【アメリカの海軍将校から学ぶ】説得力を得るためにぼくがやっていくことと、モチベーションを上げる動画の紹介

逃げない勇気と気力

苦しい状況に置かれている時、このままじっと頑張るべきなのか。

それとも諦めて脱出するのか。

ぼくはどちらかと言えば我慢強いほうなのだが、文句を言いつつも我慢をしているだけで、環境を変える勇気が無いからそこに留まっている。

といったこともよくある。

仕事環境

今現在の状況は、なかなかキツイもんがある。

仕事の話なのだが、ぼくが働いているベルサーチホテルの経営体系が大きく変わってから、少しずつ労働環境がキツくなってきているのだ。

大きなホテルで、五つ星や六つ星だとも評価されてきたラグジュアリーリゾートであるベルサーチホテルなのだが、ここ近年ではその評価がぐんと下がって来ている。

それでも我々シェフたちの働きぶりは素晴らしく、現在相当な人件費削減によってホテルの中でスタッフを見つけるのが難しい日もあるほどの状況の中で、シェフたちの労働時間も増えて、肉体的にも精神的にも悲鳴を上げる者が増えてきた。

それでもしっかりと、ベルサーチホテルのハイスタンダードは保っている。





そのプライドの高さが、ぼくのモチベーションの一つでもあるのだ。




辞めていった仲間たちからは、「もう違う所で働いたほうがいいよ」と何度も言われている。

一緒に頑張っている奴らは、歯を食いしばってなんとか乗り越えようと踏ん張っている。

いつになったら状況が明るくなるのか全く読めない中で、自分で自分をしっかりコントロールし今日も忙しく、美味しくて綺麗な料理を早く作ることに精を出している。

説得力の無い状況

こんな状況に置かれてる人間の言葉とゆうのは、とても弱いものだ。

弱いとゆうのは説得力が無いとゆう意味だ。

人に伝えることができないのだ。

それはなぜか。

この状況下で何を言っても、弱音、泣き言にしかならないからだ。

だれもそんな言葉は聞きたくないし、耳を傾けない。

これでは何も伝わらない。

アメリカの海軍将校から学ぶ

ぼくが好きな動画がこちらにある。

これはアメリカの海軍大将が、テキサス大学の卒業スピーチで話している動画で、未来へはばたく若者に向けての激励だ。

彼の言葉全てに説得力がある。



それはなぜか。

彼は過酷な訓練を受けてきて、一緒にいた仲間が何人も離脱した困難な状況の中で、最後まで残った人間なのだ。

極限の状況のなかで、教官さえも諦めることを囁いてくる状況などがありながらも、最後までやりきったのだ。

最後まで乗り切った人間だからこそ、大勢の人の前に立って話すことができ、そしてたくさんの人がその言葉に耳を傾ける。

もし彼が途中で離脱していた人ならば？

「私はアメリカ海軍で特別部隊のトレーニングをしていたのだが、苦しい状況を途中でやめてしまった。でも未来にはばたく君たちに話したいことがある。」

こういった言葉でスピーチが始まるのだろうが、だれがそんな途中で逃げた人間の話を聞くのだろうか？


ぼくはここが説得力だと思っている。

説得力のある人間になりたいと思っている。





つらい状況に置かれているならば、それはチャンスなのだ。

誰にも得ることが出来ない（すでに辞めていった仲間たちは絶対に語ることが出来ない）人生の言葉を、説得力を持って人に話すことが出来る人間になれる、大きなチャンスなのだ。

勝ち抜くための困難を乗り越える

ぼくはこの動画を観ていたら、ぼくのこの状況がそんなに辛いものには思えなくて、そしてチャンスなんだと再確認するたびに、前に進むことが出来るのだ。

逃げるのも勇気だが、強い説得力を得るにはつらい状況に耐え、勝ち抜く自分である必要がある。

「ぼくは途中で逃げ出した人間なのだが、これから未来にはばたく君たちに話したいことがある」

こんなことを言わなければならない日が来ませんように。

説得力をもった人間になる為に、ぼくはこの動画を観ている。

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