【4月最後のサーフィン】大自然から与えられるリスクがあるサーフィン。バディを得ることで、少しでも心強くラインアップに並ぶことができた。







4月最後の日のサーフィンは、ホームポイントのバーレーヘッズで入った。

先日レノックスポイントに一人で行き、ちょっとハードコアな状況の中でほんの3人でダブルオーバーヘッドの波を回していたあの時、本当は不安だったんだよね。

そんな気持ちを引きずっていた今日は、偶然にも海に行く時間が重なった先輩と一緒にパドルアウトできて助かった。

ホームでムネカタのゆったりファンウェーブコンディションで、ビビる要素は何もなかったのにもかかわらず、ぼくはバディを求めていた。

あのレノックスで受けた、大自然に対する不安な気持ちを解消したかったんだと思う。

この先輩とは常に波情報を交換し合っているものの、お互い自分のライフスタイルを優先するとゆうことで、一緒に入るのは3ヵ月に一度ほど。

明日からはまた一人で大丈夫だろうけど、やはり海とゆうのはただ単にサーフィンを楽しむだけのフィールドって訳じゃなく、大自然と向き合う所なのだ。

そしてぼくはそんなに強い人間ではないので、こんな風に海に入るのが不安に思ったりすることもある。

だから今朝は、先輩が一緒に来てくれて助かった。




バーレーヘッズはやはり落ち着くところだ。

どのセクションでどんな波がブレイクするのか、言われなくても肌で分かっている。

シャーキーズのエンドから乗った波で、ボトムからトップへ上がってゆったりターンを入れて、リエントリーからのスムーズに繋げたアップスで、先まで走ってからカットバック。

フラットなセクションでは、波が動くままにボードを合わせていき、まだ少し走れるセクションで小さくポコポコと水面を持ち上がったところに入って、気が付いたらインサイドの岩がゴロゴロしてるところまで、一つの波に乗っていた。

最高のフィーリングだった。





先日レノックスヘッドで乗ったデカ波は、「BIG WEDNESDAY」みたいにパタパタパターってボードを弾かれて抑えるのに必死だったのに、今朝のバーレーポイントはゆるーいファンウェーブそのものだった。

これでやっと、ぼくの心は癒された。






また明日からまた、日常のサーフィンライフのリズムに戻っているだろう。

「何をビビってんだ」って言われるだろうが、これも海が与えてくれたフィーリングの一つなのである。

大自然の持つパワーをしっかりと受け入れて、そして一緒に入ってくれた先輩には心から感謝し、明日の波へ期待したいと思う。







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