【海に入れなくて辛いサーファー】海は逃げない。10日間波乗りしなかったぼくにも、いつもと変わらない様子でパドルアウトさせてくれた、静かな朝のマイアミビーチ。




皮膚ガン予備軍が海に戻った



すっかり冬モードに入っているゴールドコーストの今朝の気温は14℃と出ているが、風が南寄りのオフショアで冷たく、体感温度はもっと低かった。

10日ぶりに海に戻った。

ぼくはこの10日間何をしていたのかとゆうと、人生について考えていたのだ。

って言っておけば、人もそれほど深く突っ込んでこないかもしれないが、本当のところを言うと、皮膚ガンに悩まされていたのだ。




皮膚ガンって響きが怖いな。。。表現がちょっと大げさ過ぎるかな。




ぼくが侵されている皮膚ガンは予備軍であって、ドクターの視点からでは、まだ皮膚ガンではないとのこと。

しかし発見された早々に左足の甲にあったほくろをえぐり取られてしまい、そして縫ったので、傷が完治するまで海には入らないでおいたのだ。



足の傷は感染しやすい。



バーレーヘッズの岩で切った傷ならば、波乗りを自粛することなんかせずに海に入って治すが、今回はドクターが切った傷である。

自然界の流れとは違う所で出来た切り傷ならば、それを海に持ち込むわけには行かないんじゃないかな、なんて難しく考えてみたりして。



まぁ要するに、海との波長が合ってないなって感じたから、入らなかっただけなのだ。

自然界の法則に、無理やり逆らう必要はない。




その時が来れば海が呼んでくれるのだから。







今朝はやっと呼ばれた。

起きるのが遅かったのだが、太陽が昇るのも遅い。

午前6時36分。

これが今のサンライズタイムだ。








2週間かけて、あと2分間だけ遅くなってくる。



ゆっくりゆっくり。



時の流れをゆっくりと感じることができる、この季節。












今朝の波は、南風が押してきた小さなうねりがあって、長いラインでブレイクしていた。

ショルダーから乗ると、上手く走ることができた。

波に乗ったのが久しぶりすぎて、たった一人だったこともあり、大黄な声で笑いあげたのは言うまでもない(笑)



腹の底から心の奥から、海に戻ってこれた喜びの声が出ちゃったのだった。










これからずっと、毎日のサーフィンライフが続いていく。

もしかしたらまた、入れない事情が出てくるかもしれないが、それも受け入れて楽しむしかない。




海は逃げない。




実は友達のお母さんが、ぼくの身体を心配してそう言ってくれたんだよね。

なんとなく聞いておきたい声だったから、素直になってみたのだった。


ほんと海は逃げなかった。


久しぶりだろうがなんだろうが、いつもと変わらない様子でぼくにパドルアウトさせてくれた。


最高な気分だ。今日も一日頑張れる。

よかったよかった。

明日も波乗りできるかな。






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