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【ワークメイトはインターナショナル】ぼくがMarcoから聞いた話。お金を持ってない人もすごくハッピーなんだってこと






職場にコロンビア出身のマーコってゆうシェフがいるんだけど。

ある時キッチンの中で、誰かが流してたラテンな音楽が聞こえてきて、それに合わせてマーコがさりげなく踊ったんだよね。

ダンスが出来る奴はワールドワイドにハッピーで遊べる!

ぼくはいつもそんな風に思ってるからさ。

仕事中なのにさり気なく踊ってるマーコを見て、カッコいいなぁって思ってさ。

ぼくが考えている将来ってのは、子供たちが成人して奥さんと二人になったら、世界中好きなところに遊びに行って、酒飲んで踊って楽しい時間を過ごしたいなぁって思ってるんだよね。

だからぼくはマーコのダンスに食いついちゃって、そこから彼に質問攻めしてどうやったら踊れるようになるのか、何年あれば人前で踊れるレベルになるのかを聞きまくったんだ。

マーコの答えはこうだった。

踊りたいと思えばいつでも踊れるさ。俺が教えてあげるよ。いつから踊れるようになったのかって?まぁ俺たちのカルチャーでは、なにかしらイベントがあれば家族みんなが集まり、食べて飲んで踊る時が多いんだよ。そうだね、どんな時でも家族みんなで踊るんだ。だからぼくは、親や親戚たちから自然な流れで教わったって感じかな。みんなハッピーだからね。いつも踊って人生を楽しく過ごしてるんだ。

ぼくはカラオケも苦手だが、ダンスはもっと苦手だ。

音楽に合わせてちょっと踊れば、人から失笑を買った経験なんて数えきれないほどある。

それでどんだけ自信を無くしたか分からない。でもなぜか、将来は踊れるようになって毎日ハッピーに過ごしたいって思ってるんだから始末ないよね。



ハッピーに過ごす毎日の事

それから話は飛んで、ぼくとマーコは人生のハッピーについて語り合ったんだ。

コロンビアではお金や仕事が無くて、毎日の食べるものにさせ困ってる人がいくらでもいるのだそうだ。

それでもみんなハッピーなんだって。

その当時、貧困層に食事を提供する仕事をしていたとゆうマーコは、お金が無くても毎日ハッピーに生きてる人たちと触れ合うのがとても楽しかったのだそうだ。

むしろ、お金が無い方が、人はハッピーなのかもしれないよと言っていた。

数年前にマーコがオーストラリアに来た時に相当ショックを受けたことがあったのだそうだ。

それはここに住む人々誰もが、全然ハッピーそうに見えなかったことなんだって。

街ゆく人たちを見渡しても貧困層は一切見当たらないし、みんな車、家、仕事を持っていてそれで十分なはずなのに、会う人はみんな経済的なプレッシャーや仕事、人間関係等に悩まされてて、すごく辛そうに見えたんだそうだ。

日本から来たぼくにとってはそんなの普通の事で、むしろ自分もその一部だと思ってるし、このまま頑張っていけばいつかはそのプレッシャーから解放されると思っている。

お金を持ってない人の方がハッピーなんだよ。

ってマーコは言っていた。

豊かでハッピーな人生を送りたいから、頑張って働いて家を買ったり出世したりしてるのに、お金が無い人の方がハッピーに過ごしてるなんて、そんなこと言われたらショックだよね。

車、家、地位よりも幸せになれるものってあるのか?



ぼくは何か間違ってる生き方をしているんじゃないかと思わされたよ。

もっと豊かでハッピーになりたいと思うから、もっともっとお金を手に入れていい車を買って、家も大きなところに住みたいって考えるのが、当たり前になっていた。

それらを手に入れても、今以上に幸せになれるなんてことは無いなんてゆう、この先進国の生き方を否定されている気もしたほどショックを受けたよ。

このまま大勢の人たちが歩んでる人生をなぞってしまったら、手に負えない経済的なプレッシャーを抱えて、ネガティブな思考になり、笑えない日が増えてしまうんじゃないか、なんてゆう不安ゆうな気持ちにもなってしまったよ。

とは言っても今の状況、考え方を今すぐに変える事なんて無理に決まってるよね。



あらら、何でも「無理だ」なんて言ってしまえば自分を変えることが出来ずに、何も達成できないのが分かってるはずなのに、ここで自分の悪い癖が出ちゃったね(笑)

よし、じゃあこう考えようかな。

今持っているもの、自分の周りにある環境はすごく恵まれてて毎日楽しく生きていけるんだから、自分の満足している心に、感謝している気持ちを思い起こすことにちゃんと気付づかなきゃならないなって思うよね。

もう自分は満たされてるんだから、だからこの環境に置かれている自分の、周りの人達にもしっかり感謝して、「ありがとう」で生きていけばいいんじゃないのかなって。

おっとー!これだったら簡単だ!ぼくでもできる。

言ってしまうのは簡単!「ぼくはもう満たされています。ありがとう」これだったらいつでも言えるね。

しかし人間ってのはそんなに単純ではないもんね。人それぞれ色んなドラマがあってどうしようもない瞬間を迎えている人もいるもんね。

だからそんな余裕のない人はそのままでいいんじゃない? 今ハッピーだって思える人がそう思ってれば。

そう言えばマーコの話だけど、お金が全くない人が感じるハッピーさってのはいったい何なんだろうな、どれほど満たされて感謝の心で溢れているのだろうか。

マーコの話を聞いて、老後に思い描いてる奥さんとのダンスの日々どころじゃなくなった今日この頃である。