めることにして、子供たちを連れて海に向かった。
午前6時、途中セブンイレブンでコーヒーとホットチョコレートを買って、バーレーヘッズへ。
朝早いなぁって思うでしょ? けどもうすでに海に入ってる人、ジョギングしてる人、コーヒー飲みながらソーシャル活動に精を出す年配のローカル達に、小さな子供たちまでたくさんいたんだから。
波があればサーフィンなんだけど、あいにくの極小コンディション。
ロングとSUPがなんとか走れる程度の波しかなかったので、ゆっくり子供たちと遊べた。
ボケーっとしながら公園で突っ立っていると、突然寄ってきたおじさん。
子供たちも一緒にいたので一瞬警戒したのだが、向こうが日本語で「コンニチハ!」って言って来たから、こりゃただの親日家なおじさんだと判断しウェルカムに挨拶を返した。
話してみると、過去にたくさんの日本人との交流があったようで、次々とその名前を出してくる。
よくよく聞いてみると、ドジ井坂や添田博道だの他にもいっぱい出てきたけど、本当なのかどうなのかなんて疑うのは野暮ってもんだよね。
年配の方の話にはちゃんと耳を傾けないとね。自分もいつかは通る道なんだから(笑)
日本と豪州のレジェンド達が、お互いをリスペクトし合って重ねてきた歴史の中に、いまのぼくたちがこのゴールドコーストでサーフィンできる土壌があるんだからね。
マークと名乗ったこのおじさんはうちの子供たちに手品を披露してくれて、娘二人とも大喜び。
しかしまぁ何でなのか、バーレーヘッズに来るとこうしたちょっと変なおじさんに話しかけられる率が高いぼく。
なんか隙でもあるのかなぁ。。。
一人でボディーサーフィン
朝食の時間になり一旦帰宅。
そしてぼくだけバーレーに戻って、ボディーサーフィンに興じてみた。
だって子供たちを遊ばせてる時に、どうしても海に入りたくなっちゃったんだもん。
波打ち際まで行った瞬間に嬉しくて、ダッシュで飛び込んじゃったよね。
水温は快適で、クリアーな水中には小魚の群れがあっちこっちに見れてなんか得した気分。
普段サーフィンしてる時はあんまり水中を観察したりしないもんね。
そして帰宅後、またすぐに今度は子供たちとプールへ。
自宅にはプールがあって、いつでも飛び込めるようになっている。プール付きだなんて言うと豪邸な響きがあるけど、ゴールドコーストにはプール付きのユニットはそこら中にあって、こんなの普通なのだ。
うちは賃貸だけど、買えば3500万円くらいかな。庶民レベルなユニットなのに、不動産価格がヤバすぎるよね。
まぁ家にプールがあると助かる。子供たちを外に連れ出す手間が省けるから(笑)
で、この日にいたのは5時間。途中のランチもプールサイドで取って、最終的に日焼けしすぎて全員ギブアップ。
ビールもハイボールも持ち込んでたので、ほろ酔いで出来上がったぼくはフワフワとお魚さんな気分だった。
こんな日は夜の終了も早く、ぼくと子供たちは8時にはベッドに入り2秒で爆睡。
奥さんにとっては一人の時間ができたんだから、助かったんじゃないかなぁ。
明日はクリスマスイブ。日本ならロマンチックな日みたいになってるけど、こちらではどうかな。
普段と変わらず、しかし食料とアルコール、最後のクリスマスプレゼントを買い求めてみんなショッピングセンターに殺到するんだろうな。
うちもクリスマスの準備で忙しくなるのかな。。。
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